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【続いてる写経 781日め】〜"7年に1度"を体験に

ご利益の専門家・藤本宏人先生主催、7年に一度の善光寺御開帳の参拝ツアー参加しました。

今回は善光寺様門前の、宿坊に宿泊し、早朝の参拝から善光寺様の参加する行程です。

集合場所の東京駅は見事な土砂降り。
遠方からくる参加者のかたが乗った新幹線が止まってしまい、時間通りに出発できないハプニングから始まりました。

が、全員無事揃い、いざ出発となった段階で雨が上がりました。
長野に近づくにつれ、車窓からは山々の稜線もみられるほどの快晴に。
新緑と青空がビューティフルです。

さらに善光寺宿坊に直行のはずが、サプライズの行き先が用意されていたのです。

そのは善光寺とセットで行くべき場所、上田市にある北向観音様でした。
さすがは藤本先生で、「片参りはあり得ん❗️」と嬉しい趣向です。

お寺の名前は常楽寺といいますが、北向観音様のお名前が有名。
国内でも北向きで本堂が立っている例は大変珍しいそう。
北を向いている理由は、その先に善光寺様があるからで、
観音様は善光寺様にお詣りするかたも見守ってられるとのことです。

善光寺様では来世でのご利益をお願いしますが、北向観音様は現世ご利益を授けてくださるとのお話。

なので、先ずは現世を良くするべく、北向観音様に最初にお詣りする順番が良いのだそうです。納得!

なお、北向観音様そのものはとっても小さいお姿。
今回は単眼鏡を持参していたので、お姿をよく拝見することができました。

なお、ここの開山は天台宗の第三代当主・慈覚大師(円仁)でした。
遣唐使として唐へ行き、9年ほど旅して密教の貴重な経典などを持ち帰った方です。
唐からの帰国後は、全国各地で天台宗の開山をしていたそうです。

さて、北向観音様のある上田市からバスで約1時間、長野市へ。
善光寺様近くの宿坊に入りました。

ここの宿坊、これまで泊まったことのある高野山の宿坊とはかなり趣が違いまして、、あまりお寺っぽい感じがしませんでした。
なぜか当主の下で働いているのは若い女性ばかり。

そして到着して間髪入れずに、授与品、御朱印、特別参拝の説明・・
(俗っぽい・・)

さらには、HPに写経ができると書いてあり、楽しみにしていたのですが、
「お写経したいのですが?」と係の人に尋ねると、
「お写経は今日はちょっと。。」と、なんと断られたのでした。

あら?

「では、写経用紙だけいただけますか?お部屋で書きますので」
「はい、千円です」

と授与されたのが、この写経用紙でした。

宿坊で、主たるアクティビティたる写経を断られるとは・・
結構びっくりでした。

宿坊から、「ならでは」体験をとったら、ただの「昔の旅館風合宿所」じゃん・・。

まあ、ここはどちらかというと、「授与品代行販売所」かな?



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