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【続いてる写経 1094日め】〜スマホ、どちらの手で持ちますか?

日経クロストレンドの記事の見出し、
・40~50代で「スマホ左手持ち」が多いワケ 若者は右手持ちが主流

むむっ。ええ、もちろん左手持ちですよ、ワタクシは。
というか、他人がスマホをどの手でどうやって操作しているかは、あまり気にしてませんでした。

右手だけで、操作できるの?

若者はそうなの? 意外!!

記事によると、調査対象は日本を含む11カ国(日本、中国、韓国、インド、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム、シンガポール、英国、米国)。サンプルサイズは各国500人。
日本人は国際比較すると独特なスマホの使い方をしているらしいです。

まず利き手について。日本は右利きが88.5%で、11カ国平均では84.8%。国内外とも9割弱が右利きで大差はない

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/watch/00013/02146/?n_cid=nbpnxr_esln_ns_cn

世界的にも利き手が右の人が多いのは間違いないよう。

では、スマホをどちらの手で持つか? 日本では左手が57.0%、右手が35.9%と、20ポイント超の差をつけて左手が優勢だ。これが11カ国トータルでは右手が48.9%、左手が36.8%と、逆になる日本以外で左手優勢なのは中国と韓国だけだ。

同上

東アジア3国以外は右手が主流なんですね。
ここからが面白くて、

これを年代別に見ると、日本では40~50代の左手持ちが70%超と多数派を占めていることで、左手優勢を決定づけている。一方、日本でも20~30代は、僅差ではあるが右手持ちが上回っている。30代と40代の間には大きな分断がある。

年配層ほど左手持ちという傾向は、日本が最も顕著ではあるが、11カ国トータルでも共通して見られる。右手持ちが6割を占める20代から、年齢が上がるにつれて左手持ちが増え、40代で半々。50代では左手持ちが56.4%と過半を占める。

同上

こんなところで、世代間ギャップが露わにされてしまうとは…。
盲点でしたね。スマホ持ち方恐るべし。

この理由については、記事の中では、

11カ国共通して年配層ほど左手持ちが増えるのは、固定電話や公衆電話の受話器を持つ手の名残である可能性が高い。公衆電話も自宅や職場の固定電話も、向かって左側に受話器とコードがあり、受話器を左手で取って左耳に当て、右手で番号をプッシュしてメモを取ることを想定したつくりになっている。その経験が染みついた世代ほどスマホも左手持ちが習慣づくのは納得感がある。

同上

スマホの持ち方は、電話に飼い慣らされた習性の証!! ああ…。

これが本当かどうか、電車内でスマホを持つ人たちをじっくり観察しましたよ。

すると、中高年層で右手で持っている人は、皆無…。みんな左手でした。

ただし、右手だけで操作している人は、若年層でも多数派ではありませんでした。
単に前に並んで立っていた20〜30代の男女4名で、右手操作してたのは女性一人とか、むしろ右手だけの人は少ない印象でしたね。
吊り革は右手で持つからかな?

ちなみに、日本人の操作スタイルとして見られる「左手持ち・右手人さし指操作」は、主流の国は他はどこもないとか!

11カ国トータルで最も多いのは、「右手持ち・左手親指操作」で20.8%。次いで、「左手持ち・左手親指操作」15.5%、「右手持ち・右手親指操作」14.0%と、片手で完結するスタイルが続く。この3スタイルで約半数を占める。日本でトップの「左手持ち・右手人さし指操作」は9.1%で4番目。11カ国でトップの「右手持ち・左手親指操作」は日本では5%未満だ。

同上

いちばん主流が、「右手持ち・左手親指操作」?!
なぜそこでわざわざ親指を使うの? やりにくくない?

日本人的にはわかりません。

指で数を数える方法が、日本人は親指から順番に折っていくのに対し、中国人は人差し指を最初に立てるみたいな、
指の使い方に対する文化の違いが表れているのかもしれません。

それでも「左手持ち・右手人さし指操作」は特殊!!
こんなところでも、判明。

ガラパゴス・ジャパ〜ン!!

もしも日本人が国籍を隠してスパイになったとして、
尋問の時シラを切ろうとしても、
スマホ操作が「左手持ち・右手人さし指操作」ならばバレますね。

スマホの持ち方にこんなにバラエティがあるなんて、知りませんでした。

インバウンドが本格化してきた今、道ゆく外国人観光客のスマホ使いを観察するのが楽しみかも。親指で打ってるか、見てみようっと。

ちなみに、もうすぐJKのわが子によると、

「左手で持って、右手で人差し指でぴっぴってやってるの、
おばあさんみたいで、カワイイよね」

はいはい、おばあさんみたいで…。
まあ、日本人はスマホ操作も、やっぱり”カワイイ”のが好きだということで。

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