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#減酒

厚生労働省による日本初の「飲酒ガイドライン」が2月に公開!! その飲み方、実は治療が必要かも!?お酒と上手に付き合うためには

2024年2月に厚生労働省から「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」(*1)が発表され、お酒との付き合い方に改めて注目が集まる中、減酒治療アプリの研究開発を行うCureAppは2024年3月に減酒治療に関するメディアラウンドテーブルを開催いたしました。その内容から抜粋し「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」の背景や解説を中心にお話しします。 *1 厚生労働省「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」https://www.mhlw.go.jp/content/122

内科診療所に通院する人の約2割が危険な飲酒をしている可能性! 他者から心配された経験がある人はアルコール依存症を疑った方が良い!?

<5/15は国際家族デー!家族と一緒に考えたい「減酒」という選択肢> 当社社員の宋医師が、飲酒に関する最新論文を解説 毎年5月15日は国連が定める「国際家族デー」です。ゴールデンウィークにお酒を飲み過ぎ、ご家族から心配された方もいらっしゃるのではないでしょうか?過度の飲酒はがん等の重篤な疾病発症の身体的リスクだけでなく、対人トラブルなどの行動面でのリスク上昇にも繋がります。ぜひ5月15日の「国際家族デー」を、家族と一緒に飲酒について考える機会にしてみてください。  そこで

宋医師が解説するガイドラインの概要と「減酒治療」の最新のアプローチ

令和5年度厚生労働省障害者総合福祉推進事業において、アルコール健康障害に関する新たなガイドラインが令和6年3月に公開されました。アルコール健康障害を持つ方には、治療が必要と思われる状況にもかかわらず医療機関につながることができていない、いわゆる治療ギャップが存在することが知られています。新たなガイドラインは、この治療ギャップを埋め、アルコール健康障害の早期発見から治療、回復までの一連の切れ目のない取組を推進するため、医療従事者が知っておくべき内容を網羅した必見の内容となってお

酷暑が予想される今年!暑い日のお酒、実はこんなに危険かも?

CureApp宋医師が解説する夏の飲酒のリスクとその対策 夏が近づいてきました。BBQやビアガーデンなど、お酒を美味しく感じる季節になりついつい飲みすぎてしまう方も多いのではないでしょうか。しかしながら、夏の飲酒には危険がたくさん潜んでいます。今年の夏も平年より高い気温が続く見通しで酷暑が予想されます。そこで今回は、夏に起こりやすいアルコールによる健康被害を避けるために気を付けたいことをCureAppの社員で医師の宋が解説いたします。 東京で毎年1万人が救急搬送される危険

7月12日は人間ドックの日!お酒の飲み方を見直すきっかけに

飲酒は多くの身体疾患の原因となり、緊急の治療を要する状態になることがあります。既に飲酒に伴って生じる問題が重篤である場合には、医師にご相談ください。 7月12日は公益社団法人日本人間ドック・予防医療学会によって制定された「人間ドック」の日です(1)。病気の早期発見や予防のためには、定期的な健康チェックが欠かせません。飲酒は高血圧、肝障害、様々ながんなど多くの身体疾患の原因であることが分かっており、飲酒習慣のある方にとっては、人間ドックの受診が生活習慣の見直しを行う絶好の機会