PMCL season1 day1レポート記事

CUSC OFFICIAL

2021年11月7日 16:21

こんばんは。もう戻ってきましたぱんです🍞笑
北極さんとお話しさせていただいてPMCLのレポート記事を書かせていただく事になりました！

またお前か…と、思う方もいらっしゃると思いますがどうかお付き合いください😢

PMCLとは？

PUBG MOBILE CHALLENGE LEAGUEの略称
PMOTを勝ち上がった上位16チームが鎬を削り
その16チームの中から上位2チームがPMJLへと進出します！！！
いわばPMCLはプロリーグへの登竜門です。

参加チーム一覧

ポイントについて

普段スクリム等に関わってる方はご存知のポイント制度ですが
そうではない方にはあまり馴染みがないかと思いますので、画像を参考にしていただけたら嬉しいです！！

順位ポイントも大事ですが大会本番でかなり重要になってくるのがキルポイント。
競技シーンをどう楽しめばいいのかわからない…そんな方は、
dayを追う毎にキルポイントの回収の仕方が変わってくると思うのでそこの変化にも注目して今後の試合を見ていくのも面白いかもしれません😉

早速ですがday1を振り返っていきましょう。

MAP🗺は
round1:Sanhok
round2: Miramar
round3:Erangel
round4:Erangel
と、なっております

今回は私の力不足で2試合しか紹介できません…申し訳ないです…
記念すべきday1初戦Sanhokと、day1最終戦Erangelを紹介します
来週からは4試合全て紹介したいと思ってますのでよろしくお願いします。

round1🌳Sanhok

航路はかなり西寄りですがsanhokはマップ自体が小さいので、どのチームも若干のロングパラシュート🪂でランドマークへ降り立ちます。

若干北寄り中央のセーフゾーン。
殆どのチームがセーフゾーンへのアプローチが早く、各自入れるポジションを探します。
第一フェーズ SLZ ALN FL は、ランドマークへステイする形を取っています。
第二フェーズ確定時かなりブルーゾーンに飲まれながらスロームーブをしているのがALS SLSです。
スロームーブは一見、不利なムーブな様にも感じますが、自分たちの後ろに敵チームがいない事が確定している上に、初動ファイトは避けれるムーブなので
安定的に初動を乗り切るという点で、公式戦初日ということもあって
敵チームがどういう動きをしているか分からない中では、身の安全を確保でき初動でのリタイアを避けれるムーブだったのではないかと思います。

Sanhokでの見どころは
・Ak vs ALN アーカイブ36分辺り〜
・RCA vs FL アーカイブ39分辺り〜
・VZ・Tigrisss選手のGNRクロージングでの耐え
・PLX vs ALN アーカイブ43分50秒辺り〜
・ALN SCL VZ の最終局面　アーカイブ46分辺り〜

という感じで紹介していきます！

まずはAk vs ALN
第三フェーズでのファイト

場所はBhan西側の家屋。Akが取っていたポジションにALNがやってくる形で
ファイトがスタートします。ここでのファイトは約30秒
ALNの勢いの良さにも注目して見てもらいたいポイントです
まずはALN・Advance選手がAk・Fumin選手をダウンさせます。
Akはオルメン選手以外のメンバーが小さな家屋裏に固まるような布陣となっており
ALNはそこから投擲物を使いファイトを仕掛けます。

ALN・Apo選手が更にAk・えけえむ選手をグレネードで飛ばし2:4
Ak・オルメン選手もカバーを通そうとしますが、敵の位置が分かっているALNはオルメン選手のカバーが通せない左側から詰め寄ります。
そしてまたしてもALN・Apo選手がAk・mero選手をグレネードでダウンさせ
Ak残るはオルメン選手のみとなりました。
オルメン選手は道路反対の家屋にいた為、人数不利を考慮し引く判断を取ります

ここでのポイントは上記にもありますが、なんとってもALNの勢いの良さです。
3名ダウンさせるまでにかかった時間は30秒程度
投擲物でファイトをする判断や、枚数有利の場合でもしっかりと自分達に射線が通らない様左側から詰め寄っていく判断等、しっかりとチームとしての連携が取れている様に感じました。
ALNはインファイトが凄く強い印象があるので家屋戦が多くなるSanhokでの今後のALNの動きに注目して観ていきたいと思います。

続いて第四フェーズ確定後のRCA vs FLのファイト。

FLがBootCampから出てきてRCAの家屋に（セーフゾーン北側から入る判断）ファイトを仕掛けるこのシーン。
最初にダウンを取ったのはFL・ExiliamSM選手。RCA・ Lufa選手をグレネードでダウンさせ確定キルまで獲得します。
ですがここからRCA怒涛の快進撃を見せます。
まずは、BootCampから家屋に寄ってくるFL・らびちゃん選手をRCA・Razzy選手が落とします。
そこから流れる様にRCA・Nanokuni選手がFL・Shunka選手をダウンさせます。

そして、屋根上にいたRCA・Nagon選手がS hunka選手の元へと近付いてきたFL・Exiliam SM選手をダウンさせます。ここでFL3名ダウン確定キルまで入ります

FL・あきかん選手はカバーの位置でBootCamp内に留まっていた為、ダウンには繋がりませんでした。
ここではRCA・Lufa選手がファーストダウンを貰い枚数的にFL有利でのファイトスタートだったにも関わらず見事な連携でRCAがFLを返すのがとても印象的でした。
このファイトも1分程度と短いのですがとても見応えがありました。

続いて少し飛んで第六フェーズでのVZ vs GNRのファイトです
こちらはファイトシーンが実況されておらず、マップを見た上で個人的に気になったシーンでしたので手短に紹介させていただきます。
VZのポジションは小さな小屋一つだったのでクロージングしないとポジションを守るのはキツいんじゃないかな？と思いながら見ていた場面

VZの選手にお話を伺ったところ、パラダイスリゾート方面で銃声がしていた為
クロージングをする判断を取ったそうです。直前でVZ・宮島選手が落とされ3名生存のVZ
ブルーゾーンに飲まれながら3名で南下してくるGNR。
VZ・Tigrisss選手がGNR・N48選手をダウンさせます。そしてVZ・Houtas選手が小屋の小さな窓からカバーを通しGNR・さとり選手をダウンさせます
そして、Tigrisss選手ががグレネードでGNR・RimQ選手を飛ばしGNRがここでリタイア。
ファイトシーンが映ってなかったのが非常に残念なテンポの良いファイトでした。

続いて第六フェーズPLX vs ALNのファイト

セーフゾーン南西側でのこのファイト。どちらかやり切らなければセーフゾーンに向かえない。そんな場面でのファイトでした
PLX・EUREKA、SharuTxT選手がバギーで展開して囲うようにしてファイトを作ります。
ですがALN・Apo選手がPLX・SharuTxT選手をグレネードでダウンさせますが
ここでPLX・ Takelly選手がALN・Advance選手をダウンさせます。
直後ALN・ひゅうが選手がPLX・H172y選手をグレネードでダウンさせ枚数有利はALNから変わらず。SharuTxT選手のリバイブは成功しますがブルーゾーンが迫り
ここでPLX・EUREKA選手が安地外ダウン、続いてSharuTxT選手も安地外でフィニッシュする形となりPLXがここでリタイアとなりました。

皆さんお気付きでしょうか。1番最初に紹介したAk vs ALNで1名生存し、引く判断を取ったオルメン選手。ここにいました笑
惜しくもPLXより先にリタイアという形になってしまいましたが、1名になってからここまで生存順位を伸ばせているこの場面流石だなと思いました。

　ALN SCL VZ の最終局面の紹介です。ポジションは以下の通り
4名生存　4名生存　2名生存

家屋にALN 小さな小屋で2名で耐えるが向かう先には何もないVZ 平原を下らないとセーフゾーンには入れないSCL

VZブルーゾーンに飲まれながらも Tigrisss選手がSCL・AOI選手をダウンさせ T igrisss選手のみ前進する事を試みますがSCL・Signal選手に返され1:1トレード
残ったVZ・iris選手はそのまま小屋での回復耐久にうつりますがここで力尽きVZ3位でリタイア。

VZがリタイアし残るはALNとSCLですがポジション有利は圧倒的にALN
SCLはスモークを焚いてセーフゾーンに歩み寄りますが、ALN・ひゅうが選手がまずはグレネードでSCL・HIKARU選手をダウンさせます。
そして、ひゅうが選手さらにスモーク内のSCL・Signal選手をダウンさせ
SCL残るはなりた選手のみとなりました。

4名生存のALNは一気になりた選手の方へ詰め寄りますが、なりた選手安地外でフィニッシュ。この試合ALN7キルドン勝を収めました。

VZに然り、SCLに然り、回復耐久への判断や安全地帯で自死する判断がとても早い印象を受けた最終局面
視聴者の方からするとファイトで終わらない事への物足りなさもあるとは思いますが、
これが公式戦。
観ている側は、キルポイントたった1ポイントだと思うかもしれませんが、選手達にとっての1ポイントの重みがとても分かり易い試合だったのではないかなと思います。

配信実況しか見れない兼ね合いで、SCLのファイトが今回紹介できないのが非常に残念なのですがこの試合SCLは10キル2位。ポイント数でいうと1位のALNと並ぶポイントでした。
初戦という事もあり各チームが慎重に動いている印象を受けたSanhok。
マップが小さいのでセーフゾーンの振り方で試合展開が大きく変わってくるこのマップday2以降はどんな試合が観れるのか非常に楽しみです。

続いて紹介するのは

round4:Erangel🏖

航路は若干西寄りですが若干の車両移動でどのチームもセカンドランドマーク等に降りれる様な航路となりました
第一フェーズは1/5海、大きく南の島が入る大変偏ったセーフゾーンとなりました。

・第一〜第三者フェーズまでPLX怒涛の橋検問
VZ 2欠けアーカイブ　2時間50分辺り〜
ALN 2欠け　アーカイブ　2時間57分辺り〜
SLS 3欠け　アーカイブ　2時59分辺り〜
・SCL vs STY アーカイブ　3時間0分〜
Ak vs SLZ vs ALS アーカイブ　3時間4分辺り〜
・ALS・げんきOqO選手の神グレ　アーカイブ3時間11分辺り〜
・最終局面　SWCのタスク管理について

まずはPLXの東側の検問怒涛の3連撃から紹介していきます
南の島が大きく入ったセーフゾーン。VZは早い段階でムーブを開始
（まだ殆ど漁る事ができていない選手も）

ですが、それより先に東側の橋の南で待ち構えるのが
PLX・H172y、EUREKA選手の2名。今までAk ScrimでPLXがガチガチに検問している印象は無かったのですが
やはり本番、しっかりやりたい事を温存して形にしてきましたね。

先頭を走り、運転しているVZ・Tigrisss選手がPLX・EUREKA選手に車両から落とされダウン
同じ車に乗っていたVZ・Houtas選手は車の勢いで南の島を渡る事ができEUREKA選手からダウンを取ることに成功します。が、
それを見逃さないPLX・H172y選手。振り向き、Houtas選手をダウン、そして確定キルまで獲得します。
一気に2名を失ったVZ・iris、宮島選手は橋の下から海へ潜り引く判断を取ります。
PLXここで2キルを獲得。

第二フェーズ確定後、続いてやってくるのはMyltaからALN。
PLXはEUREKA選手を落とされた事もあり枚数を寄せ検問強化の形を取ります

まずはPLX・H172y選手がALN・ChaaN選手を車両から落とします。ALN・ひゅうが選手はとっさに車両から降り、橋の下に落ちますがそれを見逃さないPLX・Takely選手。
ALN・Apo、Advance選手はダメージを貰いながらも南の島へ入る事に成功します。
ここでもPLXは2キルを獲得します。

続いて第二フェーズ収縮中、ブルーゾーンに飲まれながらやってくるのがSLS

SLS・MugiL4te選手がPLX・H172y選手をダウンさせるもPLX・SharuTxT選手が車両で抜けていくSLS・ソウ、MugiL4te選手を一気に落とす。
たまらずSLS・Garbage選手が橋下に降りようとするが

丘上にPLX・Takely選手を布陣していたPLX。見逃す事なくGarbage選手をダウンさせます。残るはSLS・おいたん選手のみ。おいたん選手は南の島へ渡る事には成功します。ここでPLX 3キルを獲得。

この検問だけで7キルを獲得したPLX。
温めておいたこのムーブ、観ているこっちが気持ち良くなる程、他チームの選手を翻弄していました。

続いて紹介するのは第三フェーズ
STY vs SCLブルーゾーンに飲まれながらのファイトが始まります。
場所は東側の橋の北側

ガソリンスタンドと呼ばれる家屋と、その付近の崖になっているポジションです。
やり切らなければ南に行けない。そんなファイト
まずはSTY・バケモン選手がグレネードでSCL・AOI選手をダウンさせます
間髪開けずに、またしてもバケモン選手がSCL・Signal選手をグレネードで飛ばします。
そして一気にSTY・烈、バケモン選手で詰め寄ります。
SCL・なりた選手がここで烈選手からダウンを取るものの
バケモン選手が抑え、STY 3キルを獲得。烈選手はリバイブに成功
SCL残ったのはHIKARU選手のみとなり、HIKARU選手は息を潜めSTYが南に行けるのを待つ判断を取りました。
バケモン選手の投擲物でのキルはこの日の三戦目のエランゲルでも光っていました。
本当に空間把握能力に長けているのを感じる試合でした。

第四フェーズ気になった場面を簡単に紹介！
PLXの動きなのですが
H172y選手のみ、車ごと海へチャポン🌊

セーフゾーンが海に寄りつづける可能性を加味しての行動だったのでしょうが、第四フェーズの早い段階でこの判断が取れるPLXは流石だなあ。と思いました

本題に戻りまして続いては
Ak vs SLZ vs ALS です
西の橋の北側の灯台と呼ばれる高い位置にある家屋にポジションを取っていたのはAk。
道路を挟んだ逆サイドにポジションをとっているのがALS
そこに北からSLZがやってくるといった形で始まったファイト

SLZは北から南下しやってきます。
そのまま橋を渡らずに灯台のAkのいるポジションへ突貫SLZ・Hondy選手がAk・Mero選手に抜かれダウンを貰いますが、SLZ・NATSU選手がMero選手を落としダウントレード。
ですがSLZ・Hondy選手確定キルまで入ってしまいSLZ残り2名。
続いてSLZ・Chiuuu選手がAk・えけえむ選手をダウンさせオーバーまで獲得します。
ここで銃声を聞き、キルログをしっかりと把握し動き出したのがALS
道路反対からALS・Gorugo選手がAk・Fumin選手をダウンさせます。
残り1名となったAk・オルメン選手は海へ飛び込みAk首の皮一枚繋がります。
SLZは2名から変わらず灯台

第六フェーズRCAは早々にセーフゾーン内の家屋へ移動
このポジションは北側からの射線も通りやすく
南側からSWCが入ってきた際には崩れやすいポジションの為手放したのではないかな。と、私は思いました。

RCAがそのポジションを手放した事を確認したSWCは RCAのいたポジションに広く展開します。
一つ前（第五フェーズ）をセーフゾーンのきわで過ごしたSWCは後続がいないことをしっかりと確認しているので安全にRCAのいたポジションに入る事が可能でした。
さつかりとRCAの動きを見てこのポジションを利用したSWC、とても綺麗なムーブでした。

セーフゾーン1番西側からムーブをしているのがALS
家屋側に入ろうとするも遮蔽が少なく家屋に張り付くまでに2名が落とされ残ったのはALS・げんきOqO選手のみとなりました
が、げんきOqO選手、ここで魅せてくれました！

張り付いた家屋で待ち構えるのはGNR。足音を潜め待ちます
第六フェーズということもありどの家屋に敵がいてもおかしくない状況
げんきOqO選手はすぐに家に入る事はせずしっかりとグレネードで中のクリアリングを行います。
過去のAk Scrimの記事で紹介させてもらった事は無いのですが、沢山の試合を見る中でトップクラスで
げんきOqO選手本当に投擲物の使い方が上手なんですよね！

これには実況のRintoXDさんも大興奮でした
このグレネードの1ダウンでげんきOqO選手は一気に前にでます。GNR・N48選手は逆にブルーゾーンに追われる形でセーフゾーンへ向かいます
が、その先でげんきOqO選手が待ち構えGNRここでリタイアとなりました。

あの最西不利ポジションから１つのグレネードをきっかけに2キルを獲得し、順位を上げる
配信に映るのは本当にちょっとの時間でしたが私はこのシーンが大好きでした！！

第七フェーズSWC4名生存、更に他チームはほぼ家屋側にまとまっている状況
ですが上記にもある通りSWCのポジションは北側からの射線が通りやすく、決して守りやすいポジションではないのに欠ける事なく第七フェーズを迎えるSWC。
自分達がダウンを貰わないようにしつつ、ブルーゾーンに追われ家屋から開けた場所へ出てくる敵をケアしていく。そんな第七フェーズでした

最終局面、残り人数はこの様になっています
家屋側からRCA・Razzy選手がSWC・xEqu選手をダウンさせ、更にRCA・Nanokuni選手がSWC・Koki選手をダウンさせます。
一気にRCA優勢になったか！？とも思いましたが、それを許さないのがSWC・xRqz選手。
RCA・Razzy、Nanokuni選手を一気に落としきり、ここでRCAがリタイアとなりました。

残るはPLX・SharuTxT選手のみとなりましたがブルーゾーンに飲まれフィニッシュ。SWCこの日2連ドン勝を達成しました。

SWCは本当にタスク管理が上手なチームだな。と、いう印象が強く残る試合でした。
一人にタスクを背負わせる事なく、チーム全体でタスクを分散させてうまく立ち回る。SWCはそんなチームなんじゃないかなと思います。