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【続いてる写経 853日め】〜お葬式までの長い道のり

突然亡くなった伯母の葬儀までには、だいぶ時間を要することになりました。

まず、自宅で1人で亡くなった場合、検死を受けて事件性の有無を確認する必要があること。したがって遺体は警察に運ばれてしまうのでした。

検察医の診断は、すぐに行われず翌日になってしまい、その診断次第で取り扱いが変わる可能性がありました。

もし、他殺などの可能性がでてきたら…って話ですね。あり得ない話ではないので。

幸いにして、診断の結果事件性はなく、直接の死因は心筋梗塞でした。あっという間の出来事だったようで、苦しむ間もなく、息を引き取った様子だったとのこと。

もともと少し心臓に問題を抱えていたので、それも仕方なかったのかなと納得しました。

検死後すぐにご遺体を自宅に戻し、お通夜を自宅でやる予定だったのですが、今度は別の問題が発生。

伯母の一人息子の、次男が発熱してしまったのです。
この時期発熱と言えば…やはりPCR検査を受けねばなりません。
検査の結果次第では、喪主が濃厚接触者になってしまうので、葬儀も延期を余儀なくされます。

検査結果がわかるまで、葬儀の日程も決められなくなってしまいました。

やきもきする中、PCRは陰性。
ホッとしたものの、結局葬儀までの時間的な都合で、ご遺体を自宅に戻すことが出来なくなってしまいました。

仕方ないとは言え、これは残念過ぎました。
結局お通夜なしで告別式となってしまったのでした。

つづく

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