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新社会人にオススメ!検索に強い生成AI【perplexity AI】

※2025年5月17日:GPT-4oが使える旨を追記しました

こんにちは!AIオッサンです。

もうすぐ4月ですね。
新社会人の方々が働き始める季節です。
今回はそんな新社会人の方に特にオススメしたい生成AIをご紹介したいと思います。

その名もperplexity AI(パープレキシティー)

社会に出た後に求められるスキルは何か?
と問われると、、、まあ、色々なスキルが挙がるかと思いますが、その中でも取り分け昨今では重要だと思うのが検索スキルです。

調べれば大半の情報がWEB上に転がっているわけで、その情報を素早く、そして現場で必要なレベルまで調べ上げる能力は、必ずあなたの助けとなるはずです。

今回ご紹介するperplexity AIは、そんな検索に特に強い生成AIです。
生成AIといえばChatGPTやClaude3が有名ですが、こと検索性においてはperplexity AIの方が使い易いです。

perplexity AIを使えるか使えないかで、社会人生活のスタートダッシュが変わると言っても過言ではないかもしれません。
(もちろん、ベテランのビジネスパーソンに役立つツールだと思いますのでご安心ください。)

今回も生成AI初心者さんに向けて、なるべく専門用語や専門知識を使わずに解説していきます。また、新社会人の皆さんに役立つよう検索機能に特化してご紹介していきますね!

オススメのポイント


検索調査に役立つ機能が盛りだくさん
最新情報をもとに回答してくれる。時事ネタが扱える
ソースが明快でエビデンス確認や深堀り調査がしやすい
・英語のサイトの調査結果を日本語で回答してくれる
GPT-4(GPT-4o)の利用制限から開放される
・検索時にアフェリエイト広告が表示されない



1:perplexity AI(パープレキシティー)とは?

最新情報を調べたうえで回答してくれる生成AI

現在の主要な生成AIといえば、ChatGPTやClaude3などの名前が挙がるかと思いますが、perplexity AIは少し毛色の違う生成AIです。

何が違うかというと回答を生成する際のアプローチが違います。

ChatGPTやClaude3は既に自分の中に多くの知識を持っていて、その膨大な知識の中から適切な回答をします。
ただし、知識は一定期間ごとに更新をされているので少し古い情報が回答されたりします。

一方でperplexity AIは、回答を生成する前に検索を行い、ヒットした記事を参考に回答をしてくれます。
最初に検索が入るので、最新の情報をもとに回答してくれる可能性が高くなり、時事ネタなども取り扱えます。

perplexityAI 検索の際に参考にしたソースが表示される

ChatGPTでもBrowsingを使って検索をしてから回答させることはできますが、検索がデフォルトで備わっていて、更に検索時に役立つ機能が充実しているのがperplexity AIの特徴です。

無料でも使えるのか?

さて、気になるお値段ですが、利用するだけなのであれば無料で使えます。
多くのサービスで見られる無料でも使えるが、有料だと更に多くの機能・サービスを使えるというパターンです。

有料版のお値段は月額$20
年額だと$200。つまり$40(2ヶ月分)お得になります。

では、無料版でも十分かと聞かれると、やはり有料版のが断然使い易いです。

有料版の主なメリット


  • Pro Searchをほぼ無制限で使える

  • GPT-4やClaude3のモデルが使えるようになる
    ※2024年5月:GPT-4oも使えるようになりました!


これ、何が凄いかというとGPT-4がほぼ無制限で使えるということです。(一応、回数制限はありますが気にしなくて良いレベルです)
perplexity AIは文章や画像を生成する際のモデルを選ぶことができます。ここでGPT-4やClaude3などを選んでおけば、各社の人気モデルを使うことができるんです。

perplexity AI モデル選択画面

ChatGPTは有料プランで契約しても使いすぎるとすぐに回数制限に引っかかってしまいますよね?その点が解消できるのが超お得な部分です。
Pro Searchについては次の記事でご紹介します。

perplexityAIへのリンクはこちら → 【こちら

更に普段は招待コードなどは紹介していないのですが、今回は利用者さんにもメリットがあるのでご紹介しておきます。
こちら】から登録いただければ初月の利用料金が半額の$10になります。

2:検索機能のご紹介

perplexity AIには様々な検索や調査をする際に役立つ機能が搭載されています。その中でも特にオススメの検索機能を厳選してご紹介します。

Pro Search

これは検索を行う際に必要な情報を予測し、事前に聞いてくれる機能です。

perplexityAI Pro Searchの利用

例えば上記の画像のようにマイクを探すとします。
・マイクといっても有線かワイヤレスか?
・どのような目的で探しているのか?
・どれくらいの予算感なのか?

本来であればここまで考えて探さなければ目的のマイクには辿り着けないですよね?
これを事前に予測し、私たちの検索を助けてくれるのがPro Searchです。

これが使ってみると非常に便利でして、普段の私たちがどれくらい適当に検索をかけていたかが痛感できます。笑

Pro Searchは有料版の機能ですが、無料でも1日5回まで使うことができますのでまずはお試しください。

情報のソースが明快

これも大事なことですが、どの情報を元に回答を生成したのかのソースを明確に表示してくれます。

ChatGPTが回答してくれた内容のエビデンスを調べるのに結局Google検索をかけている

こんな二度手間をしちゃうことって珠にありませんか?
オッサンはよくやります。笑

perplexity AIは回答の参考にしたソースを明快にしてくれるので、エビデンスの確認や深堀りなどもしやすくなっています。

perplexity ソースについて

深堀り質問の予測

更に検索や調査を進めていくと「もっとこうゆうことも知りたい」という深堀りが出てくると思うんですが、そのサポートもしてくれます。

perplexity 深堀り質問

このように関連した質問も出してくれるので、より深く調査を進めやすくなります。

外国語のソースを調べさせて、日本語で回答させる

perplexity AIでは、ソースを絞って検索をかけることができます。

perplexity AI 英語ソースに絞る

英語を選択すると英語の記事のみを参照し、回答をしてくれます。
設定でデフォルトの言語を日本語に設定してあれば日本語で回答してくれるので、これも非常に便利な機能です。

perplexity AI 英語ソースの検索

その他、論文やYouTubeに絞って検索させる。生成AIとしての機能のみを利用する。など用途に応じて使い分けられるので非常に便利ですよ。

perplexity AI フォーカス機能

まとめ

普段は本来であれば弱い部分などもご紹介しているのですが、今回はあまり見当たらなくて困っています。笑
少なくともビジネスシーンで使う分には不足はほぼ無いと思います。

無料プランの場合は、日本語の回答精度が若干低い点や急に英語で回答してくる点などがあるんですが、有料プランに切り替えると殆ど問題なくなるんですよね、、、

Writingモードにすれば生成系の機能に絞って使えますし、普段の業務が調査や情報収集メインの方はperplexity AI一本に絞っても良いくらいには使いやすかったです。

新社会人の方に向けて

これはあくまでビジネスシーンでの話ですが、調査や調べ物というのは深く調べていればいるほど周りに評価してもらえます。
「こいつよく調べてるな」「先回りして調べてるな」こう思われれば思われるほど優秀な人材だと思ってもらえます。

この検索や調査のための思考ロジックを学べる教材であり、思考のサポートツールになるのがperplexity AIという生成AIです。
最初は無料版でも構いませんので、ぜひ使ってみてください。

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