そのままの私ではいけない
小5で東京から札幌に転校した。
その後、私の人格形成とその後の人生に大きな影響を与えた出来事があった。
男好き数か月後、私はクラス中の女子に囲まれ、隅に追い詰められていた。
言い分はこうだ。
「しんちゃんと仲良く話してるから、しんちゃんのことを好きなあずが傷ついちゃったじゃない」
そう言ったのは、あずではなく、もえぽんであった。そして、他の誰かからも、似たようなことを追加で言われた。
「やめなよー、って言ってると、その相手が好きだって見られるよ」
突然の出来事に、私は慌て