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TD/Brost/Parties

Partiesに行ってみて、このcultureは合わないな、と思った話です。


TD

初のTDに行って来た。
TD (The Dancer)とは、こちらでいうpartyのこと。今回は、私のjoint programの2大学が共同でするTDで、無料だけどチケットは必要、というもの。なんとcity centerの屋外であり(2大学からバスで30分くらい)、入り口で傘は没収されるけど、大学のロゴが入った帽子をくれて、それを被ると雨は大丈夫な天気だった。

ドリンクは3種類のみで、カップ代が最初に€1かかり、最後にrefundしてもらえる。1種類しか飲まなかったけれど(Hoegaarden Rose!)、少し酔うだけで全然強くない。Frit standとケバブのお店が1件ずつ中にあり、トイレもきちんとある(男は個室ではなく、十字のものに向き合ってするもので驚き)。音楽もそこまでうるさくない。ボランティアの監視員たちもいて、けんかにでもなれば止めてくれるという、とても安全なシステム。だけど、だからlameでつまらない、というわけではないところが素晴らしい。

着きまして

Housemateと待ち合わせして行き、飲み物やkebabを食べながら話をした。
友達が来ていていつも3人以上だったので、1対1になってみると、大丈夫かな?と思っていたのだが、まったく問題なかった。それでも一回り近く下の子なのだ。感じない。というか、年齢を普段からあまり考えない。

このhousemateとは、お互いのclassmatesが"not fun"ということで意気投合し、友達を紹介してもらった。私はparty schoolには行ったけれど、Am I fun?と少し考えたところ、私の話にたくさん笑ってくれた友達の夢を見て、大丈夫、I am fun, と思ったのだった。
そして、この子が昨日友達になったという人たちと会い、そのまわりの人たちとも、どっから来たの?Master's or Erasmus? What do you study? なんて話をしあい、飲み、踊り、歌い、時々トイレに行った。

これが、楽しかった。いろんな人と握手ができて嬉しかったし、可愛い男の子たちもいて幸せだった。
「こうやって、みんなで踊りながら歌うのって、楽しいよね。しばらくなかったわ、こういうの」
「そうよね!楽しいわよね!」

そして、違うpartyを見に行った。とてもトイレに行きたいのでホテルで使わせてもらい(食べ物屋、museum、ホテル、大学などを除き、トイレは有料)、並んで入った。
Classmatesを何人か見かけたが、同じ国のひとたちと一緒にいたり(それが今は居心地いいんだろう)、classmatesだけで話していてまわりには話しかけなかったり(何故?つまらなくない?)だった。まあ、それぞれのjourneyが、あるのかなあ。年下やしなあ。

そんなつまらないpartyを後にして家の近くの違うbeer cafeに行き、ひとしきり楽しんで、おいしいと評判のfritesをtakeoutして、話しながら歩いて家に帰った。私はAsexual側の人間だということ、元彼の話、男にpositive imageが持てなかった話、acedemicな話などをして帰った。普通に話せて、普通にわかってもらえた。2時過ぎだったが、TDの飲み物が全然強くなく、体調はよかった。

Brussels Brost

その後、Brostというぶるぶるの大学生のpartyに、またこの子と一緒に行くことになった。
「服、貸そうか?小さいかばんも、あるよ?一緒に準備しようよ」
と言われ、部屋に行く。こうやって、女子同士で集まってきゃーきゃー言いながらメイクしたり準備したりする。映画で見るようなことを、したことないな、してみたいな、と思ったこともあったなあ…今は?

道中聞いてみると、TDで会った私には愛想の良くない♂は、この子にぞっこんであった。そう、私に興味がないんじゃなくて、他の人にもっと興味があるだけだった。
本気ではないけれど、好かれてること自体は楽しい、とのこと。それ以上を求められたら答えられないから、申し訳ないんだけどね…と言っていた。
この彼はBrostには来なかったものの、常に連絡を取っており、帰る時間になって現れ、Uberに一緒に乗り、私が家の前で降りたところで(例によって私は車に酔っていた)、2人はそのまま彼の家に泊まりに行った。つまりは寝ていた。
結局そういうことだよね。何も得るものがなかったら、Uberを手配なんてしないものね。

数日後聞いてみると、翌朝彼はギターを弾いてくれて、窓からは眺めがよくて、映画みたいだった、と言っていた。

「Brost, 楽しかった?」
「…うん、どういうものかわかってよかったし」

Brostにはステージがあり、musiciansが代わる代わる来ていた。Drinksはやはり安かったし、前回に会った子たちとさらに話をした。だけど、この子たちと話すのなら、わざわざ遠いBrostまで出向く必要はなかった。
Housemateにつきあわされた感はあった。それはどう答えても、雰囲気で伝わってしまう。

Sexually open

振り返ってみれば、このhousemateは1カ月で3人と寝ていた。Handsomeで、話がおもしろいなら、一晩過ごしてもいいや、と思うらしい。
そして、そのlove life/sex lifeについても、とてもopenだった。家の人たちはだれも馬鹿にしなかった。これには驚いたのだが、考えてみれば、2人とも同意の上で楽しんだことで、何も悪くなかった。後ろ指をさされる理由もなかった。

"ただonlineを見るだけで、素敵だと思う人が何人も見つかっていいね"、と言って笑われたのだが、私は本当にうらやましかった。そんな風にいい人を簡単に見つけて、好かれることも嫌だと思わなくて楽しめたらいいだろうな、と思いながら聞いた。
だけど私は共感できないし、同じことをしたいとは思わないのだった。

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