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【続いてる写経 1461日め】”こよみナビゲーター”になりました

1月から受講していた藤本宏人先生による「こよみナビゲータ」講座、全回受講完了。(動画受講も含む)
卒業パーティー&修了証授与式に行ってきました。

この講座は、日本独自の”古暦”を現代で活用する方法を学ぶもの。
こよみの歴史や、古暦の用語と意味、読み解き方を学ぶのはもちろん、毎日を気分良く過ごすため”ことばの使い方”、心構えを、暦の鑑定を通じて学んできました。

藤本先生の話はテンポよく面白く、どの回も知的好奇心を刺激される内容でした。

特に、普段何気なく使っている、”ことば”に気をつけること。表現の重要性に気付かされました。

で、暦をどう読むか。事例として、
4/6(土)は、

六曜:大安

干支:庚子(かのえね)

二十八宿:氐(てい)

十二直:成(なる)

暦注下段:一粒万倍日 、神吉日

大安なので、基本的におめでたい傾向。
暦注下段からすると、お詣りすると一粒万倍の傾向が得られるイメージ。

庚子(かのえね)も「相生」の関係なので、良い感じ。

さて、わかりにくいのは二十八宿と十二直。

二十八宿は、中国の皇帝が使っていたという呪術が起源。
星の傾向を見るもので、「陰陽」すなわち「よし」と「あし」2つの側面があり、この日の「氐(てい)」は「創成」と「破壊」。

十二直は江戸時代に人気を博した暦でも、一つの暦に「よし」と「あし」の傾向があります。この日は「成(なる」で、「仕上」と「見送」の2つの側面をもちます。

「よし」と「あし」、2つの側面がある暦に対しては、他の暦の傾向により、どちらの傾向が強いのかが判断材料となります。

この日は全般的におめでたい感じ、祝い事には良い感じなので、
二十八宿:氐(てい)
は、「創成」
十二直:成(なる)は、「仕上」の傾向が強そうです。

なので、この4月6日は、
何かをやり遂げた「仕上」の日で、
神様に感謝を捧げると、新たな「創成」が始まり、
そのタネが一粒万倍となるかも?

なーんて書けそうです。

つまり、この日は卒業パーティというのはピッタリでして、
卒業とともに、これから新たな一歩を踏み出すのに最適日でした。

余談ながら、日程決めはここまで狙ったわけではなかったようです。
逆にソレもすごいな。。

そして卒業パーティ兼修了証授与式の場所はなんと、椿山荘!!
しかもフレンチのフルコースという豪華さ。
さらに、まとめと追加講義もあるという大盤振る舞い。

ありがたい・・・。
皆様ドレスアップして華やかなお席。
新たにお知り合いが増えたり、仲間と楽しいひと時を過ごしました。

先生の思いがこもった講義、ちゃんと血肉にすべく、また動画再度動画みなければ。

終了後は受講仲間と満開の桜が咲く日本庭園を巡り、
雲海も2回体験。(初回遭難体験したのでした)

滝もあるのよね
桜、満開
幻想的です

さらに神田川沿いをお花見して帰りました。

曇だけど、満開の桜はやはりきれい


古暦の情報は、どう解釈して、どう表現するかは自分次第。
慣れるまでちょっと時間はいるかもしれませんが、日々を気持ち良く過ごす方法として、楽しみごとが増えました。

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