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【続いてる写経 955日め】〜未知なる韓国料理を食べたい

韓国好きの方なら「ポリクルビ」ってご存知なのでしょうか。

今読んでいる本は韓国発のビジネス書、『アイデアがあふれ出す不思議な12の対話』。著者はキム・ハナさん。

ビジネス書と言っても、対話形式のライトなエッセイ風。けれどもエピソードも「ふむふむ、なるほど〜」と思うものが多くて、なかなか深いです。

引き合いに出されるエピソードは、欧米の有名人や偉人に並び、韓国の作家さんなので、韓国のエピソードが多数出てきます。
(昔ハマった”チャングム”も出てきた〜)

で、つい本筋のアイデアと別のところに目がいってしまったのが、最初に書いた「ポリクルビ」。
”クルビ”とは、魚の”イシモチ”のことで、それを”ポリ”=麦と一緒に甕に入れて数ヶ月熟成させたものらしいです。
気になるのはそのお味で、

蒸して手で裂いて食べるのですが、ただ食べるのではなく、氷を浮かべた緑茶にごはんを入れ、その上にポリクルビを載せて食べるのです。
夏のスタミナ食なんだとか。見た目は魚臭そうでしたが、食べてみると全然臭みがなくて香ばしいんです。しっかりした身はかむほどにさらさらと緑茶の中にほぐれていき、口の中に実に新しい味が広がりました。

『アイデアがあふれ出す不思議な12の対話』p72より

”実に新しい味”ってのが、”実に”気になる!!
しかも、魚臭くなく香ばしい味って、まず想像できないです。

調べてみると、この”ポリクルビ”は、韓国でも高級料理らしく、贈答品として人気もあるそうです。
まさに下の記事は、緑茶に浸して食べる方式でした。
やっぱり美味しそうだな〜。

”クルビ”は相当な高級魚みたいで、一尾7、8000円だとか。一尾ですよ!
下のサイトで、とおってもお高いクルビや名前の由来も。
こんなの見たら韓国へ、食い倒れツアーに行きたくなりますね。

はて、これを日本で食べることはできるのかしらん?

単に”クルビ”を干したものは、大久保の韓国系スーパーでも買えるそうです。いわゆる”クルビ”の干物の定食は何件かヒット。
でも”ポリクルビ”はさすがに無さそうですねえ…。
大体韓国料理と魚は、日本ではあまり結びつかない!

西荻のとってもフレンドリーな韓国料理店Ongiで、今度「”クルビ”ってどんなものですか?」と尋ねてみようかな?

そういえば、ここで「チャパグリ、食べたかったら作るよ、言ってね!」って言ってもらったのに、まだ食べてないの思い出した〜。
”チャパグリ”はアカデミー賞受賞した韓国映画『パラサイト』に出てくるラーメンです。
あのシーンにはハラハラしたけど、それよりも高級牛が入ったラーメンの味が気になった…。

まずは高級魚より、高級ラーメンかしらん…。


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