休職新聞 健康面 更年期
一年と2ヶ月休んでいる。
そして、月初めに主治医から「この状態なら5月から働けるね」と言われた。
その翌日、夜中に腹痛と脂汗が止まらず救急搬送されて、子宮筋腫と卵巣嚢腫が見つかった。
復職に前向きになってるこの時になぜ??と悔しく思いながらもなってしまったものは仕方ない。
子宮筋腫と卵巣嚢腫が見つかるまで結構な回り道をした。まずは、レントゲンを撮られる。
「卵巣が捻れてる??」みたいな感じで当直の先生と看護師さんが話してる。
「でもうち、婦人科ないからなぁ。」
(え、そうなの?ここ、結構な総合病院だよね?)と朦朧としながら、寒気と闘いながら思う。
ここから先生たちが一生懸命、(私の自宅から通いやすそうな)近隣の婦人科対応の病院を探してくれる。
救命士さんがちょこちょこ、フォローしてくれる。
「いま探してるから痛くなったら遠慮なく言ってくださいね。」
「毛布追加しましょうか?」などなど。
ほんとにこれはありがたかった。
2時間くらいしてようやく、婦人科対応の病院が見つかる。次の病院の先生、看護師さんたちも優しかった。検査に次ぐ検査。ぐったりしている中年を車椅子で運ぶなんて重労働をこんな夜中にしてくれるなんて。
ここで触診と前の病院から送られたレントゲンで卵巣嚢腫とその捻れ、子宮筋腫が判明。
触診、あののけぞる椅子の、まさにのけぞり角度に吐き気がしてきた。
(そういえば、昔、通っていたジムのバランスボールでのけぞった時に吐きそうになって止められたことが)
「筋腫が多い上に、相当大きいですね。」と見せられたレントゲン。なんかほぼ真っ黒で「?」となる。
筋腫のせいで臍下まで肥大した子宮とのことでびっくりする。
(いや、これ、健康診断前に取ればむしろダイエット?)と期待して
先生に聞くと「残念だけど1キロもないかな」とのこと。大きいけど重さがないとは、麩菓子みたいなもんなのか?
「筋腫は生理の都度、大きくなるから子宮と捻れてる卵巣は摘出しましょう」
卵巣嚢腫は分かる。でもなんか子宮全摘出はちょっと戸惑う。
私:: 「子宮、取らないと駄目ですか?」
先生: 「ここまで大きいと貧血もひどいでしょ?」
確かに、ふらっとなることはちょこちょこあった。
でも、全摘したら更年期加速しそうだよなぁ。
検査検査で頭はますます朦朧としてくる。
先生: 「明日の朝、捻じれが戻ってなかったらとりあえず卵巣は手術ですね」
40代以降の女性の卵巣嚢腫が5センチ以上あると、がんになることも多いらしい。そして、今回、6センチあることが判明。これは取ってもらったほうがいいと思う。
でも、なんか子宮はモヤモヤする。けど、もう痛さと眠さとモヤモヤがごちゃまぜで横になりたい。
で、ようやく諸手続きをして5時頃眠った。
同じ部屋の人たちはパタパタ起き出していたけど限界だった。
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