12/12号:カレー屋に挑戦してみて~つつい編~

2021年の5月のゴールデンウィークに200日後にカレー屋を始めようとゆーきと決め、無事に10月と11月、計3日間の間借りカレー屋を実施する事ができました。
改めて、なぜカレーにここまでハマったのか?カレーと出会って自身の中の変化。そして、これからについて書き下ろしました。

最初はただ、美味しいカレーを食べるのが好きだった。

きっかけはゆーきのインスタグラムのストーリー。ゆーきがカレーの写真を頻繁にあげていて、それに釣られるように家の近くのカレー屋を開拓し始めました。ゆーきとカレーを食べに行く機会もでき、食べログの上位のカレー屋巡り等も一時しており、「こんなおいしいカレー屋あるのか」と感動してました。

何者かになりたかった。会社のMTGがきっかけで…

社会人4年目、昨年の話になりますが、初めての社内の大きな異動。
働くメンバーが大きく変わり、コロナ下になり社内外共にコミュニケーションコストが大きくかかる環境で、正直社会人になってから最も仕事が苦しい時期でした。

なぜコミュニケーションに苦労したのか?
前提、コロナでオンライン下のコミュニケーションになった事も原因の一つですが、それ以上に東京の部署に異動してから、「つつい=
=●●」がなかったことが大きかったです。

学生時代から振り返った時に自分が周囲の人から「●●な人」という認知をしてもらう事によって、周囲とのコミュニケーションが楽になっていたんだなという事に気づきました。

※学生時代は中国行ってた人、ケニア行ってた人、水道ない家住んでた人、トビタテの人、社会人は、10年ぶりに鹿児島に配属された新人、鹿児島大好きな埼玉出身の新人等。

そして、今年の2月頃、ちょうどゆーきと「カレー伝道師」のオンライン講座を受講してた時に、会社のMTGの冒頭で雑談がてら、「つついのカレーコーナー」という最近得たカレーの雑学やオススメのカレー屋の紹介をはじめました。

意外に周囲の反応も良い。カレーって嫌いな人ほぼいないので、興味を少なからず皆、持ってくれてました。周りの反応が嬉しくて、気づいたら毎週カレーコーナーをしていました。お客さんと話す時よく最近行った美味しいカレー屋の話をすることを意図的に増やしました。

そこから、「つつい=カレーの人」という形ができ、社内外問わず、カレーの存在が自分のコミュニケーションコストを下げてくれました。
また、自分のカレーコーナーきっかけで雑談の機会も生まれて、
「カレーって実は人と人のコミュニケーションを支援できるものなのでは?」と思い始めました。

このカレーとの原体験がカレーにハマり続けている理由です。


まずはカレー屋になり、当事者になるところから

2月~5月あたりによくゆーきとカレーを通じて何か面白い事ができないか、よく話すことが増えました。しかし、どのアイデアもまずどこから始めたら良いのかわからない日々。一方で何をするにしてもカレー屋さんと協業していくことが必要になる。そのために、まずは自分たちもカレー屋をやってみて、少しでもカレー屋の気持ちを知ろうという所からゴールディンウィークに200日後にカレー屋になる事を決めました。

カレーのおかげで関わる人が増えた

カレー屋をしようと始めてからは即行動がモットーな自分はすぐ動き出してました。間借りカレーしてる人にSNS通じて連絡を取り、取材をしたり、カレーの開催場所を人づてに探したり、カレーのおかげで新しい人たちと出会う事ができました。
また、ゆーきの個人発信と華麗な日常のnoteやインスタグラムの積み上げた発信によって、あさみん、りーちゃん、あーちゃんという新しい仲間も増えました。
カレーのおかげで自分の生きる世界の幅が増えた1年だったと思ってます。

実際にカレー屋をやってみて

合計3日間やらせて頂きましたが、自分が想像してた以上に大変でした。
一番の学びが飲食店における業務改善の重要さを身に染みました。
これから間借りされる人は注文~提供までの業務導線を練りこむことをおすすめします。
一方で色んな友人に来ていただくことができ、非常に楽しい時間にもなりました。


これからのカレーとの向き合い方

最近、自分とカレーの関わり方をすごい考えます。カレー屋ももちろん今後も継続していきたいです。一方でただカレー屋を続けて、どうなるの?というような声もあると思います。

今回この文章を書く際に、なぜカレーにハマったのか考えていました。
一言でまとめると「自身が抱えていた人とのコミュニケーションという痛みをカレーを通じて解決できた」からだと思います。
※もっと内省を進めて、もっとわかりやすい言葉で説明できるようにします!

自分の今後のビジョンとしては、「人同士のコミュニケーションに関わる痛みを減らす」を置いて活動していきたいと思ってます。
上記解決のために、誰もが好きなカレーを通じて、何かできる事があると思ってるのでトライ&エラーしていきたいと思います。

華麗な日常としては、自組織の強みがより活かされる活動をしていきたいです。
■現状の華麗な日常の強み(筒井個人視点)
・会社員4名が副業でカレー屋をはじめた。個性豊かなメンバー構成。
●Twitterフォロワー4000名・サイボウズカレー好き人事ゆーき
●アドレスホッパー・即断即決のつつい
●カレーインスタグラマー カリー娘 あさみん
●カレーを通じて人の健康を支援したい管理栄養士のりーちゃん
●学部時代はアメフト部のマネージャー、ソルジャー体質の大学院生あーちゃん
・間借りカレーフェスで優勝した
・SpacemarketさんやHotel graphyさんとの繋がり


「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」。リクルート創業者、江副さんの言葉でつついの好きな言葉です。

来年もカレーのおかげで良い1年だったと言えるようにがんばります。

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