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【続いてる写経 1290日め】東国三社様ご参拝、2日目の巻

夜の3時間に渡る特別講義に頭沸騰、バタンキューで起きた朝。
またしても青空澄み渡る絶好のお天気。

潮来の風景

朝いち写経を認めたあと、温泉に再び浸かりに大浴場に行くと、

貸切でした。

昨夕は20名位入ってたのに、お風呂場も脱衣場も他にどなたもいない状態になったのです。

泳ごうかとおもったけどそれには浅いので、
思わず大祓祝詞と、般若心経と、延命十句観音経を唱えてました。
お風呂場に響くの、気持ちいい。


風呂場では歌でなく、祝詞とお経になってしまう自分…。

2日めは香取神宮様からご参拝
本殿にまっすぐ向かわず、要石と古殿地、奥宮様から回りました。

香取様の要石、凸型

こちらの要石は先端丸く、鹿島様の要石が凹んでいるのに対して陰陽の関係にあるとか。

奥宮様は、昭和48年までは神職しか入れなかった、弩級のご神域。
ご境内に一歩足を踏み入れただけで、場の空気感が違うのが鈍感なワタシでもわかるほど。研ぎ澄まされた空間でした。

足を踏み入れがたい雰囲気
つきものが落ちるような感覚のご神域

気分もスッキリしてきて、ずっとここに居たいかも。
ただし蚊に耐えられれば…。

参道脇道から、神仏習合の名残を残す五輪塔などを経て御本殿周辺へ。

こちらも御神木かな
五輪塔は神仏習合の名残
御本殿前の御神木
香取様は黒塗のご境内

御本殿は黒塗り。神社としてはとても珍しいもの。
この色も軍事拠点であった名残なのだとか。赤では目立ちすぎるからです。

裏側からのお姿がまた神々しく写りました。

逆光でさらに黒く

摂社、末社を経て、時間があったので宝物殿へ。
やたら毛色が違うものがあると思ったら、アフリカやブラジルを周回した自衛隊からの奉納品だとのこと。
自衛隊さんは、戦いの神様を祀る香取様にご祈祷や奉納をされてるそうです。

この宝物殿ですごく気になったのは、食物をお供えする壺型になった籠のようなもの。解説によると、製作方法は「絶対秘伝」とのこと。
今でも10人くらいしか知っている人は居ないのだとか。
そんな「秘伝」のものを、わざわざ展示しているのは何故なのか…。

香取様の昇殿参拝は、広く明るい雰囲気でございました。
なんとなく、華やいだオシャレな感じです。

帰りは九十九折りの参道を降りました。この参道が曲がっているのも、
ここが軍事拠点だったからだそうです
。面白いですねえ。

まだまだ紅葉は遠い

香取神宮様のご参道には岩立本店という和菓子屋さんがあり、昔は古い木造でしたがすっかりキラキラ今どきの建物に。
落花生羊羹が有名ですが、くず餅もお勧めだそうで、今回はそちらを購入。

直会は、料亭うなぎ春本へ。
お刺身、天ぷら、その他おかずだけでも十分ごちそうなのに、後からウナギも登場。こちらのウナギは淡白な味わいで、とても柔らかくて美味でした。

ご馳走はこれだけではなかった
トドメのウナギ、飲酒運転の注意書きも

満足すぎるお腹を抱え、三社様の最後は息栖神社様へ。

空、青い

息栖酢様も近年東国三社巡りで脚光を浴びて、駐車場が新設されていました。

こちらの昇殿参拝は、本殿コンクリート造りなので靴のまま、本殿に対し横向きに椅子に座る形。
宮司さんが親しみ持てるとても愉快なかたで、参拝後のお話は笑いが絶えず。

最後に一の鳥居そばにある四角い井戸「忍潮井(おしおい)」にいき、一の鳥居の脇にある小さな鳥居の下にある男瓶(おがめ)と女瓶(めがめ)を眺めました。

光が反射して、中のお姿はなかなか撮れないですねえ。

黒いドーナツ状のものが男甕さま

傾きかけた太陽と鳥居の眩しさを背に、息栖様のご参拝を終え帰路に。

もうすぐ夕陽

引率者である藤本先生のおかげで、とても有意義なご参拝でした。
やはり、神社のご祭神と、それにまつわる歴史と知識があると、見える景色が全く違ってきます。

特にご祭神のお名前や表記に隠された意味などを知ると、日本人の知恵と日本語の奥深さに感嘆するばかりです。

さらに、早速の東国三社様のご神徳を感じた出来事が。
とある高配当のファンド抽選の当選通知が届いてました

びっくり!!

やっぱり関東人には東国様は即効性があるのかも
お伊勢参りとはまた違った、男性的かつ活動的なエネルギーを感じる東国三社様でした。今年は両参りできたのは嬉しいです。

帰宅後、家族でわらび餅を早速いただいたところ、ウワサ通り絶品でした〜〜。柔らかくてふわふわとろとろ。

これをきっかけに「わらび餅道」を追求したくなりました。

また、のし紙が素敵だったのです。
これを読んだら、また神社ご参拝行きたくなりますね。

秀逸なコピー、天才か





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