「お勧めのカーテンは?」って聞いて、店員はどう答えると思う?
僕は28歳の時脱サラして、カーテンの縫製と取付けの下請け職人になった。
食っていくために日銭を稼いで何とか10年間やって来たけど、バブルの崩壊で元請けが倒産したり仕事が減って崖っぷちの生活に。
そこへインターネットの話を小耳に挟んで、カーテンのインターネット販売を始めたんだが、1996年当時は得体の知れないバーチャル世界に周囲からは白い目で見られた。
特にカーテン業界からのバッシングはひどく、俺たちのシマを荒らす不届き者的な目で見られ、ネットでカーテンが売れるわけがない