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レッドデーモン徹底解説

キングは一人、このオレだ!

と、いうことで最近よく使ってるレッドデーモンの徹底解説をやろうかなと思います。

まぁ、正直YouTubeに有識者いるんでそっち見た方が早いんですけど書きたくなっちゃったんで書きます。


1.構築


現在使用している構築はこんな感じです。

今回はサイド込みで解説していこうと思います!

2.採用カードと採用理由

まずはメインデッキから。

・〈ソウル・リゾネーター〉

このデッキの1枚初動になるカードです。
①はレベル4以下の悪魔族なら何でもサーチできる効果。
〈ボーン・デーモン〉や〈紅蓮王 フレイ・ムクライム〉といった非チューナーをサーチしシンクロ召喚に繋げたり〈シンクローン・リゾネーター〉や〈ヴィジョン・リゾネーター〉をサーチし連続シンクロを狙いにいくこともできます。
この効果の発動後は闇属性SモンスターしかEXから出せなくなる縛りがつくため、〈フルール・ド・バロネス〉などが出せなくなります。ご注意ください。
②は〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉、またはそのカード名が記されたモンスターが存在する場合、場のカードが破壊される代わりにこのカードを墓地から除外することで肩代わり出来る効果。
〈クリムゾン・ヘルガイア〉や〈スカーレッド・ゾーン〉などの永続魔法罠を破壊から守ることが出来ます。
この効果、ものすごく大事なので忘れないようにしましょう。
3枚以外選択肢はないので3枚採用。

・〈地縛囚人ストーン・スィーパー〉

ここから構築通りではなく、順番バラバラになります。
①はフィールド魔法が場にある時に手札から特殊召喚できる効果。相手がフィールド魔法を使うデッキだった場合、特殊召喚できるレベル5の非チューナーになります。
これはおまけ程度なので頭の片隅にでも記憶しておいてください。
このカードは②が本命。
手札からこのカードを捨てることでデッキからレベル3以下の悪魔族チューナーをサーチできます。
つまり、1枚初動の〈ソウル・リゾネーター〉をサーチできるためこのカードも実質1枚初動になります。

ターン1がついており、手札で被ったら弱い点と枠の都合で2枚採用。

・〈コール・リゾネーター〉

超シンプルな効果。
このカードも1枚初動の〈ソウル・リゾネーター〉をサーチできるため実質1枚初動になります。
ターン1がなく手札で被っても種類の違う「リゾネーター」モンスターをサーチすることで手数を増やせるため最大枚数3枚採用です。

・〈クリムゾン・ヘルガイア〉

①はテキストに「レッド・デーモンズ・ドラゴン」が書かれているカードをデッキ・墓地から手札に加える効果。
1枚初動の〈ソウル・リゾネーター〉をサーチできるのはもちろん、〈ヴィジョン・リゾネーター〉や〈スカーレッド・ゾーン〉などをサーチしたり墓地から回収することもできます。
永続魔法で毎ターン発動できるのでフィールドに残り続ける限り無限リソースになるカードです。

このデッキは1枚初動の〈ソウル・リゾネーター〉とそれらをサーチできる〈地縛囚人ストーン・スィーパー〉〈コール・リゾネーター〉〈クリムゾン・ヘルガイア〉、合計11枚、1枚初動があるデッキとなり安定感が非常にあります。

これを先にお伝えしたかったので紹介する順番を変えました。

話は〈クリムゾン・ヘルガイア〉に戻ります。

②は〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉の攻撃宣言時、相手フィールドのモンスターを全て裏側守備表示にする効果。〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉の効果を最大限引き出す効果になります。対象を取らない魔法カードによる裏側守備表示なので通る場合も多く、使う場面も多いので覚えておきましょう!

③はフィールドのモンスターが破壊されたら墓地から〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉を特殊召喚できる効果。自分のモンスターでも相手のモンスターでもとにかく破壊されたら〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉を墓地から特殊召喚できます。
これもこのカードが場に残り続ける限りは無限リソースになります。

①③で毎ターン「リゾネーター」モンスターと〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉をこのカード1枚で供給することができます。

最強過ぎるので3枚採用。

・〈クリムゾン・リゾネーター〉

①は自分フィールドにモンスターが存在しない場合に特殊召喚できる効果。
使うことはあまりないですが稀に使う場面があります。これも頭の片隅にでも記憶しておいて下さい。
②が本命。場にこのカードと闇属性ドラゴン族のSモンスター1体のみが存在する場合に発動できる効果で手札・デッキから〈クリムゾン・リゾネーター〉以外の「リゾネーター」モンスターを2体まで特殊召喚できます。
一気にチューナーを場に揃えることができる爆アド効果です。

①②の効果を使用するターン、闇属性ドラゴン族Sモンスターの縛りがつきます。〈フルール・ド・バロネス〉等出せなくなります。気をつけましょう。

基本展開で必ず使用するので1枚は必須。
基本的には〈ボーン・デーモン〉でデッキから落とすカードで素引きしても〈ボーン・デーモン〉の手札コストにすれば問題なしなので1枚のみ採用です。

・〈シンクローン・リゾネーター〉

①はフィールドにSモンスターが存在する場合に手札から特殊召喚できる効果。普通に使い勝手が良いです。
②はフィールドから墓地へ送られると〈シンクローン・リゾネーター〉以外の「リゾネーター」モンスターを墓地から回収できる効果。ターン1がついてないので2回使ってリソース回収ができます。

基本展開では1枚あれば十分ですが、このカードを2枚使う展開パターンがあるため2枚採用です。3枚はいらないです。

・〈ヴィジョン・リゾネーター〉

①はフィールドにレベル5以上の闇属性が存在すれば特殊召喚できる効果。「フィールド」なので相手フィールドにのみ存在する場合でも特殊召喚できます。
②は墓地へ送られた場合にテキストに〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉が書かれた魔法罠をサーチできる効果。今回の構築の場合は〈クリムゾン・ヘルガイア〉と〈スカーレッド・ゾーン〉の2択になります。

基本展開で1枚は必ず使用するので1枚は必須。2枚目は正直好みの問題になりますが僕は2枚目があると小回りが効くので2枚採用にしています。
3枚はいらないです。

・〈スカーレッド・ゾーン〉

〈ヴィジョン・リゾネーター〉〈クリムゾン・ヘルガイア〉のサーチ先になります。
①は〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉またはテキストに〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉が記されたSモンスターが存在し、相手がカードの効果を発動した時に直接チェーンしてフィールドのカードを1枚対象取って破壊する効果。
無効にはしませんが単純に破壊するだけでも立派な1妨害です。
②は除外状態の闇属性ドラゴン族Sモンスターを特殊召喚できる効果。
永続罠のため毎ターン発動できます。残り続ける限り無限リソースになります。

サーチできる上に回収もできるので1枚あれば十分です。

・〈ボーン・デーモン〉

このデッキの最強カードです。
①は手札・フィールドのカードをコストで墓地に送ることで手札・墓地から特殊召喚できる効果。
手札からも特殊召喚できる都合上、墓地から特殊召喚されても除外されないテキストになっています。
コストさえ確保できていれば毎ターン非チューナーを供給することができます。
また、この効果発動後はターン終了時までEXデッキから闇属性ドラゴン族のSモンスターしか特殊召喚できない縛りがつくので注意しましょう。

②はデッキから悪魔族チューナーを墓地に送ることで自分フィールドのモンスター1体の1つレベル上げるか下げるかできます。
〈ソウル・リゾネーター〉が存在し、この効果を自身を対象に発動した場合、1つ上げればレベル5になり〈スカーレッド・デーモン〉を、1つ下げればレベル3となり〈レッド・ライジング・ドラゴン〉をS召喚することができます。
このカード1枚でシンクロ先が2択になります。

あまりにも強すぎるので3枚採用です。

・〈紅蓮王 フレイ・ムクライム〉

①は悪魔族チューナーが自分フィールドに存在する場合に特殊召喚できる効果。
一応相手ターンにも発動できます。相手ターンに使うことはほとんどありませんが頭の片隅に記憶しておいてください。
②は特殊召喚した場合に自分フィールドの炎属性の数×400ダメージを与える効果。地味ですがこの効果でライフ差をつけることができるので覚えておきましょう。
③がS素材として墓地へ送られた場合にデッキから通常罠を墓地へ送ることができます。
これで墓地へ送るのが〈スカーレッド・レイン〉になります。

このカードを初手に持っていると誘発貫通になるので誘発に弱いこのデッキでは最大枚数採用で良いかと思います。

・〈スカーレッド・レイン〉

〈紅蓮王 フレイム・クライム〉で墓地に送るカードになります。
先に②から。
②はこのカードが墓地に存在し、自分フィールドに闇属性ドラゴン族SモンスターがS召喚された場合に手札に回収できる効果。
墓地に送られても勝手に戻ってきます。
①が自分フィールドにレベル8以上のSモンスターが存在する場合にフィールドのレベルが一番高いモンスター以外を全て除外、場に残ったモンスターをターン終了時まで自身以外のカードの効果を受けない状態にします。

LモンスターだろうがXモンスターだろうがレベルが一番高いモンスター以外全て除外します。

〈紅蓮王 フレイム・クライム〉で墓地に送れる点とこのカードは手札に戻ってくる都合上〈サラマングレイト・ロアー〉等とは違い、除外されないので1枚のみ採用で大丈夫です。
初手に引いても〈ボーン・デーモン〉のコストにして②で回収でき、実質ノーコストになるのも◯。

・〈執愛のウヴァループ〉

自由枠。変えたい場合は〈金満で謙虚な壺〉や3枚目の〈エフェクト・ヴェーラー〉でも良いと思います。

①は自分フィールド・墓地のSモンスターを除外して手札からこのカードを特殊召喚できる効果。
②はこのカードが墓地に存在する場合に自分フィールド・墓地のSモンスターを除外することで手札に回収できる効果。

このカードの役割はSモンスターを除外することにあります。
除外されたSモンスターは〈スカーレッド・ゾーン〉や〈深淵の神獣ディス・パテル〉で特殊召喚できるためリソース確保になります。

他には
・手札に戻るため〈ボーン・デーモン〉のコストになれる
・悪魔族チューナーのため〈ボーン・デーモン〉で墓地に落とせる
・悪魔族チューナーのため〈紅蓮王 フレイム・クライム〉を特殊召喚できる
・〈レッド・ライジング・ドラゴン〉とこのカードで〈フルール・ド・バロネス〉をS召喚できる
などがあります。

あると小回りが効いて便利なカードですが、好みの問題なのでここはホントに自由枠になります。

・〈おろかな埋葬〉

主に墓地へ送るのは〈ボーン・デーモン〉〈ヴィジョン・リゾネーター〉〈執愛のウヴァループ〉になります。
・〈ソウル・リゾネーター〉に手札誘発をもらっても〈ボーン・デーモン〉を墓地に送ることで貫通して展開
・〈ヴィジョン・リゾネーター〉を墓地へ送ることで〈クリムゾン・ヘルガイア〉をサーチ、効果で〈ソウル・リゾネーター〉をサーチし展開
・〈執愛のウヴァループ〉を墓地へ送ることでリソース確保の動きができる
と大変便利が良いです。個人的に必須カードとなるので採用です。

・手札誘発と指名者2種

効果説明等は省略します。

誘発枠が11枚取れていて指名者2種類もしっかり積めています。

ここもレッドデーモンの魅力の1つです。

次がエクストラデッキ

・〈レッド・ライジング・ドラゴン〉

悪魔族チューナーを素材に要求するレベル6のSモンスター。
①はS召喚成功時に墓地の「リゾネーター」モンスターを特殊召喚できる効果。
〈クリムゾン・リゾネーター〉を特殊召喚し更に展開を伸ばしたり、〈ソウル・リゾネーター〉を特殊召喚し〈エン魔竜 レッド・デーモン・アビス〉をS召喚し妨害を構える、などができます。
②は墓地に送られていないターンにこのカードを墓地から除外しレベル1の「リゾネーター」モンスターを2体特殊召喚できる効果。
このデッキでは〈シンクローン・リゾネーター〉が対象になります。
また、自ら除外されるため〈深淵の神獣ディスパテル〉〈スカーレッド・ゾーン〉で特殊召喚できる手数にもなります。

非常に優秀で2枚使う展開パターンがあるため2枚採用です。

・〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉

ようやくこのデッキの主役の紹介です。
素材指定無しのレベル8のSモンスターです。
①は守備表示モンスターに攻撃を行ったダメージ計算後に相手フィールドの守備表示モンスターを全て破壊する効果。
〈クリムゾン・ヘルガイア〉の②効果はこのためにあります。
ダメージ計算後なのでほぼ確実に通ります。
②がエンドフェイズに攻撃宣言をしていない自分フィールドのモンスターを全て破壊する効果。
〈ソウル・リゾネーター〉が墓地にある場合は肩代わりできますが、この効果があるため可能な限り攻撃をしないと破壊されます。

①②共に"発動する"なので強制効果になります。必ず発動しなければなりません。注意しましょう。

・〈スカーレッド・デーモン〉

S素材に闇属性の非チューナーを要求するレベル8のSモンスターです。
①はフィールド・墓地では〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉として扱う永続効果。
〈クリムゾン・ヘルガイア〉の③で特殊召喚できるのはもちろん、〈スカーレッド・ゾーン〉の①の条件を満たすことができます。
②はモンスターゾーンから墓地へ送られた場合にEXデッキから〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉をS召喚扱いで特殊召喚。さらに闇属性ドラゴン族のS素材として墓地へ送られた場合は相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊できます。
展開しながら全体除去ができます。ちなみにこの効果、「S召喚したこのカードが」と書かれていないため墓地や除外から特殊召喚されたこのカードが墓地へ送られた場合でも発動可能です。

レッドデーモンは基本このカードを死ぬほど使い回します。
1枚あれば十分ですが、2枚あると便利がいいので僕は2枚採用にしています。
変えたい場合は〈TG オーバー・ドラグナー〉が良いかと思います。あちらは〈クリムゾン・リゾネーター〉か〈ヴィジョン・リゾネーター〉と〈紅蓮王 フレイムクライム〉でS召喚できる闇属性ドラゴン族Sモンスターになります。
たまに欲しい場面があるので変えたい場合は変えちゃって大丈夫です。

↑コイツです。レッドデーモンにおいてステータスが優秀、というだけで効果は一切使いません。

・〈レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト〉

素材指定無しのレベル8のSモンスターです。
①は〈スカーレッド・デーモン〉と同じです。
②は自分メインフェイズにこのカードの攻撃力以下の特殊召喚された効果モンスターを全て破壊し、破壊した数×500のダメージを与える効果。
小粒がわらわら並んでる場合は一気に飛ばしてライフを取りにいけます。
また、この効果はサイドの〈禁じられた一滴〉と非常に相性が良いので覚えればおきましょう。

出す優先順位は低めですが単純なパワーがあり、このデッキでは使いやすい点とライフ差を作れる点で採用です。

・〈エン魔竜 レッド・デーモン・アビス〉

素材に闇属性ドラゴン族Sモンスターを要求するレベル9のSモンスターです。
①は誘発効果で相手フィールドの表側のカード1枚をターン終了まで無効にする効果。モンスターはもちろん、魔法罠も止めることができる妨害効果になります。
②は戦闘ダメージを与えると墓地のチューナー1体を特殊召喚できる効果。
めったに使いませんが覚えておきましょう。

必ず1枚使います。必須カードのため採用です。

・〈エン魔竜 レッド・デーモン・ベリアル〉

〈エン魔竜レッド・デーモン・アビス〉と同じ条件で出せるレベル10のSモンスターです。

①が自身のフィールドのモンスターをリリースすることで「レッド・デーモン」モンスターを墓地から特殊召喚できる効果。
墓地の〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉や〈エン魔竜 レッド・デーモン・アビス〉を特殊召喚することができます。
この効果を使う展開パターンがあるので覚えておきましょう。
②は使うことないので覚えなくて大丈夫です。

1回使えれば十分なので1枚のみ採用です。

・〈スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン〉

チューナー2体と〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉を素材にS召喚できるモンスターです。
テキストに〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉が書かれているため〈スカーレッド・ゾーン〉の発動条件を満たすことができます。これがめちゃくちゃ大事。
①は墓地のチューナーの数×500 攻撃力が上がる効果。チューナーなので〈灰流うらら〉や〈エフェクト・ヴェーラー〉も数に入ります。
②は効果破壊耐性。ただし"相手の効果"なので攻撃しなかった場合は〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉の効果で破壊されます。注意しましょう。
③④は相手モンスターの攻撃宣言時にその攻撃してきた相手モンスターを対象に発動、このカードを除外しその攻撃を無効。エンドフェイズにこのカードを特殊召喚する効果。
相手モンスターを対象にとるため、対象耐性がある相手には発動できません。
それとエンドフェイズに特殊召喚なのでメイン2で特殊召喚を封じられたりすると帰って来れません。また、強制効果なので必ず発動しなければなりません。
正直使い勝手は悪いですが「天盃龍」の攻撃を止めれたり「ユベル」のダメージを食らわないようにすることもできます。

このカードの大事なところはテキストに〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉が書かれていることにあり、採用理由はそれが全てです。他はおまけ程度の認識で大丈夫です。

〈スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン〉

チューナー3体とSモンスターを素材に要求するレベル12のSモンスター。
①②は〈スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン〉と同じ攻撃力アップと効果破壊耐性。
③④が相手がモンスター効果を発動した場合、または攻撃宣言時にこのカードと相手フィールドのカードを全て除外し次の自分のエンドフェイズに除外から特殊召喚する効果。
相手フィールドのカードを一掃できる効果です。また、この効果はターン1がついていないので〈スカーレッド・ゾーン〉の効果を使用し特殊召喚するともう一度発動することが可能になります。

このカードを先行で出して妨害を構える展開パターンがあるため採用。

・〈妖精竜 エンシェント〉

闇属性ドラゴン族のレベル7のSモンスターです。
採用理由はそのステータスが全てです。
〈月朧龍ヴァグナワ〉でも大丈夫な枠になります。

こちらはバーンダメージが入るのでETED考えるならこちらのほうが優先度は高いですがレッドデーモンはそこまで長引く試合はないのでどちらでも大丈夫です。好みの問題です。


一応おまけ程度にフィールド魔法があれば表側攻撃表示のモンスターを破壊できるので僕はこちらを採用にしました。

・〈深淵の神獣ディス・パテル〉

素材にドラゴン族の非チューナーを要求するレベル10のSモンスターです。
①は除外されている自分・相手の光・闇属性モンスター1体を特殊召喚できる効果。
相手ターンに効果を使用した〈スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン〉や〈執愛のウヴァループ〉で除外したSモンスターを場に戻すことができます。
②は相手がモンスター効果を発動した時に除外されている自分・相手のモンスターを対象に発動。対象のカードをデッキに戻し、戻したモンスターが自分の場合は効果を発動したモンスターを破壊。相手だった場合は発動したモンスター効果を無効にする効果。
除外されているモンスターならなんでもいいので相手の〈S:P リトルナイト〉や〈墓穴の指名者〉で除外された手札誘発、破壊の肩代わりをし除外された〈ソウル・リゾネーター〉などをデッキに戻すことができます。

縛りがかかってる中でも出せて、リソース確保と妨害の両方をこなせるカードのため採用。

・〈アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン〉

レベル8のSモンスター。
①しか使わないので②は読まなくて大丈夫です。
①はS召喚に成功した場合に墓地のレベル2以下のチューナーを特殊召喚できる効果。
レベル2の〈ヴィジョン・リゾネーター〉を特殊召喚することで〈深淵の神獣ディス・パテル〉や〈フルール・ド・バロネス〉をS召喚することができます。
このnoteを書く前は〈深淵の獣ドルイドヴルム〉を採用していたので〈深淵の獣ドルイドヴルム〉と〈ヴィジョン・リゾネーター〉でこのカードをS召喚しながら1枚除去と〈クリムゾン・ヘルガイア〉のサーチが行えるという理由でこのカードを採用していました。
現在も採用している理由は返しのターンで〈深淵の神獣ディスパテル〉や〈スカーレッド・ゾーン〉で特殊召喚した〈レッド・ライジング・ドラゴン〉をS 素材に一気に〈フルール・ド・バロネス〉のS召喚を狙えるという理由です。

ここは自由枠なので変えたい場合は〈S:Pリトルナイト〉や〈厄災の星ティ・フォン〉で良いと思います。

・〈フルール・ド・バロネス〉

見たことない人のほうが少ないであろう汎用レベル10のSモンスター。
①は起動効果でフィールドのカードを破壊できる効果。この効果でモンスターを破壊すると〈クリムゾン・ヘルガイア〉の効果で〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉を墓地から特殊召喚できます。
②は魔法・罠・モンスターの発動を無効にし破壊できる効果。単純で使いやすい妨害効果です。
③はスタンバイフェイズにこのカードをEXデッキに戻し墓地のレベル9以下のモンスターを特殊召喚できる効果。
②の効果がフィールドにいる限り1 度なので使い終わったあとは①は使えるもののただの3000打点なのでこの効果でEXに戻してもう一度S召喚することで再度②を使えるようにできるというデザインです。
このデッキは「クリムゾン・ヘルガイア」でチューナーと非チューナーが毎ターン供給可能なのでEXに戻して再度S召喚というのは容易にできます。
また、レベル9以下なので〈エン魔竜レッド・デーモン・アビス〉を特殊召喚の対象にできます。

汎用カードで相性も良いため採用です。

3.基本展開

①〈ソウル・リゾネーター〉+手札コスト1枚


〈スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン〉
→〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉がテキストに書かれているモンスター
〈エン魔竜レッド・デーモン・アビス〉
→なんでも効果無効
〈クリムゾン・ヘルガイア〉
→場のモンスターが破壊されたら墓地の〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉を特殊召喚
〈スカーレッド・ゾーン〉
→相手がカード効果を発動したら1枚破壊

墓地
〈ソウル・リゾネーター〉
→場のカードが破壊される場合に除外して肩代わり
〈ボーン・デーモン〉
→次のターンのリソース

②〈ソウル・リゾネーター〉+〈シンクローン・リゾネーター〉+手札コスト1枚


〈スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン〉
→相手がモンスター効果を発動した場合、このカードと相手フィールドのカード全て除外
〈スカーレッド・デーモン〉
→場で〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉扱いのモンスター
〈クリムゾン・ヘルガイア〉
→場のモンスターが破壊されたら墓地の〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉を特殊召喚。
〈スカーレッド・ゾーン〉
→相手のカード効果を発動したら1枚破壊。効果を使用し除外された〈スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン〉を場に特殊召喚、もう一度相手がモンスター効果を発動したら相手フィールドのカード全て除外

墓地
〈ソウル・リゾネーター〉
→場のカードが破壊される場合に除外して肩代わり
〈ボーン・デーモン〉
→次のターンのリソース
〈レッド・ライジング・ドラゴン〉
→次のターン、自身を除外して〈シンクローン・リゾネーター〉2体を墓地から特殊召喚

手札
〈クリムゾン・リゾネーター〉
→次のターンのチューナー、または〈ボーン・デーモン〉のコスト

③〈ソウル・リゾネーター〉+〈ボーン・デーモン〉or〈紅蓮王 フレイムクライム〉+手札コスト1枚


〈深淵の神獣ディス・パテル〉
→除外されている〈ソウル・リゾネーター〉をデッキに戻すことで効果を発動したモンスターを破壊
〈エン魔竜レッド・デーモン・アビス〉
→なんでも効果無効
〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉

〈クリムゾン・ヘルガイア〉
→場のモンスターが破壊されたら〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉を墓地から特殊召喚
〈スカーレッド・ゾーン〉
→相手がカード効果を発動したら1枚破壊、〈スカーレッド・レイン〉で除外されたSモンスターを特殊召喚
〈スカーレッド・レイン〉
→レベルが一番高いモンスター以外全て除外

墓地
〈ソウル・リゾネーター〉
→場のカードが破壊される場合に除外して肩代わり
〈ボーン・デーモン〉
→次のターンのリソース

④〈ボーン・デーモン〉+手札コスト1枚


〈エン魔竜レッド・デーモン・アビス〉
→なんでも効果無効
〈深淵の神獣ディス・パテル〉
→除外されてるカードがあれば破壊or無効の妨害
〈クリムゾン・ヘルガイア〉
→場のモンスターが破壊されたら〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉を墓地から特殊召喚

墓地
〈ソウル・リゾネーター〉
→場に〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉やテキストに書かれたモンスターがいないため破壊を肩代わりできません。注意。
〈ボーン・デーモン〉
→次のターンのリソース

⑤〈ソウル・リゾネーター〉に無効系誘発を発動されて手札に〈紅蓮王フレイムクライム〉がある場合


〈エン魔竜レッド・デーモン・アビス〉
→なんでも効果無効
〈スカーレッド・レイン〉
→レベルが一番高いモンスター以外全て除外

⑥〈クリムゾン・リゾネーター〉+〈ボーン・デーモン〉+手札コスト1枚


〈深淵の神獣ディス・パテル〉
→除外されている〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉をEXデッキに戻すことで効果を発動したモンスターを破壊
〈エン魔竜レッド・デーモン・アビス〉
→なんでも効果無効
〈スカーレッド・デーモン〉〈レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト〉
→場で〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉扱いのモンスター
〈エン魔竜レッド・デーモン・ベリアル〉
〈クリムゾン・ヘルガイア〉

〈スカーレッド・ゾーン〉
→カード効果が発動されたら1枚破壊、除外されている〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉を特殊召喚

墓地
〈ソウル・リゾネーター〉
→場のカードが破壊される場合に除外して肩代わり
〈ボーン・デーモン〉
→次のターンのリソース
〈執愛のウヴァループ〉
→次のターンのリソース

基本展開はこのような感じになります。

4.サイドデッキとサイドチェンジプラン

①サイドデッキ

現在の環境だとこのような構築になるかなと思います。

正直〈ドロール&ロックバード〉と〈原始生命態ニビル〉は地域の分布によると思います。

・〈幽鬼うさぎ〉〈コズミックサイクロン〉は環境デッキのフィールド魔法や永続魔法に対して強く使えて刺さりやすいため採用。

・〈ドロール&ロックバード〉は直撃がキツいデッキが周りの環境に多いため採用。

・〈原始生命態ニビル〉は展開系デッキを見るのと〈抹殺の指名者〉用に1枚の採用。

・〈大嵐〉〈ハーピィの羽根箒〉は魔法罠を剥がしにいくため採用。

・〈禁じられた一滴〉は相手の盤面のモンスターを無力化しつつ〈レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト〉で一掃できるため採用。
コスト面も〈ボーン・デーモン〉は自身の効果で墓地から特殊召喚でき、〈ヴィジョン・リゾネーター〉をコストにすれば〈クリムゾン・ヘルガイア〉をサーチできるので相性は悪くはないです。

・〈カイザーコロシアム〉は先行札として採用。
発動するだけで相手は〈原始生命態ニビル〉を発動できないため好き勝手展開できる点と基本展開⑤の〈エン魔竜レッド・デーモン・アビス〉+〈スカーレッド・レイン〉にこのカードを追加するとどう頑張っても突破することは解答札複数引き以外ないのでほぼ勝ちの状況に持ち込めるため採用。

②先行サイチェン

先行はこのようなプランをとります。

〈増殖するG〉〈無限泡影〉は〈抹殺の指名者〉用に各1枚残します。

〈ドロール&ロックバード〉と〈原始生命態ニビル〉を〈抹殺の指名者〉用に、先行札として〈カイザーコロシアム〉を投入します。

ホントは〈スキルドレイン〉を採用したいのですが枠の都合上、採用を見送りました。
入れる場合は〈ドロール&ロックバード〉を1枚抜いて先行サイチェンで投入します。

③後攻サイチェン

サイドデッキから投入するカードは対面次第になるので一例として上げておきます。

メインデッキから抜くカードは〈墓穴の指名者〉以外はこれで確定で良いです。
〈執愛のウヴァループ〉〈スカーレッド・レイン〉〈スカーレッド・ゾーン〉は相手の盤面を捲る手数にならず、先行で強いカードのため後攻からは抜きます。
また、後攻は1Killを狙いにいくのでリソース確保は無視して大丈夫です。
〈コール・リゾネーター〉と〈クリムゾン・ヘルガイア〉は初動を減らしても元々11枚初動のため少し減らしても問題ないので抜きます。
〈地縛囚人ストーン・スィーパー〉ではない理由は相手の〈墓穴の指名者〉をもらってくれる可能性があるためです。
最悪なのは〈ボーン・デーモン〉や〈レッド・ライジング・ドラゴン〉の墓地から特殊召喚する効果に合わせて〈墓穴の指名者〉を発動されることなので〈墓穴の指名者〉チェックとして〈地縛囚人ストーン・スィーパー〉は残しておきます。

一応ここで1Kill展開を紹介します。

〈スカーレッド・デーモン〉で攻撃表示モンスター、〈クリムゾン・ヘルガイア〉で相手モンスターを裏側守備表示にし〈レッド・デーモンズ・ドラゴン〉で守備表示モンスターを全て破壊、〈エン魔のレッド・デーモン・ベリアル〉〈エン魔竜レッド・デーモン・アビス〉〈スカーレッド・デーモン〉、3500+3200+3000=9700を叩き込み1Kill成立です。

ソウルリゾネーター1枚と手札コストが1枚あれば可能です。

5.最後に

いかがだったでしょうか?

ただ打点を並べるだけではなく、きっちり妨害とリソース量で勝負できるいいデッキだと思います。

僕はリソース勝負できるデッキが好きなのでかなり気に入っています。 

興味あるなしに少しでもレッドデーモンの魅力が伝わればいいなぁと思います。

それでは今回はこれで終わります。

ここまで読んで下さった方、ありがとうございました!

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