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身軽さ、こだわり、愛着

旅行の荷造りをするたびに思う。
なんだ、これだけあれば十分暮らせるじゃないかと。

もちろん、ホテルにアメニティが揃っているとか、たかだか数日のことだからとか、そんなことは重々承知だ。
そういったことをさっ引いても、例えば、今詰めている荷物にタオルとパジャマと歯ブラシを詰めたとしても、機内持ち込みOKなサイズのキャリー一つあれば必要なものはすべて収納できてしまう。

一方で、物を減らして移動しているからこその小さなストレスは旅の途中でちょいちょいある。
本当ならばスタバのコーヒーはマイタンブラーで飲みたいけれど、持ってきたボトルにはお茶を詰めているから今日は紙カップにしてもらうしかないなとか、そんな些細なことだ。でも、それは私にとって、小さいけれど大切なこだわりなのだ。

心地よいと感じる暮らしを目指すならば、(少なくとも今の私は)モノを減らすことがまず第一だ。知らぬうちにモノが増え、ごちゃごちゃしてしまうことは物を減らしたことによるストレスよりも私にとって大きい。目に入る範囲が整っていないということは、それだけで「なんかやだなぁ」という気持ちを日々積もらせてしまう。
だけど、単純に減らせば良いのかというとそうでもないというのが、先ほど書いたささやかなこだわりを満たせないことからくるストレスの問題だ。
こちらの方が影響は少ないとはいえ、うまくバランスを取ってちょうど良いところを見つけていきたい。せっかくこうしてわざわざ文字に残してまでして考えているのだから。

最後に「愛着」というポイントも大切な気がする。
こんまり先生のいう「ときめき」に当たる物だろう。
この視点も無視してはいけないような気がしているけれど、これを考えるのはまたの機会に。


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