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BLADE SHOW 2023

今年もブレードショーが米国アトランタで開催されました。
残念ながら現地へは行けませんでしたが、YouTubeでいろいろな映像が楽しめます。
日本からも何人か参加していたようですが、残念ながらYouTube映像は見つけられませんでした。

現時点では映像で見る限り、昨今の潮流はそのままなようです。
「今年のナイフのトレンド」的なトピックはとくには見つけることができませんでした。
しかし、これから個人ユーチューバーがどんどん映像をアップしていくと思います。新しい情報があるかもしれませんので楽しみです。

今回はその中で印象的だった映像のご紹介です。
皆さんもぜひ検索して観てください!

かのスリップジョイント・フォルダーの巨人Caseがついにフリッパーを前面に押し出してきたようです。   
もちろん今まで同様トラディショナルなスリップジョイント・フォルダーのラインもありますが、こちらはほとんど紹介もなく、モダンデザインのフリッパー推しだったのがちょっとショック…
残念ながら時代の流れには抗えないようです。

ミッドテックでトラディショナル・デザイン&ハイテックなスリップジョイントを作っているJack Wolfがロック付きフォルダーを作ったらしいというので見てみたら、 残念ながらライナーロックタイプで、ちょっとガッカリ…
せっかくトラディショナルなデザイン推しなのだから、そこはロックバックでやって欲しかったです。



会場の外で開場待ちをしている来場者に対してクイズ大会をしている人たちがいました。3問のクイズが出題され、正解数に応じて賞品(ナイフや関連グッズ等)がもらえるというものです。けっこう回答率は高かったです!
ブレード形状の名称やグラインドの種類、メーカーのロゴ等、けっこうマニアックな質問ばかりで、私自身も解らないものもあり高難度なクイズもちらほら。その中でもとくに難しかったのは、あるナイフのモデル名を答えさせる質問があり、これを難なく答える人がいたりと… アメリカのナイフカルチャーの浸透具合は半端ないなぁ〜と感じました。
… まぁ、ここにはマニアックなエンスー達が集まってきているのだし、さもありなんってところですかね。

ナイフ界のレジェンド、マイケル・ウォーカー氏のインタビューがとても良かったです。 
CRKTウォーカー氏モデルのナイフのクリップに付いているコロコロはイケてると思います。
ずいぶん見ないうちにお歳をとられたようですが、ダンディおじさんみは
ますます健在でした。他のYouTube映像ではフランクなイメージのインタビュアーが、とても礼儀正しく敬意を持って接しているところに好感が持てました。

切れ味チェッカーなるデジタルマシンがあることに、ちょっとビツクリ!
アメリカにはいろんなガジェットがありますねー!
小さなデジタル重量計みたいなマシンの上に専用の細い糸を張るパーツが 付属していて、その糸をナイフで押し切るという仕組みです。その圧力(重さ?)をデジタル表示してくれます。
数字が小さいほどエッジがシャープであるということらしい …  200以下だとカミソリ級、通常のナイフだと250〜350くらいの数値が、いわゆる箱出し状態のようです。400を越えると研いだ方がいいでしょう的なことみたいです。
会場では老若男女さまざまな来場者が自身の持っているナイフでトライしていました。みんな楽しそうでしたね! なかには大ぶりなナイフで180台の数字を叩き出す猛者もいて盛り上がってましたねー!
これ、日本のナイフショーでもやって欲しいですが、自身のナイフを持ってきちゃダメなルールの日本では無理ですね、残念。
あっ、でも会場内で購入したナイフならば可能ですね! ぜひイベント的にやって欲しいものです!
… しかし、自分が作ったナイフでこれにトライされるのはちょっと勇気がいりそうですね…

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