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風船が飛ぶなか ふわふわと気持ちが飛んでった さっきまで弾んでいたハズ ぽよよよん 先…
「憧れの人」 人は生まれ変わるんだ 汚染された皮を浴びて 滴った革から ツラさを何度も拭っ…
ぱらぱらと降りしきる雨は どれも少し錆びた匂いがして ひたひたと何かを掻き分ける音がした …
風に煽られ 途切れ途切れ ふわっと君に煽られて 弾むリズミカルな魂と空気中で衝突して ぱ…
静かに息を停めて 地中で微動だにもしないで あたしまるで人間じゃないみたい 白紙の触り心…
何かが侵食する音を聴いた 案外、勘違いだったかもしれないと思った 鈍痛は道路を蹴破っていた…
蒼のカラーレンズ越し チラリと映る 誰かの横顔に 私は浮気して 喫茶店の傷だらけのガラスに Kissして 過ごした日々を思い出す いつからだっけ?破れたのは…… 紙吹雪が ハラハラと乱れ散る 君の目線で吹き飛ばした 地平線は 薄く埃をかぶって 微かに朝日が灯る 粉砂糖の降る平原 キミが見た夢の続きがみたかった ホワイトチョコで記憶を誤魔化す 甘い記憶は脳みそを溶かす 果てたら 2人でどこかへいこう 窓に張り付いた 布切れにくるまった だらしなく 笑いながら 遠い
密かに 縫い付けられた 微睡みが混ざった月灯りの下 誰もいない 駅のホームで 爽やかな 花の雨…
水風船が水膨れを起こして 艶やかな衣が紅の世に舞い落ちる ひたひた、とインクの裾が広がる…