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PC使って楽しよう。 そう簡単には壊れない。

「PC壊すのが怖いから最低限知ってることしかしない」という人を知っていますが、「もったいないなぁ」と感じています。
そんな私でも、PCが家にやってきたばかりの頃は「壊したらどうしよう」みたいな気持ちがあって思い切って使えませんでした。
でも今ではレジストリいじるのも平気(笑)。元々仕事関係で少しは知識があったのもありますが、それよりは「ポイントさえ押さえれば簡単には壊れない」と知った方が大きいです。
せっかくのPC。ポイント押さえてもっと使いましょう!


やりたいこととアプリを紐づけると、作業が楽になっていく

PCは「同じ作業の繰り返し」が得意です。
「何度も同じ作業するなぁ」と思っていることでPCができそうなことはやらせましょう。
そうすれば、次回以降が楽になりますよね。

作業に使うアプリを選ぶ
まずはアプリの選択です。
やはり作業ごとに向いているアプリ向かないアプリはあります。
なので、その作業に向いているアプリを考え、どれを使うか決める、そこが一つのポイントだと思います。
例えば

文書や文章を書くにはWordや一太郎などのワープロ
ブログの下書き等ならワードパッドやメモ帳等のエディタ
縦横に計算したり表を作ったりするにはExcelやGoogleスプレッドシートなどの表計算ソフト
画像の加工なら Snipping Tool や ペイント などの画像系ソフト

などですね。

始めに、できればアプリの設定を保存しておく
失敗が怖い場合は、なによりもまず「現在の設定を記録しておく」ことをおすすめします。
「<アプリ名> 設定の保存」で検索しましょう。(<アプリ名>の部分を各アプリの名前に変えるのをお忘れなく)
たしかに面倒だし、ちょっと難しそうに聞こえるかも知れません。
でも、何かおかしくなっても現在の設定に簡単に戻せるのなら怖いことはありません。思いっきり使えます。
思い切り使えれば、覚えるのも早いんです。

とにかくアプリをいじってみる
今のアプリは「元に戻す」という機能があるので、少なくとも数回は、やった操作をなかったことにできます。
ツールバーや右クリックを含むメニューから「これかな?」というものを選びやってみる。
これで充分です。

作業中、時々は保存
一区切りついたら必ず保存しましょう。
「名前を付けて保存」を使い、数字をつけて新しいファイルで。
これは慣れてからも有効な策です。
失敗も取り戻せるかもしれないので、私も頻繁に使います。

「形式」のコピペで「壊れた?」も減る

ストックとコピー&ペーストのフル活用
PCだと、たいていの人はご存じだと思いますが「コピーして貼り付け(コピペ)」ができますよね。
「コピペ」は、「うまくできた!」という部分を繰り返し使える、もっとも簡単で楽な方法です。
以前つくったものを張り付けるだけなので、当然作業は速くなるわけです。

「罫線などで飾った表をストックとして取っておき、中身の文字や数字などを変えて何度も使う」など、「形式」を使いまわすのがポイントです。
パッと見ただけではコピペだと分からないですしね。

「すでに出来上がっている形」なので「なんだかおかしくなってしまった」ということも少なく、たとえおかしくなっても、またその出来上がっている形から作り直すので労力も少ないです。

保存方法も大事
本筋からすこし外れますが、保存も大事です。
「あとで使いそう」「これはひと塊できている」という部分は、見てわかるファイル名で保存しておき、どんどん使いまわしましょう。
保存場所も忘れないように分かりやすい名前にします。
「新しいフォルダ」という名前のままの人がけっこういますが……、仮でもいいから変えます。
目的のファイルをどこに入れたか忘れてしまっても、フォルダ名を見て目星がつけられれば探す時間は激減します。
そのままにしておくのは厳禁。この辺は普通のデスクの整理と変わりませんね。

PCにしたら速くかつきれいに仕上がるようになった例

サークル会誌作成を紙からPCに
私が最初にPC作業化して「楽」を実感したのは、サークル誌の編集作業です。
会員から原稿をいただいて貼り合わせ、表紙や目次、連絡事項やあいたページを埋めるなどの作業は、
場所を取るし原稿を汚さないように気を使うし、
その大きな原稿を持ってコピー屋さんやコンビニへ…
好きとはいえけっこう大変でした。
それが、複合プリンターを買ったことで

*原稿はプリンターのスキャナーでPCに取り込み
多少明暗調節などは必要ですが、原稿を扱うのが1回きりになったので とても気持ちが楽になりました。
コンビニコピー機でJPGやPDFに読み込むこともできるので、繊細なイラストでもなければスキャナーがなくても大丈夫ですし。

*貼り合わせはWordに
ワープロソフトを使うので、位置の貼り換えも簡単。目次作成等はデザインストックからコピペして画像や中身を変更するくらいです。

*印刷は、PDF化してメモリに入れコンビニのコピー機で

それはもう、楽になりました。
もちろん、Wordの設定は自分好みにカスタマイズしたものを保存してあるので、何かおかしくなってもすぐに戻せます。

「保存」それが肝

保存したものがあれば大半は解決
ここまで書いてきたように、
「楽」は一度作ったものを保存しておき再利用
「設定」も、保存しておけば「壊れた!?」と思っても直ることが多い
つまり、保存したものがあれば大半は解決するんです。

設定のそれぞれの意味が分からないと、まっさらな状態から使いやすいように設定しなおすのは大変ですが、
それすら、初期状態を保存しておくことで「どこさわったか分からないけどこうなってしまっては困る!」という状態から元に戻すことができますから。

少ない労力でブラッシュアップ
前の方で書いた「ストック」をブラッシュアップすることでもっと良いものにできたりもします。
ベースの部分はもうできているので、もう一度作り直す必要もありません。

職場などでは決まりや縛りで「この機能は使うな」「マクロは使うな」みたいなこともたまにあったりするようですが、「部分的なフォーマット(形式)を保存しておく」位は問題ないはずです。

簡単には壊れなくなる
「壊れない」というとちょっと違うかもしれませんが、「元に戻せる」なら大胆に使えるようになります。

大事な設定を保存しておいて、大胆に使い、楽してしまいましょう!

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