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【続いてる写経 1013日め】〜ESAT-Jの結果が出た!

はっと気づいたら、中学3年生をに余計なタスクを課し、苦境に陥れたあのESAT-Jの結果が発表されてました。

意外にも、上位のAが16.3%もいるのです。それに続くBは25.8%。すなわち受験した4割の生徒は、65点以上、Cまで入れれば7割が50点以上と、非常にいい結果となっています。

本当に7割の生徒が、50点以上取れるテストなのか?
問題や回答方法考えると、ちょっと疑問なんですけどね。

点数の付け方がわからないし、批判を避けるために評価を甘くしたのかもしれないなあと、ちょっと勘繰るところもあります。

けれども、この結果が都立高校の受験への加点になってしまうならば、点数が高い子たちが多いのは良かったと思います。

中学3年生のみんな、頑張ったね…。

それにしても英語と、それに関わる試験、”実用”よりは”通過儀礼”な感じになってます。
特に英検の教育現場への導入が、自分の時代と比べ物にならないくらい、進んでいることにびっくりしました。

高校受験においては英検取得が内申点の加点となったり、大学受験においては取得している級によっては英語の試験免除になるケースもあるとか。

英検は2次試験はスピーキングの面談もあり、話す技能も問われるため、近年重視される「話す力」の登竜門の面もあるのでしょう。

でも、英語を使うために学習するというよりは、入学”試験”のために、英検の”試験”を受けるという、入れ子構造になってる。

テストのためだけに英語を勉強するのって、つまらないじゃないですか?

もう少し、楽しく英語を学ぶ、習得する気持ちをもてるようにならないもでしょうかね?

さらに、この英検の実施団体、1963年に設立されていて、事業の一つに、
・実用英語の習得及び普及向上に繋がる研究及び事業に対する助成事業

を掲げてました。

60年代から英検が何らか英語教育に寄与していたら、今頃日本人ビジネスパーソンの英語使える率、もっと高いはずでは?

この普及向上や研究は、上手くいってなくない?

自分も含め、多くの日本人にとっては、日常的に英語が必要な機会があまりにも少ないから仕方ないですけどね。

それでも英語について考えてしまうのは、年初になると「今年の目標」に、ついTOEIC何点とか書きたくなってしまうからです。

でも、語学学習に終わりはない。昇進などに必要でもない限り、点数ではかる試験は必要ないからもうやめます。

英語の呪い…断ち切るのが目標ですね。

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