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不眠の日々

わたしは昔からよく体を壊しやすかった

本を読んでいる時にピッと皮膚から出血してしまったり

転んだ際に大怪我になったり

徒競走の後、急激に貧血が来て過呼吸になったり

こういうものは序の口というもので、実は骨髄腫という特殊な病名も付いたこともあった。
今も少し譲歩しつつその病名と生きて居る。

きっかけは出先で掛かった、風邪だった
家に帰って急激に高熱が来て
即体温計がアウトエラー。

その後父親に担ぎ込まれ、なんとか、大学病院に入院できた。

その後免疫グロブリン療法を治験で受け効くかどうかわからないところもありつつ(まだそういう時代だったのだった…だいぶ昔ですから)

様々なものを見た


自分から出たもの
そりゃちょっとドキドキする

他人から受けたもの
これは涙が出るほど感謝に尽きる

そして即今がある

それでいいんだよ。

もしあの時そう思えず、いたとしても同じように窓際で鳥の声を聞き
また本の端で指切って…ってそれはアウトだ!

っていう世界だったのでした。

結局、わたしは夜眠れない人に変わった
体の正然反応というか。字が違うか…

夜眠らない仕事も考えました。
まず、小児科臨床研修医

そして、刑事

あと、救急隊員

あと、漫画家

まあ確かに全部ダメでした。なぜか。
自分の割りに合わなかったと言えば簡単でした
でもわたしは思いました。

それでいいや。と

いつもたまにそれでいいやと思います

夜眠らない仕事を選ぶのは
楽しかった。
異色なものではライブハウスのチケット受け取りもやってたしこれは長続きしたけどね!

ということでした。

今はメラトニン補助を飲みつつ現状維持です。
いいお医者さんがいて、まあ助かっています。

…人それぞれです

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