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デレマス10周年ライブ福岡day2に現地参加しました

『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND TOUR!!! MerryMaerchen Land』day2の現地チケットが取れたので行ってきました。

私にとって初めてのニューノーマル・アイマスライブでしたが、結論から言うとコロナ以前と比べても100%に近い満足感を得られました。画像のような席だったので楽しくないわけがないんですが。

無題の図形描画

現地参加の体験を踏まえて、

・10周年ツアーのステージ演出
・各楽曲感想
・どうしてライブに行くのか

を書き残しておきたいと思います。

10周年ツアーのステージ演出

「10周年ツアーの」といっても最初の1公演を見ただけなのですが、まあ大枠は共通でしょう。

このツアーではセンターステージ等は用いず、メインステージのみのようですね。中央にディスプレイ付きのお城のセット、上手下手にサブディスプレイというスタンダードな構成です。

個人的に印象的だったのが照明演出。現地参加でないほう、day1を配信でリアタイ視聴していましたが、映像でも十分に楽しめる美しいライティングでした。

これまでのナンバリングライブで照明演出が素晴らしかったのはやはり6thの『 MERRY-GO-ROUNDOME!!』でしょう。

6thは中央セットにディスプレイがない、近年のデレのライブでは珍しい構成でしたが、素晴らしいライティングによって完璧に楽曲が彩られていました。

今回のライブも6thを彷彿とさせるような照明演出がなされていて非常に嬉しかったです。

一方で、6thと違って今回は中央セットにしっかりとディスプレイがあります。こちらに映る背景映像も非常にクオリティが高く、楽しませてもらいました。14平米のマンボウを喰らう猫すき。

ディスプレイに関して面白いなと思ったのが、今回はディスプレイで映る部分が横に5分割されています。背景映像のほうも、今回のために新しく作られたものは5分割を考慮して作られているようでした。

過去のライブで使われた背景映像もいくつかありましたが、そちらも懐かしくてよかったですね。『き・ま・ぐ・れ☆Café_au_lait!』の映像とか結構久しぶりでは?

10周年ツアーでは、これまでのシンデレラのライブで活かされてきた照明と映像の演出を組み合わせた、配信でも楽しめる映像美を期待できるのではないでしょうか。

各楽曲感想

特に印象に残った楽曲について書きます。こういうタイトルの記事なので現地で聴いた感想をベースに書きますが、アーカイブで観た感想も1日目の感想も混ざってます。

O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!

初披露(7th幕張day1)と10周年の両方でこの曲に立ち会えたのはかなり運が良さそう。

ライブ開始早々に声を出したくなる曲が来て、発生禁止でどう盛り上げればよいのか手探りの中、それとなく手を叩いていました。オクリモノって(サビのイエーイの裏パンパンとか)有声でも人によってやったりやらなかったりするコール・クラップが多いので、無声だとなおのこと揃わない感が出てしまうのは仕方ないかもしれません。

ただ、Bメロのクラップは揃いやすいし、サビ前やDメロのラップ部分は歌詞に数字が多いので手でハンドサインが出しやすいので、スタイルが浸透してくるとより楽しめるんじゃないかなという気がします。

ひまわりマークをさがせ!

オクリモノが終わるやいなやイントロが聞こえてきたので慌ててクラップしてUOを折りました。

自分は特別薫ちゃんを応援している訳ではないのですが、春瀬なつみさんが人生の夢レベルで気合を入れてこの曲に臨んでいるのは聞いていたので。そんな強い想いには応えなければ、という謎の義務感で見届けました。

ライブの度に、龍崎薫役はこの人にしか務まらないなと思わされます。暗転するまで涙を流すことなく歌いきったのが素敵でした。堪えきれなくなって目を覆う瞬間も見えて……。この日を迎えられて本当に良かったです。

Romantic Now

クラップが多めだから無発声でも楽しいだろうなと予想していた曲。やっぱり楽しかったです。

あとはDメロ?、現地で体文字を作るのも会場の一体感が高まって非常に良かった。こういうのでいいんだよな。ただ、声とは違ってカメラで映していないと配信と盛り上がりが共有しづらいなとは思いました。

THE VILLAIN'S NIGHT

福岡公演のメンバーが発表されたときから一番楽しみにしていた曲でしたが、期待通りのパフォーマンスが見られて大満足でした。黒沢ともよの表情が良い。

あと、照明演出が特に映えた曲でもあったと思います。ハロウィンチックな緑と赤のコントラストがライティングで見事に表現されていて、画面越しでも絵になるなあという印象でした。

Hungry Bambi

最近CDが発売されてフルを聴き、結構自分好みだなとは思っていましたが、このライブで完全にハマってしまいました。5人のダンスが上手すぎる。

正直なところ、ライブ前まではあまり注目を集められていなかったと思うこの曲ですが、今後はライブの定番曲になっていく予感がします。なってくれ。

EVERLASTING

『EVERMORE』のバトンを受けて制作された10周年記念曲。10周年にふさわしい「格」みたいなものを感じて本当に感動してしまいました。

作詞:森由里子、作編曲:田中秀和×滝澤俊輔×睦月周平と最初に書くとあまりの面子に名前負けしてしまいそうですが、全くそんなことはないです。これぞシンデレラガールズの楽曲というような、複雑でありかつ聴く人の心を掴む、そんな作品だと感じました。

曲中の「歴代のコンテンツを象徴する曲が束になって襲いかかってくるゾーン」、自分の耳と音楽センスの無さでおねシンしか聞き取れていませんが、CDが出たら頑張って聞き取ってみようと思います。


何のためにライブに行くのか

ライブ会場に行けない時間が続き、「自分はどうしてライブに行きたいのか」を考えるようになりました。

正月のHNYを見てそれが少し分かった気がして、たぶん「同じものが好きな人間がたくさんいるということを肌で感じたい」んじゃないかなと思います。

ライブ会場周辺に集まった人の群れや、会場に入って(ちょっとスカスカだけど)席が埋まっている様子を見て、改めて「シンデレラが好きな人間がこれだけいるんだな」と実感することができました。

無観客ライブでもコメントの流れがあるから実感できないこともないけれど、やっぱりそれが嘘ではないと信じ切ることはできなくて、現に人で埋まっている会場に入ることでしかこの感覚は得られないのだと気付きました。

これを踏まえれば、発声は場の共有感を高めるための方法のひとつでしかなくて、声が出せないということは案外些細なことなのかもしれないと思うようになりました。クラップやダンスも皆で一緒にできるし、やってみれば絶対楽しいよ。

要するに「ライブに行くか迷ってるならとりあえず行こうよ楽しいから」ということが言いたいんですが、今回良すぎる席を引いてしまったので楽しかったのはバイアスかもしれません。個人の感想です!

まとめ

・照明も映像もきれいです
・いい曲がたくさん歌われました
・ライブ行きましょう

「行きましょう」と言ってもチケットが当たらなければ行けない訳で……。もう少しすれば席数も増やせそうな状況になってきたので、辛抱ですね。

アーカイブもまだ(執筆時)買えます。一度でもシンデレラを通った人なら楽しめると思いますのでぜひ。

愛知と千葉は両日外し、沖縄は個人的な事情で配信で観ることにしたので、10thの現地参加はこれだけになりそうです。一応追加販売があるようなので当たるといいな。

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