「バーナム効果」をさらに掘り下げる
どだなだ〜’sのやんばいEnglishでは、54話から「コールドリーディング」についてお話をしています。かなり奥深いコミュニケーションスキルの分野ですが、これがある程度わかるようになったり使えるようになると、あらゆる人間関係が良好になることは間違いないのですが…これがまぁ難しいものです。
決して悪用せず「コミュニケーションを円滑にするため」に「信頼関係を構築」するためにご活用ください。
コールドリーディングとは…(54話)
タイトルにもありますように、ここから「バーナム効果」について少し掘り下げてみようと思います。
コールドリーディングをする上で必ず身につけて欲しいテクニックですが、これが自然と使えるようになれば、普段の会話がさらに深みを増すものです。
バーナム効果は、個人的な情報を全く持たない相手に対して、その人が自分にとって当てはまるような一般的で漠然とした特徴や性格を言及することで信頼感を構築する効果です。
以下は、コールドリーディングでよく用いられるバーナム効果の例です。
「あなたは、時には自分のことを過小評価してしまう傾向があります。しかし、周りからは信頼され、尊敬されている人だと思います。」
これらの表現は、誰にでも当てはまるような漠然とした特徴を述べているため、相手にとって自分に当てはまっていると感じさせることができ、しかも全く個人的な情報を含まないため、バーナム効果と呼ばれています。
番組内で私は「これらの文章をそのまま使わないでください」と話していますが、厳密に言えばそのまま使っても大丈夫です。そのまま使ってもある程度の効果はあります。そう、ある程度の…
結論から言いますと、これらの文章をそのまま使っても相手の心に刺さりにくいからです。
ではどうすべきか…
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