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43歳 2022年春、大学院生になりました。

みなさん、こんにちは。

2022年4月、43歳にて大学院生になりました。これから2年間、ビジネススクールで経営の原理原則を学んできます。

社会人になって20年、仕事の面でここ数年はなんとなく踊り場にいるような気分でした。知識の成長スピードは落ち、考え方も過去事例に基づいたものばかりになってしまい、新しいことにチャレンジするメンタリティも薄れてきていました。

60歳定年であれば、あと20年、このままなんとなく安泰に過ごせていければいいか、なんて思うこともできたと思う。けれど、人生100年時代。間違いなく80歳まで働く時代がくるでしょう。いや、90歳かもしれない。

働くことは嫌いではないけれど、今の仕事を、今の環境で、あと20年、いやあと5年続けたくはない。5年後も踊り場に居続けたくない。でも何かやりたいことがあるわけでもない。

一方で、今までとても恵まれた環境で仕事をさせてもらい、昇進の機会もいただいた。上司や会社は私のことを認めてくれるけれど、私自身の自己評価はイマイチ。どうしても自分が、今の役職を全うできるだけの実力がある、と思えない。今まで仕事には真面目に向き合い、真剣に一つ一つに取り組んできて、その時にベストと思えるものを決断してきたけれど、本当にそれでよかったのだろうか?それしか方法がなかったのだろうか?

そんな風に考えてしまうのは、自分の学術的ボーンがしっかりしていないからだなと思うようになりました。これは何年も前から勘づいていたけれど、ここ数年でやっぱりそれが理由だ、と思うようになったのです。

そこからビジネスを体系的に学ぶこと、学術的に考え、理論的にとらえるようになりたいと思いました。

通うのはビジネススクールです。MBAになります。正直、この年齢で「MBAをとりたい!」という意識はありません。MBAホルダーであることが、就職に有利に働くような年齢(経験年齢)でもないですし。だから、ピュアに「学びたい!」と思ったのです。


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学びたいと思ったときに学べることって、とても幸せなことです。こういう世界情勢の中で、学びをストップせざるを得ない人もたくさんいます。だからとても贅沢なことだと思います。

だから、この学びが、自分自身の自己満足だけのためじゃなく、将来社会に何かの形で活かせるようにしたいなと思います。

入学式に行ってきました。桜が少し残っていて、同日に行われた学部の入学式もあり、キャンパスには若い学生(ともすれば私の子どもであってもおかしくない年齢・・)のキラキラがあふれていて、とても楽しかった!初めて、入学式での校長先生の話を有難く拝聴しました。笑

『たくましい知性』『しなやかな感性』『ひびきあう理性』 

頑張って学んでいきます。みたいと思います。

最後に:Words for Today

感慨に浸っている時間はありません。講義は早速今週から始まります。おそらくすでにヒーヒー言っていると思います。そう遠くない未来に、「なんでこんなこと始めちゃったのか・・・」と思う日も来るでしょう(笑)。でも、今日感じたこの感覚は忘れたくないなと思いました。

先人の言葉は、「今回受験をし大学院生になるという一歩を踏み出した自分の決断は、この先すべての道を大きく開いてくれる行動である」と後押ししてくれるような言葉で気に入っています。

"行動がすべての成功への鍵である" (パブロ・ピカソ)


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