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ドコモ旧プランの方必見!解説します!

こんにちは。GEORGEの遠山です。
この記事では、ドコモの旧プラン(受付終了)を解説していきます!

旧プランも良いプランですが、結論から言うと
「旧プランの方は新プランで安くなるので見直すべき!」
解説しますので旧プラン利用中の方、必見です。

まずは背景から説明します。

【菅官房長官】携帯は4割くらい安くできる!と発言
2018年、この発言がニュースになりましたね。携帯の料金は高い、と感じていた国民皆さんの共感を呼びました。みなさんも覚えている事と思います。

日本の携帯料金は高すぎる、海外はもっと安い!国内の各キャリアは儲けすぎ、もっと料金を安くして国民に還元しなさい!ということです。

この国からのプレッシャーと国民からの声から各キャリアが新しいプランを発表して行くことになります。
※ドコモ【新プラン】ギガホ-ギガライト

2018年には20代~40代を中心にスマホが浸透し、50代以上でもガラケーからスマホに切り替えるユーザーも増え、スマホユーザーが増えていました。
各キャリアは1台あたりの月額を安くしても利益を出せたのです。

こうした背景からドコモでも新プランを発表し旧プラン(高い)から新プラン(安い)に切り替えを促進していくこととなります。

それでは旧プラン「カケホーダイ&パケあえる」はどういうもので、なぜ誕生したのかを見ていきましょう。(ここからはけっこう細かい解説)

2012年頃、スマホが携帯の主流になっていく時代の流れの中でドコモではスマホ移行がなかなか進まない背景がありました。

今では当たり前のドコモでのスマホ回線である「Xi(クロッシィ)」(4G)の浸透がまだ進んでいなかったんです。

現在販売されているスマホは「Xi(4G回線)」か主流ですが、当時は「FOMA」と呼ばれる3G回線サービスのスマホやガラケーがまだまだ主流だったのです。
※『Xi』が4G
※『FOMA』が3G(要はガラケー)

2012年段階では、LINEやFaceTimeなどのインターネット通話が今よりも普及しておらず電話需要が高かったことや、ドコモのシェア率が今よりも高かったことなどからドコモ同士が通話無料になる「Xi・カケホーダイ」(667円)というオプションが人気を持っていました。
しかし、ドコモのスマホは「通信料が高い」や「機種代が高い」となどと論され、費用が高いことからスマホへ移行されず、ドコモは2年連続で営業減益になってしまいました。。https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1404/25/news151.html

そこで、ドコモは通信を中心としたスマホの拡販と企業の増益を達成するために、2014年6月1日から
・国内通話無料の「カケホーダイ」
パケットをわけあえる「シェアパック」
利用年数によって割引がされる「ずっとドコモ割」
を導入をしました! これがギガホ、ギガライトの前のプランです。

通話料金を下げ、スマホの通信量もシェアすることで安くでき、利用年数によって割り引くこのプランの導入は国内初の「革命」であり、なんとこのプランは事前予約だけでも120万件に上りました!!1つ前のプランもとても良いプランだったんです!


1つ前のプランはどんなプランだったのか?

このプランが発表になって、SoftBank、au、Y!mobileなどの他キャリアにも通話し放題になった「カケホーダイ」はもちろん、家族みんなでムダなくパケットを使える「シェアパック」は多くの注目を浴びました。
さらに「ずっとドコモ割」は「長期利用者を優遇して欲しい」という消費者の気持ちを体現しました。

つまり、コストのかかるパケットパックを大人数でシェアすることで、1台あたりにかかる費用を少なくできる設計だったんですね!

シェアを図にするとこんな感じ...

GEORGE研修430

家族でまとめる等、人数でシェアすれば安くなりました。
当初は基本プランが「カケホーダイプラン」しかなく電話する人もしない人も通話し放題で月額2700円しか選択できない、シェアパックは最低10GBから、等もありましたが改善されていきました。

1つ前のプラン(カケホーダイ・パケあえる)の図表を作ってみた!

GEORGE研修

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①「基本プラン」
②「インターネット接続料」
③「パケットパック」
④利用年数によって割引が入る「ずっとドコモ割」
⑤ドコモ光を契約している回線に割引が入る「ドコモ光セット割」という
これが「カケホーダイ&パケあえる」の設計です。

ここの図表にあるように、「カケホーダイプラン」の他に、1通話5分まで無料の「カケホーダイライトプラン」や、最初から30秒ごとに21円かかる「シンプルプラン」が段々と誕生しました。

こうして
通話における、通話を多くする人、しない人
通信を多くする人、しない人、単独通信プランの人、大人数で通信量をシェアをする人、
それぞれで最適なプランを選択できるようになったんです。

しかし!実は多くの制限があった!?

ただ、このプラン段階的に改善してきたため旧プランの初期段階では多くの制限がありました(笑)

例えば...
・「Xiのみ」に対応していたので、FOMAのガラケーやスマホは使えない
これでXiのスマホにしてもらう狙いだったのかも?笑
・「カケホーダイライトプラン」は「データMパック」以上から受付可能
電話・通信共に少なめの人でも「カケホーダイライト」で「データSパック」を契約できなかったんです。。
「シンプルプラン」はシェアパックでしか使えない

旧プランの中で旧バージョンがあったんです。
この不便な制限が無くなるのは、2018年5月まで日を待たなければなりませんでした。その頃に「一人ひとりのライフスタイルに寄り添い、安心して長く使い続けていただける料金サービスの更なる充実をめざす」としてドコモは様々な制限を撤廃していきます。

消費者にとっても、案内する僕ら側としても嬉しい知らせでありようやく、良い感じのプランに仕上がったんです(笑)

旧プランの不便な設計も過去にあったため、旧プランで損をしている方も多いんです。

以上、これまでの時代の背景と新料金プランまでの流れと設計があります。
このことから最も料金が安く、ユーザーの利用環境の適したプランは最新のプランといえます。

ぜひ新プランでの見直しをご検討ください!
携帯料金コンサルの遠山でした!!

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