エホバの証人2世高校生がエホバについて書いてみる。

どうも。タガネグミツルと申します。みなさんはエホバの証人とかいうキメェカルト宗教をご存知ですか?

キリスト教系の新興宗教で、信者の輸血が禁止だったり、子供への体罰が推奨されているとかで近年割とニュースで見ることが増えてきたアタオカ宗教でございます。

タイトルの通り、僕は親がそこの宗教に入っていまして、中1くらいまで一緒に宗教に入れられていたいわゆる宗教2世というやつです。

今回はそのエホバの証人について、僕の実体験をもとに書けることを書いていきますので、何かの参考にしてくだせえ。

注意なのですが、僕の親はエホバにガッツリのめり込んでいたわけではないので、本気でエホバを第一に生きる親のもとで育った2世の人と比べると全然苦じゃなかったと思います。それを前提に読んでください。

更に、僕は普通にエホバが嫌いなのでめちゃめちゃ批判的な文章を書きます。そういうのが嫌な方は読まないほうがいいです。吐いても責任取りません。吐くなら最寄りのエホバの証人王国会館にてお願いします。

プロフィール

まずは軽くプロフィールから。

僕は現高校2年生オスで、中1までエホバの証人の活動に参加させられていました。家族は父と母、姉と自分の4人家族に、父方の祖父母を合わせた計6人の2世帯家族でした。祖母がエホバと関わりがあり、その影響で父親もエホバに入り、流れで母親、姉、僕がエホバに参加する事になっていったという次第です。

エホバの証人にはバプテスマ(洗礼)という儀式があり、これを受けると、男なら兄弟、女なら姉妹と呼ばれるというヤクザの盃みたいなシステムがあります。これをすると正式信者になれ、その前までは研究生と呼ばれます。

ウチの両親は何年もエホバに通っているのに、宗教を第一として生きる覚悟が無かったようで一生バプテスマを受けずに研究生をし続けるクソモグリエホバマンをしていました。

教義

教義はだいたいキリスト教と同じです。ですが、その節々に独自解釈が含まれていて違いがあるといった感じです。というのも、エホバの証人は1870年頃に、アメリカ人の聖書厄介オタクのおっさんが、聖書の解釈違いにブチギレて、聖書研究会という名の同人サークルを作ったのが始まりで、そこで同人誌を作っていたらそれがデカくなり、その成れの果てがエホバの証人だからです。つまりエホバの証人は厄介オタクの集団なのです。

有名な輸血拒否は、聖書の「血を摂取すべきではない」という部分を根拠にしています。聖書が書かれた時代には当然輸血なんてありませんから、これは血液を食べたり飲んだりしてはいけないという事です。多くのキリスト教系宗教は、血を食べたり飲んだりすれば消化器官に入るが、輸血は循環器官に入るため、別物と捉えています。
しかし、厄介オタク同人サークルのエホバの証人は、これを曲解して同じものだと捉えて輸血を拒否します。

他にも、クリスマスはキリストの誕生日という根拠がない、そもそもキリストは死に意味があって誕生を祝う必要はないとかで祝うことが禁じられてます。進撃とかエヴァとかでやたら前提を覆した考察をしたがる厄介オタクいると思うんですけど、だいたいあんな感じです。

虐待を許可してるなんて話がありますが、まぁ概ね事実です。

そもそも、エホバでは家庭内の序列がはっきりしていて、一家の大黒柱たる父親が一番偉いと教えられます。そして、子供は親に逆らうべきではないと強く教えられます。親には子供を教育するためなら痛みを伴う体罰を行うことが認められているとされています。

まぁ崇めてる神様が、自分が作った人間が自分の言うこと聞いてくれなくて癇癪起こして洪水起こして大量虐殺しちゃったけどまぁ正しいよねとかいうのを本気で信じてる連中なんでまぁ当然といえば当然です。

よく、ベルトでムチを打つのがいいと言われているという話がありますが、僕は直接身の回りのエホバの連中がそういったことを話しているのを聞いた記憶はありません。「おしりはダメージ入りにくいけど痛いから叩いてもオッケ」みたいなことを言っていたのは覚えています。

あ、でも、小さい頃父や祖母からベルトでぶっ叩かれたことは普通にあります。エホバでそんな教えを聞いた記憶がないので単純に父や祖母の頭がイかれてるからだとおもってましたが、今思えばエホバで教えられてたからかもしれませんね。

活動内容

活動内容は、毎週日曜日に王国会館とかいう教会に集まって、学校の授業のような形式で聖書に関する講義を2時間くらい聞く。あとは家々を回る布教活動を「伝道奉仕活動」と称してインターホンを鳴らしてまわります。非常にキモいです。

ちなみに僕の両親は研究生だったので布教活動はしませんでした。代わりに、聖書研究レッスンとか言って、日曜の講義が終わったあと、家にエホバの証人が2人来て聖書の勉強会をやらされてまし
た。

こんな感じで日曜はひたすらエホバに拘束されて時間を取られるので、小学生の時は日曜に遊んだ記憶はほぼなく、とにかくめっちゃそれが嫌でした。

布教活動は平日も行ってる人もいるみたいですが、そのへんは仕事の都合に合わせられるので、めっちゃ時間取られるのは基本日曜のみで、修行とかがあったりするわけではないです。

活動資金は全て自発的な信者の募金で賄われていて、強制的に会費を取られたり、何か買わされたり、募金しろと圧をかけられたりはしませんでした。家の親はくそケチなので1円も払ってなかったと思います。

全体的に、他の新興宗教と違って、教祖とか偉い人がいたり、ビジネスの匂いがしたりはせず、本気で教義を信じてる人達が集まって運営してるって感じです。

入っていたときの印象

幼稚園から小学校中学年くらいまでは、学校の授業みたいな感じで、「聞くのはだるいけどまあ多分正しいんだろうな」と思っていました。

例えば、数学嫌いな人が数学の授業を受けて、「だりー」とかは思うとおもいますが、教えられたことを疑って「は?三平方の定理とか嘘だろ。こんなの間違っている!」とか言い出す人はいないと思います。自分はこんな感じでした。

特に厄介だったのが、周囲の信じていることと違う事を教えられている点です。クリスマスを祝わないしサンタもいないと教えられていたので、一人だけ目覚めた気になって、身の回りのサンタを信じてる子供が愚民にしか見えませんでした。必死にサンタはいないと主張し続けて嫌われたのはいい思い出です。まあ多分これはエホバのせいというより僕の性格のせいです。

小学校高学年くらいからは、エホバの教えに疑問を持つようになりました。

聖書の話を少しでも知ってる方ならわかると思うんですけど、あれってそもそも古すぎて現代の、しかも先進国の日本に当てはめるのめちゃくちゃ無理があるんですよね。

大昔の、日々の食事もままならないような人々が、その境遇を神という上位存在からの試練だと捉えて乗り越えてきたっていうようにしか見えません。

なので、まず、「神がアダムとイブという人間を作った。でも言うこと聞かなかったので楽園から追い出してその子孫に至るまでいつか死ぬという呪いをかけて贖罪させつづけている。更には度々人間界に干渉してきて洪水起こしたりするよ。」

とかいう教えを読んだら「いや神様クソ毒親のカスやんけ。」ってなるんですよね。実際僕がなりました。

神様は承認欲求が爆発して人間作って自分を崇めさせようとしたけど言うこと聞かなかったからブチ切れたクソオナニー野郎ですって言ってるような物です。

でも、エホバの証人はこれを無理やり飲み込もうとします。例えば、僕は直接エホバの証人からこんな事を言われました。「イブが禁断の果実を食べ、アダムもイブと離れたくなくてイブの食べた禁断の果実を口にしてしまったが、アダムはこうすべきで無かった。なぜならイブが神に殺されたとしても新しい女をどうせまた作ってもらえるから。」

これ聞いた時まじで頭おかしいと思いまし
た。無理あるだろと。じゃあすぐ再婚できることが確定してたらお前自分の嫁死んでもいいのかよっていう。

まあこんな感じで教義に疑問を感じ始め、エホバに行くのバカらしくなりすぎたので、親に反抗して、「行きたきゃ勝手に行ってろ」と言い放ちモメた結果、冒頭の通り親もそこまでエホバ第一ではなかったので、中1ごろから自分だけ関わりを断つことができました。

まとめ

長々と僕の駄文を読んでくださりありがとうございました。未だに度々戻ってこいとエホバのやつから手紙来たりします。そのたびに唾を吐きかけてからシュレッダーにかけています。

エホバの証人は教義による生活の縛りが多くて、それを完璧に守ると社会不適合者になります。好きでやってる方はやってればいいと思いますが、子供に強要するのは論外ですし、新しく入るのもおすすめしません。知人で入ろうとしてる人がいたら止めるのが懸命だと思います。






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