![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/120998215/rectangle_large_type_2_b3ef8fe41d2ea881e99da9f3d5939117.jpg?width=1200)
【続いてる写経 1309日め】三弘法まいり@京都 その2 仁和寺編
京都市内の弘法大師空海さんゆかりの寺院をめぐる”三弘法巡り”、2ヶ所目は真言宗御室派総本山の仁和寺。
最初に国指定の名勝となっている御所庭園を堪能し、五重塔を眺めて、次に向かうは金堂。
太っ腹な仁和寺さん、金堂に入場する時は素敵なエコバッグをくださいました。(しかも靴袋にどうぞとは…)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121000352/picture_pc_e4b47580cdcd9fa63b07ced84bc7d5eb.png?width=1200)
金堂の阿弥陀如来像と脇侍の仏像群は、煌びやかな壁画をバックにして素晴らしかったです(真言宗なのに、阿弥陀如来が真ん中なのはナゾ)。
さらに、たまたま特別公開中だった「金堂裏堂 五大明王壁画」。
阿弥陀如来像の裏側にある江戸時代に描かれた五大明王の壁画、普段は僧侶ですら蝋燭の薄暗い明かりでしか目にすることができないものだそう。
この裏堂は普段は完全に遮光されているため、保管状態がよく、描かれてから377年を経ても色鮮やかな明王の姿が残されていたというのです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121000482/picture_pc_0d743a4fffb7bf11e36e2d84c0a3a462.png?width=1200)
5年前に51世門跡の就任記念で特別公開され、今回はそれ以来5年ぶりの特別公開。いい時に当たった…。お坊さんの説明があり、不動明王様以外はよく知らなかった各明王様の特徴や役割もよくわかりました。
色鮮やかで、躍動感あるお姿に感激しました。
一時タイムスリップしたかのような気分で、仁和寺内の一願不動尊や御影堂(弘法大師をお祀りするお堂)などを一巡。
どこもフォトジェニックだ、素晴らしい手入れが行き届いてる!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121000561/picture_pc_eaaf6613dec868ae9e53ce6e726d24c3.png?width=1200)
けれども九所明神だけは、屋根が壊れていたなあ…。寺院内の神社は後回しなのかしら?
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121000662/picture_pc_011bd28aa0667a657f36c5faa36bdd63.jpg?width=1200)
仁和寺内の有料観覧箇所は、高校生以下は無料で観られる!(次世代への文化支援)というので、若い子たちにはぜひ観てほしいです。
なお仁和寺さんの裏山では御室八十八ヶ所巡りができるそうですが、2時間かかるというのでこれはまた次の機会に…。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121000812/picture_pc_46170df22a2d1169b3747c8ba5a8b737.jpg?width=1200)
東寺へ向かう途中、北野天満宮へ寄り我が子受験時のお礼参り。
北野天満宮は、宝物殿特別公開として『歴史と美、刀剣物語』を、『刀剣乱舞』とのコラボで展示をやっていた模様。それ目的の女子で賑わっておりました。
コラボ集客力、半端ないなあ。神社仏閣も集客という点ではサブカル方面に開かれていないと厳しい時代ですね。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121001031/picture_pc_91becd3ab1e90f1ed8018373b4b22046.png?width=1200)
さて、”三弘法巡り”の最後は、東寺。
東寺の目的は、三弘法のお守りの他、現在特別展示されているアレです、『風信帖』。
空海さんのご真蹟の中でも有名な、最澄さんに当てたお手紙でございます。
さすがに荷物抱えての移動はそろそろ辛い…。(つづく)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?