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フリッパーを買ってみた

何年ぶりかにナイフを買ってみた。
ボタンロックタイプのフリッパー・ナイフだ。

OKNIFE  METTLEモデル

先日、OLIGHTというフラッシュ・ライトをメインに販売するお店から
サマー・セールのご案内が来た。とくに欲しいものは無かったのだが、
興味本位でサイトを見ていると、OKNIFEというナイフのブランドも
展開していて、これがなかなかにリーズナブルな価格である…
ちょっと欲しいかも?
… と言うわけで、上記の画像のナイフをさっそく購入してみた。

ブレードは154CM、ハンドルはアルミ製、ボタンロックタイプの
フリッパー・ナイフだ。
ブレード、ライナー、ネジやリリースボタン部分、クリップは全て黒くセラコートされ、フィッティングも良い上に、オープン時のブレードのガタ付き(縦方向・横方向共に)が全くない。
動作もスムーズで、適度なチカラでフリップタブを弾くと、パチンと
ブレードがオープンし、リリースボタンを押せば、重力でブレードが閉じる。クローズド時のブレードの戻り止めも適切だ。刃付けもティッシュが
サクッと切れる。
クローズド時のブレード・ポイントも、どセンターに収まっており(ボタンロックだからか?)かなり出来が良いナイフである。
コーデュラ製ケースと金属製の重厚なコインも付属している。

… ひとつ難点があるとすれば…
フリッパータイプのナイフは、フィジェット・トイみがあり、TVを観ながらパチン、パチンと永遠に開閉してしまうところだろうか… (だからアメリカ人が好むのかも?

しかしながら、サマー・セールとは言え、このフリッパー・ナイフが
¥8,000台で買えるのは驚きだ!
このOKNIFEも中国製だが、近年、WE KNIFEやReate Knives、Kizer knives
などなど、中国のファクトリーナイフメーカーの台頭著しく、タクティカル系フォルダーに関しては、残念ながら完全に日本は追い越されていると思われる。

クローズド時のポイント位置が、どセンター

OKNIFEにはさまざまなタイプのフォルダーがラインナップされている。
ライナーロック、フレームロック、ボタンロック、ベンチメイドのアクシスロックにそっくりなレールロックと呼ばれるタイプ(ベンチメイドの
パテントが切れたらしい)などなど。デザインやハンドル材のバリエーションも豊富である。
今回、このボタンロックを選択した理由は、どうやってクローズド時のブレードの戻り止めを、デテントボール無しでやっているのか?を知りたかったからだ。結果は、想像通りリリースボタンを利用していたのだが、なかなかに微妙な調整のようだ…

フリッパータイプのフォルダーは製作したことはないが、ライナーロックのフォルダーは何本か製作したことがある。
デテントボールを使用するライナーロックやフレームロックの場合、
デテントボールのデテントホールへの落とし込み具合で、クローズド時の
ブレードの戻り止めの固さが調整できる。浅ければ軽くなり、深ければ重くなる。
これがフリッパータイプとなると、浅すぎるとフリップタブへのチカラが
適切に伝わらず上手くオープンできない。深すぎるとフリップタブが固すぎて指が痛い… デテントボールの素材の違いでも影響が出るのだろうか?
フリッパータイプでは、このクローズド時のブレードの戻り止め調整が、
カスタム、ファクトリー共に腕の見せどころではないかと想像する。



ところで、先日たがやさんみを探す旅の途中、とある動物園に立ち寄った。

立派な角を持つトナカイ。その角はナイフのハンドルに使えますか?
まだ若い鹿、袋角のようだ。立派な角に育ってください!
「たがやさんみ」とは何か?を熟考する賢者の横顔
「たがやさんみ」って何? 全く関心のないカバのお尻。

とある道の駅で「でんすけすいか」と言う、とてもとても大きなスイカを
発見した。11kg以上あるらしい。
… 黒くて大きくて、ちょっと邪悪な感じもする!
… この中にはもしかしたら「たがやさんみ」が入っているのかもしれない…(たぶん皮の部分に…

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