虐待問題に直面した介護士が内部告発した結果とは?
内部告発の経験者17%が「後悔」しているというネットニュースが流れました。
実は、数年前、私の所属している事業所でも、内部告発が行われました。
といっても、内部告発だと知っているスタッフは、私を含めてほんのわずかです。
利用者か、利用者の家族、あるいはケアマネの誰かが通報したのではないかと推測されています。
何が起きたのか、そしてどうなったのか?
何が起きていたのか、そしてどうなったのかを完結にまとめると
✅お局さまの介護士数名が利用者に暴言を繰り返していた
✅見るに見かねた若手介護士が内部告発をすることに決めた
✅市が聞き取り調査に入った
✅責任者が交代となった
✅暴言を繰り返していた介護士は、処分なし
✅市の調査の後も、利用者への暴言が続いた
✅表向きは、解決した、ということになり、市の介入が終了した
✅利用者への不適切な対応は続いている
✅その後、若手職員へのパワハラまがいのことが横行し始めた
ということです。
市に内部告発したところで、こんなものなのか、とスタッフ一同、がっかりさせられる状態でした。
では、具体的に、どのようなことが起きたのかを、書ける範囲で書いて行きたいと思います。
利用者や若手介護士たちから聞いた話と、私が実際に見聞きした話を混ぜて書いていくことになります。
利用者への暴言が発覚
お局さまの介護士A、Bは、とても仲が良く、仕事はテキパキさばける方でした。
この2人がいると、安定して仕事がさばけます。
✅入浴介助
✅トイレ介助
✅送迎
✅掃除
✅食事などの準備
などなど、滞りなく業務が進みます。
利用者への対応も良く、朝から、利用者へにっこり笑顔で元気な挨拶。
「おはようございま~す」
どこにでもある、デイサービスの光景です。
まさかこの3人が、裏で利用者に対し、声を荒げて叱り飛ばしたり、暴言を繰り返していたとは、最初、私は知りませんでした。
あるとき、利用者Xさんから、
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