【続いてる写経 1351日め】”救命講習”で最も気を使ってほしいこと
随分と久しぶりに「普通救命講習」を受講しました。
この講習、町内会が近所の学校内で無料で開催してくれるもの。
心肺蘇生法の実習と、AEDの仕組みを短時間で学べるので、いざという時に役に立つと思われます。
とは言っても、幸い前回受講時からまだ実践したことはないですけどね。
今回は親子3人での参加。
日曜の朝に叩きおこしてまで、子どもを参加させたかったのは理由があります。
子どもに緊急時の心構えを持ってもらいたかったから、です。
例えば自宅で親が倒れて、他に自分しか居なかったら。。
救急車を呼んだり、応急処置を行えるのは自分だけ。
そんな時に多少なりとも心得があれば、途方にくれてオロオロしないかなあ…と思った次第。
(まあ絶対どうしよう…って泣きたくなるだろうけど…お互い)
本人、多少イヤイヤながら着いてきてくれました。
講習は2020年コロナ以降のversionということで、人工呼吸時に使う用具に変更があり、こちらの息は吹き込めても、患者の息は戻ってこないフィルターがかけられてました。
前回はリコーダーの先っぽを横長にしたみたいな器具だったかと。
また、人工呼吸はマウストゥマウスなので、感染対策いうと点からも無理してやる必要はないそうです。
心配蘇生は、呼吸の様子を確認して胸骨を”5cm”押し込みます。
相当な重労働です。
これを一人でやらなければならないシチュエーションには陥りたくない。。
でも、もっと陥りたくないのは、自分がAEDを”やられる方”です。
AEDそのものは、電源を入れると機械が指示してくれるので、取扱は簡単です。
問題は電気ショックを通すためのパッドを、右胸と左脇の”素肌”に貼り付け方法。
この際の手順は、
胸をはだける
必要があります。
これ、もし対象者が女性の場合はかなり気を遣ってあげる必要があります。
ブラジャーの下につけるとか、あとは人目につかないところに移動させたうえで行うとか、注意がありました。
昨今誰もが写真や動画を簡単に撮影できるわけで、プライバシーを守るためにも、是非このあたりはもっと強調してほしいところです。
もし居合わせたら絶対に、上から胸部を隠してあげるようにしたいです。
そして自分も隠してもらいたいです…。
なお、AEDはとっても効果が高いので、なるべく早く使うのがいいそう。
ただし自宅で誰かが倒れた場合は、救急車を呼んだ後は、
1分で取りに行けるなら、AEDがいいです。
と消防士さん回答。
1分以内にAEDがとってこれる環境なんてそうそうないですよね。
頑張って胸骨推して、心配蘇生試みて、救急車来るのを待つのが良い。
なお、近所のAEDは以下から検索可能です。
講習会は全国の自治体でやってるようなので、受講オススメです。
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