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【続いてる写経 1024日め】〜全国のカレー名店が渋谷に集結していた!

渋谷を通過する用事があり、以前高野山イベントで行った東急プラザに向かいました。渋谷でも落ち着いたエリアの、空間が広々としたビルは大人向け。飲食店も面白いのです。

お目当ては「パーラー大箸」さん。以前いただいたドリアが絶品でした。

が、そこへ向かう途中、エスカレーターの告知にふと目が止まりました。
「“音楽界のグルメ通” ホフディラン・小宮山 雄飛氏とコラボレーション! カレーマニアも唸る!現地でしか食べられない地方の名店の味が東急プラザ渋谷に集結」

なーんと、「ワールドカレーフェスタ」なる企画が、もしも食堂で開催されていたのです。

メニューを見ると、富山、兵庫、埼玉、東京の名店が集まっている。
これは気になります。しかも期間限定ならば、今入るしかないではないか!と迷わず入店。

しかし、メニューを見たら迷いまくり。
・富山県「ザイカ・カレーハウス」のマトンカラヒ
・埼玉県「紅茶屋さん」のスリランカチキンカレー
・兵庫県「バーンタイ」のココナッツミルクのレッド海老カレー
・東京都「Lemon Rice TOKYO」のレモンライス

うう…選べません、、。
そんな人のために、レモンライス以外のカレーが食べられる「三種盛り」なるセットメニューがありました。1980円と少々値段は張るけれども、各地に行くことを考えたら安いもの。

世界のカレー、3種盛り合わせ。
付け合わせも美味。

やってきた”三種盛り”。
まずそれぞれ一口ずついただいてみます。どのカレーもあまり辛さはないです。単体でスープのように食べることが出来ます。

「紅茶屋さん」のチキンカレーは、いちばん薄味でサラッとしていてスイスイ食べられました。シナモンや蜜柑の葉がそのまま入っていているのが薬膳風。

「バーンタイ」のココナッツミルクの海老カレーは、ココナツの甘みが辛味を抑え、いい塩梅で上品です。さすが芦屋のお店。

いちばん衝撃的だったのは、「ザイカ・カレーハウス」のマトンカラヒ

う〜、おいし〜〜〜い!!!

と唸ったのはこのカレーでした。

ワタシは羊特有のあの臭みが苦手で、ラムはまだしもマトンは積極的には食べません。
けれども、このマトンカレーのマトンは、「本当にマトンなんですか?」と尋ねたくなるほど、臭みが全くありません。

スパイスで無闇に消したわけではなく、スパイスが魔法のように掛け合わされて、マトン臭みを封印しているかのような雰囲気。

それがトマトの酸味と、炒め玉ねぎのペーストの甘みと絡み合って、絶妙なマッチング。食べやすいのに味の深みは半端ないのです。

一口食べるごとに、うまい!!と味わいました

「ザイカ・カレーハウス」のある富山県いすみ市は、イミズスタンと呼ばれるほどに中古車販売業を営むパキスタン人タウンが形成されていて、パキスタンカレーの聖地らしいです。

知らんかった…。

ザイカのシェフは、これまた名店の「カシミール」というお店のシェフだったそうです。そっちの「カシミール」も気になりますね。

期間後半はカレーメニューが入れ替わるそう。
このフェスタ、絶対にもう一度行かねば。


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