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【続いてる写経 743日め】〜岩船寺でアットホーム

京都の端っこにある浄瑠璃寺。
アクセスの不便さあれども、観る価値十分のお庭と仏像でございました。

此岸と彼岸を灯籠の穴をフレームにして撮るといいよ、と壮年カメラ男子が教えて下さりました。

高野山でも引退世代の男性に色々お話伺いましたが、博物館とかお寺とかなんでも詳しいんですよね〜。
悠々自適、この一番年金もらえる世代が羨ましい…

さて、ここまでくると、ワンセットとなるのが車で10分ほどの岩船寺。

岩船寺は創建はホームページによると、
弘法大師と智泉が建立した報恩院が岩船寺の草創とされる。智泉が嵯峨天皇の勅願により皇孫誕生を祈願したところ皇子が誕生、それにより皇后の篤い叡信を得て堂塔伽藍が整備され「岩船寺」と号した。

おお、ここで弘法大師繋がりきた❗️

空海と『阿吽』ファンとしては萌えスポットでした。

ここの阿弥陀如来様は、浄瑠璃寺よりも古いのだそうです。
特別公開中の普賢菩薩様や如意輪観音様が美しく、見応えありました。

紫陽花が有名なお寺で、今はまだスタンバイ中。

さらに奥の貝吹岩まで登ると、眼下にこの地域が見下ろせました。
パンフレットには、ここから法螺貝を吹いたとしか記述がなく、何があるやらと試しに登ってみたら大正解。
この一帯を一望できました。

高いところ好きのなんとやら、で満足して降りると、門前の売店でお漬物やらお餅が売られていて、一袋100円。
しかも手作り無添加、美味。

農家の母娘さんお二人で切り盛りされていて、常連さんと思しきお客さんが途切れずやってきてました。

お母さん達のお人柄に惹かれて、昼食もこちらで。ちらし寿司セットをいただきました。

おまけで筍の煮物付き。
同行Aちゃんは、自分以外の人が作ってくれる家庭料理に感激しておりました。

そうか、、家庭料理って、もどきはあるけどなかなか食べられないものだよね。

実はそのような場所と、機会がなければ貴重なものお料理なのでした。

ワタシはまだ実家も義父母も健在にて、機会はありますが、だんだん親も年をとったら料理できなくなったりするものですしね。

当たり前のようなことも、これから貴重になるのだなぁと思ったら、ちょいとしんみりした気分になりました。

この煮物の味付けは何だろう❓
と、それもお店のお母さんに作り方を聞いて、さらに切り干し大根も追加購入。

お腹も満たされて、最後の目的地に向かったのでした。

メインは奈良なので、やっぱり鹿さんにも会っておかないとね。

つづく

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