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【続いてる写経 771日め】〜まだまだある、学べるコミック

第二次世界大戦下のユーゴスラビアを描いた『石の花』。
読んでる最中に、手塚治虫先生の『アドルフに告ぐ』に作風似てるなあと気になって作者の坂口尚さんを調べたところ、虫プロ出身でした。

手塚治虫先生から、受け継いだヒューマニズムとダイナミズムだったようです。

こういった名作、他にもあるんじゃないかなあ、とちょっと探ってみたら、
こんなサイトがありました。

これも学習漫画だ!

漫画界の重鎮、里中満智子先生を筆頭に、漫画を愛する各界人、研究者、編集者の人たちが選りすぐった名作が、ジャンルごとに掲載されてます。

戦争ジャンルでは、忘れてはならない『はだしのゲン』。もちろん『石の花』、『アドルフに告ぐ』も紹介されてました。

他にも『カジムヌガタイ』(沖縄戦)、『凍りの掌』(シベリア抑留)などまだまだ知らない作品多数。

芸術ジャンルなんて、、ワタシ3分の1は読んでるわ。

歴史ジャンルでは、『聖おにいさん』や『阿・吽』もちゃんと入ってて嬉しいですね。

面白いのは、日本の書き手だけではなく、外国の書き手のも紹介されてるところですね。

例えば、
『ペルセポリス イランの少女マルジ』は、イラン革命を体験した少女の話。
(「アルプスの少女ハイジ」にかけてるんですかね??)

『話し足りないことはない?―対人不安が和らぐグループセラピー』は、ノルウェーの対人恐怖症克服のためのセラピーを描いた話。

『キュロテ 世界の偉大な15人の女性たち』は、フランスの女性作家による15人の偉人女性を描いた話。

『草 日本軍「慰安婦」のリビング・ヒストリー』は、韓国の作家による従軍慰安婦の話。
従軍慰安婦問題そのものの疑念はあるけれども、気になります。

そんなわけで、ラインナップと熱い紹介文を見ているだけでですね、
読みたくなるのですよ。

特に歴史物は、マンガを読んでから他の文献を読むと、かなりすんなり入るのですね。

『大奥』読んで、初めて江戸幕府の体制を理解できましたので。。

ワタシの推し作品も多数入っているこのリスト。
今後の読書案内として、大いに活用したいと思いまする。

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