それでいい
チェンバロも、バロック音楽も、すごくマイナーだと思います。
今、ショパン国際ピリオド楽器コンクールが注目を集めていますが、じゃあだからって古楽や古楽器に興味を持つ人が増えるとは思えません。あれは、あくまでショパンコンクールの一環として注目されているだけ。そんな気がします。
もっと古楽や古楽器に興味を持つ人が増えたら嬉しいけど、別にそうならなくてもいいんじゃない、とも思う。だって、ピアノみたいにやる人が増えたら、どうせコンクールとかになるでしょ?今はチェンバロのコンクールなんてあまりないけど、チェンバロ人口が仮に増えたら、日本人の心性として絶対「コンクール作ろう!」となりますって。
他人と競ったりしないのがこの世界の居心地のよさだと勝手に思っています。
楽器人口が少ないことから来る不便さはあるにはありますが、人が知らないような場所でひっそりやるのもいいんじゃない、と思っています。
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