イギリスの国勢調査、センサス・デー LGBTについての設問が新たに加わる
今年は10年に1度のイギリスのセンサス年、そして今日3月21日がセンサス・デーです。
我が家にも質問に答えてね〜という封書が届きました。お知らせは郵送で来たけど回答はオンラインで送れます。これは初めての事だそう。
国内に住む全ての家庭が回答する義務があるそうで封筒にも「法律により義務付けられている」と強調してあります。回答しないと最高1000ポンド(約15万円)の罰金が科せられる場合もあるそう!こりゃ大変だ。
今年はコロナの影響で、仕事のやり方や住居も流動的だったり一時的に変化のある人も多そうですが、3月21日の時点での状況を書いて欲しいとのこと。
いそいそと回答に勤しんでいると、目新しい、ジェンダー関係の設問が目を引きました。
「今の性別は出生児と同じか?」
「結婚相手の性別は異性?同性?」
「セクシャル・オリエンテーションは?」
これらセンシティブな設問は強制ではなく任意回答です。多様化する性についての対応、ここら辺はさすがイギリスは早いと感心。
LGBT ファウンデーションも「センサスに加えてもらった事を誇りに思います!」とサイトで声明を出していました。
とりあえず送付してホッとしました。
しかし10年前のセンサスに答えたことなんて全然覚えてないな……答えていたとしても今年と大して変わりばえのしない回答だったな。やはりこの10年間、空白の10年間…とまではいかないけど、暗黒の、実りのない、苦しい10年間(もっと悪いか)だったのかもしれません。
そんな話はまた別の機会に書きたいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます!サポートしていただいたら、イギリスでは滅多に食べられない美味しい日本食を食べに行きます!