特異な選択!マイベストのファンから社員になった話。
はじめまして!
株式会社マイベストのクオリティコントロール部の西館智尋です。
今日はクリスマスイブ!ということで、それにちなんだ上手い書き出しができないかとChatGPT4を頼ってみたのですが、、、
ちょっと修正したら使えるかもと思ったけど無理でした。
ということで、今年のテーマは「マイベスト社員が選んだ、会社のおもしろいところ」。
マイベストの徹底比較コンテンツ*の企画からコンテンツ構成に至るまで、すべてのフェーズで関わっているクオリティコントロール部(以下QC部)にいるからこそ感じる「会社のおもしろいところ」をお話しできればと思います!
*徹底比較コンテンツとは、マイベストが実際にすべての商品を購入して徹底的に検証・比較を行うことで作成されたコンテンツです。
まずは簡単に自己紹介させてください!
23卒入社1年目。同期の中では圧倒的最年長です。
大学では医学部に入学し、放射線技師免許を取得。ほとんどが病院や医療機器メーカー等に就職するなか、研究がやりたいという一心で大学院に進学し、そのまま博士号を取得しました。
えっ、なんでマイベスト?と思われることが多いですが、「(mybestが)好き」以外に理由はございません!
実は私、学生時代からmybestを愛用していました。個人の主観でつけられたランキングや、誤った情報が錯綜する世の中で、mybestはフェアな立ち位置で徹底的に検証し、比較していたからです。CEO吉川さんとの最終面接では内定をもらいに行くというよりは、このサービスを作ってくれたことに対するお礼を言いに行く意気込みでした(笑)
クオリティコントロール部って??
今でこそ私はクオリティコントロール部の一員ですが、配属される前は堅苦しい部署なのかなって思っていました。
新卒研修中のQC部のイメージ
マイベストの新卒研修ではコンテンツを実際に制作する研修があるのですが、そこでがっつりQC部と関わります。メインターゲットや検証方法、商品選定はこれで良さそうか、ランキングは妥当か、コンテンツ構成はわかりやすいか、誤字脱字がないか。全てQC部のチェックを受け、フィードバックをしてもらいます。
会議のたびに鋭い指摘を受けて詰めの甘さに落ち込み、コンテンツの初稿を提出して返ってきたものに付けられた赤の数はなんと約300か所。多すぎて目を疑いました、、、。
そして迎えた5月の配属発表はQC部でした。
正直やっていけるか不安な気持ちでいっぱいでした。27人いる新卒の中でもQC部配属は私ひとりで、周りもざわついてた気がします(笑)
QC部に配属されて、感じたこと
基本的にコンテンツ制作は商材に詳しい担当者主導で進められます。
QC部はユーザー目線で見落としや誤りがないかを要所要所で入って慎重に確認し、フィードバックを行います。
マイベストのミッションは「インターネットを使った最高の選択体験を実現する」です。そのために必要なユーザーファーストの考え方。常にここに軸足を置き、コンテンツを支えています。
誤った情報が書かれていないのか?正しく検証が行われているのか?読んでわかりやすいか?いろんなこと考えながら全てのコンテンツにクオリティの観点で関わっています。
マイベストは、ユーザーファーストに対してめちゃくちゃ本気です。1日の9割以上は頭抱えてます。
「クオリティコントロール」って放射線技師の私からしたら馴染みのある言葉なのですが、サービス系の品質管理って想像しづらい方もいると思います。でも主にやっていることは書いた通りで、常にユーザーに不利益を与えないように厳しい観点でコンテンツをチェックしています。
他にもやってることはたくさんあるのですが、長くなるのでここでは書きません。
そういえば我らがQC部長の浅沼さん、たしかQC部としての役割を発信するためのnote書くって言ってましたよね?(圧)
多種多様な企画会議
検証にフォーカスした話はよく語られていると思うのですが、企画会議の裏側ってあまり他の会社では公になっていないのではないかなと思います。
コンテンツ制作者が監修者への取材や調査を何時間もかけて行ったり、実際に商品を使って検証のための検証(プレ検証)をしてみたり、ここに莫大な時間がかかっています。
そうやって考え抜いて作り上げた企画書をもとにコンテンツの制作担当者がプレゼンし、QC部を含めた参加者でこの企画のまま進めていいかどうかを議論する場が企画会議です。(図の中の企画-④)
コンテンツ制作の要である企画書
まずは企画会議に必須な企画書について。
以下の画像は企画書のほんの一部を切り抜いたものです。
企画書はどんな検証をするかだけではなく、ユーザーの特徴やニーズ、気になっていることは何かなどを調べつくして作成されます。
8日担当の内山さんのnoteの中にもありましたが、マイベストの会議は基本30分です。企画会議ももちろん30分です。この30分しかない企画会議の時間を無駄にしないように、事前に企画書を読み込みます。
そして何より、担当者が途中で行き詰まったときに戻ってくるのはこの企画書だと思うんです。
そのため、企画書は非常に重要です。
重要だからこそ、私は企画会議の時間の中で自分が持ってる知識や疑問はすべて出し切るように努めています。
マイベストには商材に対して熱い思いをもった社員がたくさんいて、商材知識に長けた社員が作る企画書は本当に素晴らしく、むしろ勉強になります。企画を進めている過程ですでに、早く完成したコンテンツが読みたいとすら思っています。そんなコンテンツ部の皆さんと、一丸となってコンテンツをつくっています。
今できる最良の状態の企画書にすることを、共に目標としています。
実際に企画会議で話されていること
私は企画書のなかでも主に検証方法のチェックを任されています。
実際の企画会議には岡村さん(QC部の企画会議担当で、社内でも年長者&出版社出身)が参加して、コンテンツ制作の担当者とのディスカッションを行っています。
そして、会議から戻ってくるとよく検証方法について相談という名の、思いつきのパスが飛んできます。
先日あった件ですが、犬用バリカンの企画会議の後です。
岡村さん「犬の毛が再現されたぬいぐるみってないのかな?」
企画会議で話したことを確認してみると、犬用バリカンの切れ味のよさを検証したいけど、実際のワンちゃんを何匹も用意して切ることはさすがにできないし、なかなか再現できるものがないということになったとのことです。
結局犬の毛を再現したものは見つけられず、専門学校で使われているのであればそれでいきましょうということになり、グルーミングレッスンドッグを購入して、かつ専門家の監修のもと担当者が一体一体のぬいぐるみにくしをかけて、実際の犬の毛に近づけたうえで12商品すべてを実際に使って切れ味を検証しました。
すごくないですか?
毛を剃られちゃったかわいそうなワンちゃんたち(ぬいぐるみ)がマイベストの倉庫に今も眠っています。
やっぱりマイベストの検証っておもしろい
研究だとだいたい王道のマテメソがあるんですが、マイベストは幅広く商材を扱っているので王道がないし、それ専用の機器もないことがほとんどです。
そしてこれはよくあるケースなのですが、必ずしも機器での計測結果が体感と一致しているとは限りません。
ユーザーが知りたいのは機器の値なのか、それとも実際に使用したときの感覚なのか。答えは圧倒的に後者です。
もちろんフェアな検証は大前提です。
このジレンマに苦しみながらも、ユーザーが後悔しないための検証方法を模索してヒリヒリするのが最高に面白いし、楽しいです。前人未到の地を開拓していく感じ。うん、まさに天職!
ありがとうございます!
おわりに
タイトルに書いたようにマイベストが好きすぎるあまりに長々と書いてしまいましたが、QC部ってクオリティに関わることは何でもやっているため、カバー範囲がとても広いのですが、大変なときは声をかけてくれる優しいメンバーがたくさんいて、お互い支え合って仕事ができています。もともと抱いていた堅苦しいイメージは全くなく、今ではここが安心できる自分の居場所です!
ちなみに最初のチャットGPTにもフィードバックをすると、私たちはエルフのように、ではなく、こんな感じで働いてます(いい写真がない、、、)
最後までお読みいただきありがとうございました!
マイベストのことが少しでも気になったら、ぜひぜひご応募ください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?