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楽天グループ(4755)決算まとめ 2024年1Q決算
どうもCUSS(@CUSS3141592)です。
さて、楽天グループの2024年の1Q決算が発表されました。最近ずっと赤字が続いていて、このまま倒産してしまうんじゃないかなどと言われていますが、今回の決算はどうなったでしょうか。見ていきましょう。
以下の目次に記載している項目について、それぞれランキングを作成しました。
1. 決算概要
まずは1Q決算の概要についてみていきましょう。以下の図に楽天グループのホームページに掲載されている決算短信の一部を示します。
決算短信によるとこの四半期の業績は以下です。
▪️売上高 : 約5,100億円
▪️純利益 : 約△420億円
▪️純資産 : 約8,50”億円
▪️配当金 : 0円
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2. 売上高
まずは売上高を見ていきたいと思います。過去の各年の売上高と比較した図を以下に示します
以下、青色の棒グラフが売上高を示しています。2020年から継続して売上を増やしており、順調に事業拡大していることがわかります。
いつもはオレンジ色の折れ線グラフが利益率を示しているのですが、赤字が継続しているために利益率は計算できないので記載していません。
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3. 年間純利益
次に年間の純利益についてみてみましょう。
以下の図に各年の純利益の推移を示しています。2022年に最大となる900億円以上の大赤字を計上しています。その後は赤字が続いてはいるものの何とか赤字幅を縮小させてきてはいますね。このまま黒字化まで持っていけるのかに注目ですね。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140940421/picture_pc_dd8adbf43fb7cbce61a271a9937ad5ab.png?width=800)
4. 配当金
赤字が継続しているので当然今は株主還元はありませんね。今後、モバイル事業を黒字化させることができれば配当金も復活されられるので、期待したいところですね。
5. 事業分野別利益
では、楽天グループはどの分野で稼いで、どの分野で損失を出しているのでしょうか?
楽天グループの主な事業分野は以下になります。
(1)インターネット事業
楽天市場を中心としたECサイトなど、文字通りインダーネットに関連した事業分野。
(2)フィンテック事業
楽天銀行や楽天カードなどの金融事業。
(3)モバイル事業
楽天モバイルによる通信事業
以下にそれぞれの事業分野での営業利益の推移を示しています。オレンジ色のグラフがインターネット事業、水色がフィンテック事業、灰色がモバイル事業で。
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グラフからインターネット事業とフィンテック事業は毎年営業利益を稼ぎ続けていることが分かりますね。一方モバイル事業は赤字続きで、その他の事業で稼いだ利益を全て吹き飛ばしている形になっています。
とはいえ、モバイル事業の赤字幅は縮小せれてきており、今後さらに業績を改善していくとこができれば全体でも黒字化できる日が来そうですね。
今後のモバイル事業の動向に注目ですね。
以上、楽天グループ(4755)の2024年1Q決算のまとめでした。
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