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第一印象が9割!「初頭効果」で後悔しないための基本。

60話の補足です。気になる方はまず以下のSpotifyから「コールドリーディング」についてや「初頭効果」のお話をチェックしてください。

初頭効果(Primacy Effect)は、人が情報を記憶する際に、最初に提示された情報をより良く覚える傾向を指します。この効果は、情報の提示順序が記憶の結果に影響を与える心理学的な現象です。

例えば、プレゼンテーションや講義の最初の部分、リストやシリーズの最初の項目、あるいは試験の最初の問題などです。
最初の情報は、他の情報に比べて注意を引きやすく、より深く処理される可能性が高いため、よりよく記憶されるのです。

PODCAST(60話)では、「人は第一印象で判断される」とお話ししました。
何においても最初が肝心という事ですね。

ただし、初頭効果だけでなく、最後に提示された情報をより良く覚える「終末効果(Recency Effect)」も存在します。
終末効果は、最後の情報が作業記憶により新鮮なまま保持され、長期記憶に転送されるために覚えやすくなる現象です。
初頭効果と終末効果は、情報の提示順序によって記憶に与える影響が異なることを示しています。

初頭効果と終末効果は、記憶の特性を理解する上で重要な要素です。
情報を効果的に伝えるためには、「初めの部分」と「最後の部分」に重要な情報を配置することが有効です。

PODCAST(60話)では、視覚情報と聴覚情報で9割占めるとお話ししました。
第一印象が悪ければコールドリーディングをしても心に刺さらないことが多くなってしまうのですが、仮に第一印象が良かったとして「終末効果」をどう使うのか…
ここで残りの1割「言語情報」が大切になってきます。何を語るのか、どんな表現を使って会話をするのか、どんな言葉で会話をクローズするのか…

ここで終末効果について多くは記載しませんが、6月3日放送(62話)でコールドリーディングをした後、どのようにして会話をクロージングするといいのかについてお話します。



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