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私は積み上がった奇跡を見る

10/22、品川インターシティホールにて行われた
「Kent Ito 真夜中のラブ Release Event “Waves #1”」に行ってきました。

最高の思いをした。これは広義の惚気記事です。
以下リリイベの感想となります。

■イベント構成

一部:藤田琢己さんとのトークパート
二部:ミニライブ

■トークパート

デビューまでの経緯、今までの音楽遍歴についての話。

長らく「アーティストデビューはしない」とインタビュー等でもお答えだった伊東さん。
そんな伊東さんがどうしてデビューを決意したのかを紙面だけでなくイベントで直接聞けて嬉しかったし、
「この年齢・タイミングで(A-Sketchさんに)お声がけいただいたのがご縁」
とおっしゃってるのを聞いてこの瞬間に立ち会えたことが奇跡だな~と改めて思いました。

今までの音楽遍歴を紹介するコーナーでは手書きの音楽履歴書も。
幼少期から音楽に多く触れていて、声優のお仕事も含めた様々な経験が今回の活動にも繋がっているんだなと思える内容でした。
即興で色んな曲を弾き語りしてくれたのも嬉しかったですね!歌が上手い。
『ループ&ループ』『ダイヤモンド』や『メルト』、私個人としても思い入れがある曲なので少しだけ体験・感動を分かち合えた気持ちになれましたね。

あとBUMP OF CHICKENの佐倉凱旋ライブに行った話、前も聞いたけど羨ましい~~!今回のライブはチケット取れませんでした。

ここのパートで藤田さんと伊東さんが丁寧に過去の音楽の思い出を拾い上げてくれたの、ライブパートにも繋がってきて素敵な構成でした。
最初のデビューに関する話に戻るようですが、「34歳の伊東さん」がこうしてアーティストデビューを選んで私たちの前に立ってくれたことの土台には、ずっとずっと前からの多くの出来事が積み重なってるんだな……。

誰かの「アーティストデビュー」というものにきちんと立ち会ったのが初めて(発表の場に居合わせたみたいなことはあれど)だったので、凄く一般的な話をしているかもしれないんですが……。
私はリリースイベントという場で伊東さんの音楽遍歴を紐解いてくれたことに、ある意味での人生の一側面を語ってくれたことがとにかく嬉しかった。
音楽遍歴の説明って、自分の家の本棚を開示することに似ている気がします。思考や趣味嗜好の源流を明かすことに近い。
そんな大事なものに触れさせてもらったことが1ファンとして喜ばしいなあと思います。

トークパートの最後に他の方からのお祝いコメントがあったんですが、昼の部は『真夜中のラブ』提供の川谷絵音さん・夜の部は「ゆめラジ(UMake)」等で活動を共にされている中島ヨシキさんからでした。
夜の部のヨシキさんが「私でいいのか?」と言いながらもきちんとネタを入れていて、藤田さん・伊東さん両名に「抜け目がない」と評されていたのが良かったです。どこかに全文掲載されないかな……。

■ミニライブ

【セットリスト】
・『magic number』(プロセカへの提供曲のセルフカバー)
・『AMBER』(初披露・初発表の新曲)
・『白い恋人たち』(昼のみ/カバー)
・『あいのうた』(夜のみ/カバー)
・『真夜中のラブ』(デビュー曲)

当然思ってはいました。「『真夜中のラブ』リリイベってことで昼夜やるけど、他に曲無いよね……?1曲だけなのかな……?」と。
1曲目のイントロが流れて『magic number』だと気が付いた時、歓喜したし驚いたし「やられた!!」になった。トークパートで「他人の驚く顔が好き」と言われていたことも思い出した。
(昼終演後にみんな似たようなことTwitterで言ってて笑った)

『magic number』、元々は初音ミク歌唱でゲームへと収録されたものであり、ゲーム内のキャラ(青柳冬弥)としても伊東さんはこれまで歌っていませんでした。
その曲を突然歌われたんですよ。しかも1曲目。
歌い終わった後、「ね、驚く顔が好きって言ったでしょ?」って言われたところまでセットで最高だった。お望み通りびっくりしました。

そして2曲目は新曲。『AMBER』
めちゃくちゃオシャレな曲調だな~と思いながら聴いていたんですが、伊東さんも参加されているコンテンツである「華Doll」の楽曲提供者の方が作られた曲でした。他の曲もめちゃくちゃオシャレです。
ここでもやっぱりこれまでの経験がこのアーティスト活動に繋がってるんだな、と感じました。
なんと来年2月に発売される1stEPに収録されるそうです。私は会場で予約しました。生きるぞ!

3曲目は昼夜で異なるカバー曲。
昼は音楽履歴書内でも「初めて買ったCD」に挙げられていた『白い恋人たち』、夜は伊東さんが以前出されたカバーアルバムにも収録されていた『あいのうた』
どちらのカバー曲も伊東さんの歌声がのびやかで素敵でした。オリジナル曲もたくさん聴きたいんですが、好きな曲をカバーされている姿もたくさん見たいです。

4曲目、今回のイベントタイトルにも入っている『真夜中のラブ』
9月にリリースされて以来数えきれないほどに聴いているはずの曲ですが、昼夜とライブで聴くことでまた違った味わいがありました。
アコースティック編成なのも違う魅力が出て良かったですね。
MVとは違った仕草の表現があり、歌声以外にも色々な「ライブの良さ」を改めて感じた曲でした。何回も聴いている曲だからこその感覚。

■総評

最高のリリイベでした。今までとこれからが丁寧に積み上がっていて、伊東さんがデビューに関して何度も語っていた
「(アーティストデビューを)やるからにはわがままをたくさん言う」
という言葉が体現されたイベントでもあったなと。
これからもたくさんわがままを言って、最高だと感じたものを是非届けてほしいです。
まずは1stEP発売が楽しみですね!!!

■告知

『真夜中のラブ』MV

1stEP詳細ページ


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