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風船が飛ぶなか ふわふわと気持ちが飛んでった さっきまで弾んでいたハズ ぽよよよん 先…
ぱらぱらと降りしきる雨は どれも少し錆びた匂いがして ひたひたと何かを掻き分ける音がした …
風に煽られ 途切れ途切れ ふわっと君に煽られて 弾むリズミカルな魂と空気中で衝突して ぱ…
静かに息を停めて 地中で微動だにもしないで あたしまるで人間じゃないみたい 白紙の触り心…
アイにぶつかるのがこわくて 私が坂道になってみた アイに踏み潰されるのがこわくて 私はうつ…
蒼のカラーレンズ越し チラリと映る 誰かの横顔に 私は浮気して 喫茶店の傷だらけのガラス…
密かに 縫い付けられた 微睡みが混ざった月灯りの下 誰もいない 駅のホームで 爽やかな 花の雨に濡れる 星が散らばった 異空間 少し時間の進みが遅いみたい チリチリと唇にあたる炭酸を ひとつひとつ噛み潰しては 緩やかなトキの流れに身を委ねて いい匂いだなぁとウットリする あの日は、皆がいたね 緩やかに解ける記憶は 鮮やかに放物線を描いて そこらじゅうに充満してく 今はカラッポな僕らの遊び場(イバショ)は 何時までも消えない 魔法みたいだ 濃い群青の絵の具を 何度も
水風船が水膨れを起こして 艶やかな衣が紅の世に舞い落ちる ひたひた、とインクの裾が広がる…