レクサプロとの3週間

中〜軽度の抑うつ状態のため、服薬を始めた者です。主に不安、悲しみ等が辛く、このご時世でお世話になっていたカウンセリングの再開目処が立たないため、通院を決意した次第です。

副作用や効果は自分でもいろいろと調べてみたけれど、なんだか個人差が大きいみたい。なので一助になればと思い、つらつらと感想を綴っていきます。自分用の記録でもあります。あくまで個人的な経験と考察によるものですので、読者の方ご自身については主治医の判断に従ってくださいね。

◎服薬開始〜5日間↓

薬の種類はレクサプロ、量は1日1回、寝る前に、10mgを1錠。多分1番少ない量です。

飲みだしてからの5日間は、ひたすら眠くて大変でした。まあこれは服薬前からそうだったので、気のせいかな？と思っていましたが、生あくびが止まらないのは異常だったと思います。入眠の仕方も、以前眠れなかったために服用していたドリエルの時と似た、下に引っ張られる感じがしたので、大なり小なり薬の影響はあったのではないかと考えています。

気分については可もなく不可もなく。もともと気分がどっと落ち込んでから波が回復傾向の時に通院、服薬を開始したため、効果はあまり感じませんでした。浮上した気分がキープされていた可能性はありますが。

レクサプロの効きは他の方も述べているようにゆっくりであるため、このときあまり効果を感じていなかったのは当然といえるかもしれません。ただし、上述した眠気のおかげで、夜には比較的思い悩むこともなく眠れたり、あるいは昼間も深いところまで思考をすることが妨げられていたという要因から、気持ちが落ち着いていたのかもしれないとも思っています。

◎5日目〜14日目↓

異常な眠気やだるさ、特に生あくびがぱたりとなくなる。特にあくびが顕著で、薬の初期反応だったんだろうなぁと感動するほどでした。

身体の重さがなくなった反面、焦燥感やそわそわとした心地が少しかえってきて、また不安に襲われるのかと焦る、という負の循環に陥りそうになりましたが、なんとか低空飛行を続けました。

これは以前はなかったことなのですが、そわそわとした感覚は心のみではなく、なんとなく手足がむずむずとして、動かしたい気持ちに駆られました。夜の眠れないときには廊下を歩き回る、布団の中で足をバタバタさせるなどして心を落ち着かせていました。しばらくすると体力のない私ですから、疲れて、落ち着いて少し眠れるようになりました。

そわそわ感はある種の活力にも繋がったようで、眠れないため、資格勉強などをするなど、少しのやる気や楽しみを感じられるようになりました。これが軽躁とかでなければ良いのですが……多分違うでしょうね。

眠りにくい、そわそわする、少しの不安を除けば、わりとスッキリとした日々だったと思います。

◎3週間目

現在。2週間目の終わりに再び通院して、経過を報告。日常生活に過度に負担がかかる副作用はなかったため、そのまま服薬を続けることになりました。

最近といえば、また日中の眠気が増してきました。とはいえ、薬の眠気というよりは、夜眠れないための眠気のようです。今週からは中途覚醒が多く、再び入眠できるにしろ、眠りが浅いようなのです。月経等も重なり、正確に抑うつのせいか、薬のせいか判断し辛い部分もあるので、医師と相談する予定です。

月経に関して、1番重い日に、家族に少し強くあたってしまい、久しぶりに（服薬前）わけもわからず涙を流しました。月経でここまで不機嫌になったり、パニックになることは、これまでになかったので、やや不安です。

前に感じた身体のそわそわ感は続いており、やや衝動的な部分が増えているようにも感じています。落ち込むことはないのですが、怒り、苛立ちを抑えきれない感覚です。

眠気のせいか頭がぼんやりした感覚が再び現れてきて、注意散漫、無気力な日々が続いています。本を読んだり、勉強をしたり、ゲームをしようと思えど、食指が動かす、結局横になってぼんやりしています。このできないことに対しての焦燥感は不思議と湧いてこず、堕落していきそうな感覚もありますが、楽といえば楽な気持ちです。

以上、報告でした。気力が失われていなければ、またの投稿もあるかもしれません。