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2021年 夏休みの旅行 --4--

滞在3日目。
福岡と言えば、太宰府天満宮ですよね!
菅原道真が祀られている学問の神様。

そう言えば、私たちが宿泊しているホテルのレセプションの方が、福岡は韓国と近いのでかつてはアジアからの観光客と言えば韓国人が一番多かった、と話していました。
韓国も日本に輪をかけて受験熱が高いお国柄。
わざわざ海を越えて太宰府天満宮にお参りする受験生も多かったのでは?と思いました。

私たちも、受験生はいないけど太宰府天満宮に行って来ました。

天神地下街

この日も朝のテレビ番組で、最高気温が35℃に達すると言っていました。
日陰の百葉箱内が35℃なら、アスファルトの日向は40℃でしょう。
できるだけ直射日光を避けて動きたいものです。

いつものように地下鉄に乗り、ひとつ先の「天神」駅へ。
ここで西鉄に乗り換えるために天神地下街を歩きましたが、重厚な地下街です。
関西の地下街に例えると、大阪・梅田のディアモール。
あんな感じです。

西鉄と言えばその昔、「西鉄ライオンズ」という球団を持っていましたね。
今はライオンズ球団は西武がオーナーなので、一時期、九州にはプロ野球の球団がなかったんですね。
前日にソフトバンクホークスの試合を観に行ったばかりなので、夫がそんなプロ野球球団の変遷などを息子に語りながら乗車。

電車内に食器棚?


途中で支線に乗り換え。
その電車に、何やら食器棚のようなモノが・・・。

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電車の中に棚が備え付けてあるなんて初めてなので、何かな〜?と見に行ってみると、

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神棚というか、ショーケース?
そして、反対側にはスタンプが。

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電車内にこんなちょっとしたアクティビティがあるなんてうれしいですね!
私ももちろん、スタンプ押しました。

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太宰府天満宮

駅から太宰府天満宮までは、参道を歩いて5分ほど。
もちろん暑かったですが、鳥居をくぐると緑が多く風が吹くとひんやりと涼しく感じるほど。

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前日の大濠公園と言い太宰府と言い、福岡は神戸よりも湿度が低いんじゃないかと思いました。
海が近いという立地なら、同じだと思うのですが・・・。


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お参り前に手水を使うところも、復活していました。
去年の夏休みは淡路島へ行ったのですが、私たちが訪ねた神社はすべて手水場は使えないようにしてありました。
ご時世だとは言え、神様にご挨拶する前に手を清められないのは失礼な気がしました。
持っていたペットボトルの水で手を清めて、お参りしましたね、淡路島では。

冷たい清水で手を洗い、いよいよ太宰府天満宮にお参りです。
ここはお賽銭をはずみ、手を合わせお願い事を。
ちなみに、以前聞いた話しではお願い事をする際には、
「OOになれますように」とか「OO大学に合格できますように」という言い方ではなく、「私はOOになります」とか「私はOO大学に合格します」とか決意を言うと良いそうですよ。

私もお願い事を「決意形」で心の中で唱え目を開けると、隣では頭を垂れ、手を合わせている息子が・・・。
長いね、一体何をお願いしたのかな?

敷地内には至るところに風鈴が掛けられ、風が吹くと美しい音を鳴らしていました。
夏の風鈴、いいですね〜。

太宰府天満宮は、家族みんなが感じたのですが、ホッと気持ちが安らぐ場所なんですよね。
パワースポットと言っては失礼ですが、気の流れが良いというか、心が自然とリラックスしているのを家族全員が感じました。
そして、これもまた聞き齧りですが、パワースポットは世でパワースポットだと言われている場所もそうではあるけれど、自分自身のパワースポットというのもまた存在するそうです。
他の人は何も感じない場所でも、自分には心地よいと思える場所が、自分自身のパワースポットだそうですよ。
そういうの、いいですよね!
有名なパワースポットにみんながご利益を求めて続々と行くと、なんかご利益が薄まってしまうような気がします。
でも、own power spotなら自分だけでご利益独り占め??

must visitなスタバ

とても気持ちよく、リフレッシュできた天満宮を出て、駅に向かう参道にあるスターバックスへ。
何かって言うとすぐスターバックスで休憩したがる我が家です。

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ここは数あるスターバックスの中でも、ぜひ訪れたいお店のひとつらしく、『自然素材による伝統と現代の融合』をコンセプトに木組み構造を用いたデザインになっています。

この写真は店内の壁から天井ですが、釘も全て木製を使って組まれているそうです。
太宰府天満宮の手水場の天井がこのような造りなので、スターバックスは太宰府をレスペクトしたのかもしれません。

再び西鉄に乗って天神へ戻り、遅めのお昼はもちろんラーメン。
パルコの中に入っている「ラーメン 二男坊」で。
息子が言うには、チャーハンは二男坊のやつが一番美味しい、と。
卵とネギのとてもシンプルな一品に見えるのですが、とっても美味しいとうれしそうに食べていました。

私たちのテーブルの背中合わせの席に、高校生の女の子が二人でラーメンを食べていました。
博多駅のラーメン街では、部活終わりっぽい男の子たちが数人でお店に入って行くのを見たし、息子は学校帰りに友達とラーメン食べられるなんて、いいなあ、と羨ましそうでした。
確かに育ち盛りの青少年たちが、気軽にラーメンを食べられる食文化、いいですよね!

最終日編へ続く。


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