苛立ちから無気力状態へ(トラブル時に起きるパンク現象の考察)

私はトラブルがあると、激しい苛立ちが沸き起こるタチです。自分の予想通りにことが運ばないと、小さなパニックに陥ります。
やることなすことが不安で、なるべくスムーズにできるよう、自分の行動をシミュレーションしていることも要因のひとつかと思います。もちろん、全て予想通りにはならないことは重々承知しています。計画が変更になることは面倒ですが、それ自体は大抵許容できます。

問題なのは、計画を練り直す際に頭に飛び込んでくる「ネガティブな未来」なのです。

ここから述べるのは実際の例です。
学校へ行く途中、定期券を忘れたことを改札口で気づいたとします。すると、以下のような「ネガティブな未来」や不安が頭を駆け巡ります。

切符を買う時間がないかもしれない→切符を買うお金はないかもしれない→電車に間に合わないかもしれない→学校にまにあわないかもしれない→よって授業に支障がでるかもしれない→学期の成績に響くかもしれない→後で友人にプリントをもらわなければならない→定期券は家にないかもしれない→どこかで落としたのかもしれない→切符代を損してしまった→こんなことをしてる場合にも時間を無駄にしている→私は判断を謝ったかもしれない→もっと良い身の振り方があったにちがいないのにetc

予定の狂いから、次の計画をより丁寧にあるいは完璧に立てようとしているあまりか、ずぶずぶと未来の、確かめたいが確めようのない不確かな事項が雪崩れ込んできて、激しい苛立ちが満ちます。
そして、あまりの負荷に全てを放棄して、無気力な気持ちになります。パンク現象です。もう私の手には負えないと、非常に悲観的な気持ちになってしまいます。(マルチタスキングが苦手で、同時に沢山のことを考えるのが苦手な性質でもあるのです。hspの傾向もあるようです)

特に体調や精神面が不調な時には、「もう今日は休もう」となってしまったこともしばしばありました。

先の例の、「定期を忘れる」というトラブルはもう何度も遭遇していますから、ある程度冷静に対処できるようになっています。しかしながら、計画に支障をきたすトラブル全てに慣れることは不可能でしょう。

重要なのは、不確定な未来の想像に、感情を引っ張られないことでしょうか? それとも、まずは目の前の事象に対処することを癖付けることでしょうか。

少なくとも無気力で逃げ帰り、こうしてnoteを綴っているばかりではいけないのでしょうが……

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?