【続いてる写経 941日め】〜神明通りの導きの神
杉並区に連合文化祭というものがあります。区内中学校の美術や技術で選出された優秀作品を展示するのです。
これにわが子の作品が選ばれていたと知ったのは、最終日前日の夜。
相変わらずプリント提出が遅すぎる…。
場所は区内でも公共交通機関では行きにくい松の木中学校の体育館。
調べてみると電車とバスを乗り継ぐと40分、自転車では20分。
晴れているならば自転車が最速。
時間休をとったものの、この日は午前中を丸ごと休むわけにもいかず、11時までには絶対に戻ってこなければならない。
9時半の開場に合わせて入ったとして、余裕をもって10時15分には現地を出る、休む余裕なしのハードなプランでした。
というわけで、9時10分ごろにGoogleマップを見ながら現地に向かい、出だしは順調でしたが、環八を超えたあたりから怪しい状況に。
感覚的にこの道をいくと遠回りなのでは?と思しきルートが表示されるのです。どうも目的地から遠ざかっているように思われる。
この時点で9時45分。
やばい、なぜ迷っているのかしらん。遅くとも10時には現地に入らないと。
焦りながらも指示通りに自転車を漕ぎ続けました。
そういえば、ワタシはかつてGoogleマップ先生には、旅行先のえらい場所で騙された経験がありました。蘇る暗い経験…。
Google先生は時々”シゴキ”に入るんですよね。
さんざん遠回りした結果、10時5分ごろに到着。
慌てて作品の写真を撮り、ほかの学校のものは全く見る余裕なく、10時15分に現地出発。
行きに倍以上かかっているので、帰りに迷ったら不味い。
確実に帰れる道を確認して帰らねばと立ち漕ぎしながら焦って漕いでいたら、分かれ道で停車した時に後ろから声をかけられました。
「立ち漕ぎすごいわね〜」と、自転車に乗ったおばあちゃん。
これはチャンス!詳しそうな人に、道を聞いておこう。
「あの、西荻窪方面はどう行けば早いですか?」
「西荻窪ならば、神明通りを行けば早いのよ〜」
と、道順を教えてくれるとともに、
「私もこっちに行くから」と後からついてきてくださったのです。
環八を渡り、無事なじみの場所まで来たところで、お礼を言って別れました。
お陰さまで無事に10時40分には戻ることができて、仕事再開にセーフ。
ちなみに帰り道は「神明通り」を利用して帰宅。
大宮前八幡宮へ向かう参拝ルートの道です。
導いてくれたおばあちゃんは導きの神だったのかも。
本当にありがとうございました。
あ、展示されてた作品なかなかでありました。行けて良かった❗️
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