【続いてる写経 1475日め】この写経の”手本は、いかがなものか・・
吉祥寺に用事があり、ぶらぶらついでに大型書店、ジュンク堂さんへ行きました。
大きな書店だと、ニッチな分野の書棚充実ぶりが面白いです。
仏教の書棚には、”般若心経”の衝立まであり30タイトルくらい並んでいました。
般若心経の解釈本、何冊も持ってはいますが、
解釈は書き手それぞれという感じでしょうか。
”写経”については、”仏教”ではなく”書道”の棚にあります。
こっちも負けずに般若心経の写経本、充実してました。
こちらも20種類くらいあったかも。
大別すると2種類。
1)お寺にそのまま納経できる用紙タイプもの
これは筆ペンまで付属しているものが多く、
また”黒地”や”紺地”の写経用紙に金の筆ペンがついてるものがありました。
かつて”黒地”の用紙のものは試しに買ってみました。
金の筆ペンはインクの加減が難しかったのを記憶してます。
2)鉛筆で本に書き込みできるもの
このタイプは初心者向けに、一字ずつ解説してあり、一文字ずつ、もしくは一文ずつ練習できる書き込み欄があるものが多かったです。
鉛筆、ボールペンで気軽に書けるものが中心。
丁寧に一文字ずつ学ぶ。。これコンセプトは良いのです。
たまにはこの手の本で、初心に返ってみるのも良いかなと思って見比べて見たのですけど、、。
正直、これが手本なのはいかがなものか?
と思われるクオリティのものが散見されました。
空間が潰れていたり、傾斜が取れてなかったり、、。
4年間古今の素晴らしき写経手本に向かってきた身として言わせていただきますと、敢えて購入して書きたい、手本にしたいような文字のものは見つかりませんでした。
かつて、某100円ショップで売られていたという、同様の”写経書き込み本”を見せてもらった時も、結構絶句しまして…。
100均だから、書家にお金払ってないのかな?って感じだったのです。
でも、市販の本でもクオリティ高く、誰かに勧めたいものは残念ながら見つけられなかったです。
ただ人の好みは千差万別。
中身を見て素敵だな、真似したいなと思ったものがあれば使うのがいいのでしょう。
筆ペンで書くのだったら、キャンドゥで売られている写経用紙がピカイチ。
100円で7枚。お手本付き。
この付属の写経手本も、高野山金剛峯寺など、多くのお寺で使用しているものと同一の文字です。
どなたの手による文字なのか、謎のままなのですけどね。
バランス良く、美しい文字です。
硬筆の初心者本も、このクオリティのものがあれば良いのにな。
余談:とっても久しぶりにわが子保育園時代のママ友とモーニングへ。
いや
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