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私のコロナ体験記(2023.5)

はじめに


実は、数日前まで、ガッツリコロナにかかっておりました。
コロナ禍を機に都内から、田舎の実家に戻り、現在もリモートで仕事をしています。

自粛期間もほとんど外出しておらず、ワクチンも4回接種済。
実家には祖父母もいるので、かなり気をつけている方でした。
しかし、第五類に移行し、マスク等も自由意思となり、コロナ禍から解放ムードが漂うこのタイミングで感染してしまいました…。


自分自身、危機意識がすっかり抜け落ちてしまっていたのが原因だなぁと思います。
幸い、重い症状にはならず、もう仕事ができる程度まで回復しました。祖父祖母も無事です。


今回は、そんな自分のコロナ体験記を残しておこうと思います。どなたかの助けになれば幸いです。

0日目

初期症状について

朝起きてから「なんか喉が痛いなぁ〜」と思ったのが、記憶する一番最初の初期症状です。
しかし、私は普段から体調が悪くなると始めに喉からくるタイプだったので、特に気にしていませんでした。


仕事中も喉が痛くてうまく声が出せず、同僚たちに「チャットで会話するね」と伝えて、
なるべく話さないようにして仕事をこなしました。
午後ぐらいからいよいよ声が完全に出せなくなり、「これちょっとガチで喉が痛いな…」と、自分の症状が普通の風邪や体調不良とは違うと気付き始めた記憶。


そして、これが地獄の幕開けでした。


体温ジェットコースターで眠れない夜

夜になると、いよいよ熱が出てき始めます。ここで私はいよいよコロナか、インフルにかかったのでは、と想像はじめました。


夜10時ぐらいに測った時点で熱は38.4度。ガッツリ熱があります。
ここからが本当にしんどくて、自分の温度調節機能が多分熱でバグってたと思うのですが、暑いと寒いが交互に押し寄せてきます。熱があって熱いはずなのに、そう感じた数秒後には寒いと思う。それが繰り替し行われることによって、全く眠れないのです。必死に横になって眠ろうとするものの、体温がうまく管理できていなくて、全く休むことができません。


目を瞑っても、勝手に起きてしまう。瞑れる時間も30分とか1時間とかしかなくて、完全に熱にうなされる状態。
このままじゃ、自分の体力がまずいと思って、ぼうっとする頭でなんとか打開策を考えた時、ありました。私が数週間前に歯医者に行った時に、お医者さんから「カロナール」を処方されていたのです。スマホで調べてみると、一般的な解熱剤で、コロナ患者の方にも処方されていると書いてあります。

藁にもすがる思いで薬を飲みました。が、しかし全く効かず…
この日は、10時から朝5時まで、ほとんど寝てない状態になりました。なんとか大好きなお笑いのラジオを永遠に流しながら正気をなんとか保っていましたが、この一晩だけで、自分の体力はほぼ全て奪われてしまいました…


1日目

病院に直行、依然としんどい

翌朝、家族に「熱が出たので病院に連れていって欲しい」と伝えました。


コロナの可能性もあるだろうと、両親が相談窓口に電話してくれ、病院を紹介いただきました。そして、その病院に改めて電話し診察を予約。指定した時間に出向きました。


全国の相談窓口はこちら(厚生労働省)


検査は、全て車の中で完結します。窓越しに検診を行い、PCR検査・インフル検査も実施。結果は翌日ということだったので、一旦薬だけもらって帰宅しました。薬はコロナ用というわけではなく、一般的な風邪薬のようなものでした。


この日も、依然として熱は引きませんでした。熱を測ると38度。


症状としては、0日目の一番しんどい時よりは、少し落ち着いたかなという印象。しかし喉は激烈に痛く、食べ物が通らないのが辛かったです。
この日の夜も、0日目と同じく熱にうなされて、2時間に1回起きる状態で、ろくにちゃんと寝れずに朝を迎えました。


2日目

コロナ陽性、そして熱から咳へ

午前中に病院から結果が出たと連絡があり、出向くと「陽性です」とのこと。そして、陽性患者のルールについて伝えられます。

・特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いことから、発症日を0日目※1 として5日間は外出を控えること ※2
かつ、
・5日目に症状が続いていた場合は、熱が下がり、痰や喉の痛みなどの 症状が軽快して24時間程度が経過するまでは、外出を控え様子を見ること が推奨されます。
※1 無症状の場合は検体採取日を0日目とします。
※2 こうした期間にやむを得ず外出する場合でも、症状がないことを確認し、マスク着用等を徹底してください。

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/soudan/5ruihenkou.html


というわけで、発症後五日間、かつ症状が軽くなって24時間程度経過するまでは外出がNGという話でした。

個人的には、思ったよりも緩和されてるんだなぁといった印象を受けましたが、話を受けている時点では体調が相当ヘロヘロだったので、そんなことを考える気力は残っておりません…


この二日目あたりで、熱がだんだん下がりはじめました。依然として微熱はあるものの、37の前半をうろうろする感じ。
そして、熱という大敵が落ち着いてきた代わりの症状として出てきたのが「咳」でした。


空咳が止まらない状態。よくコロナの特集で、肺炎の症状の怖さについて語っているのを見ていたので、すごく自分自身心配になりました。特に咳と同じタイミングで、胸の痛みも出てきていて、「あれ、これもしかしてマズイ…?」と勝手に頭の中でパニックになってました。


googleで何度も「コロナ 胸の痛み」とかで調べたり…。結局自分は大丈夫だったのですが、もしおんなじ症状が出て、心配な方は必ずご自身で判断するのではなく、辛い症状であればお医者さんへご相談ください。
この日の夜は、久々に4時間ぐらい連続して眠れました。

3日目

熱が引いたものの、止まらない咳

この日は、やっと熱が一旦治りました。測ったら36.7度。ひとまず平熱程度まで落ち着いたので、ほっとしました。しかし、咳と喉の痛みは続いたまま。特に咳が本当にひどくて、横になると止まらなくなるので、ひたすらのど飴を舐めてしのぎました。


胸の痛みは無くなったものの、咳は一日中でていて、最後の方には、腹筋が痛くなっていました。夕方になると、若干熱がぶり返していて、不安になったものの、喉の痛みは軽減していて、だいぶ症状も終盤になってきたんだなぁと実感しました。

4日目〜5日目

症状はほぼ治まる。酷い倦怠感

ここからは、書くことが多いわけではないので、まとめてにします。


強い症状は4日目にはほぼなくなっていました。残っていたのは、喉の違和感と、咳。そして酷い倦怠感。コロナの症状が始まってからほとんどベッドの上で生活していたので、体がヘロヘロ状態になっていて、体力ゲージは完全にゼロ。
とはいえ、だいぶ症状は治ってきたので、ご飯もある程度食べれたり、夜もしっかり眠れるように。


人間的な生活がやっと戻ってきます。現在まで、咳と倦怠感だけが残っていますが、それ以外の症状については無事に治りました。

一旦5日目を越えれば外出可能とのことでしたが、用心に越したことはないと7日目を超えるまでは外に出ないようにしていました。



今回の経験を通して

今回、コロナに感染して、「もう二度と感染したくないな」と心に強く思いました。
そして、このご時世、いとも簡単に感染してしまうということも身をもって実感しました。


これから夏に向けて、外でマスクをつけるというのは熱中症の危険性もあるので、なかなか難しいかもしれませんが、私は人と会う時は、なるべくマスクをつけるようにしたいなと思います。

そして、もちろん手洗いうがい・アルコール消毒はとても有効です。祖父祖母に感染しなかったのも、周りの家族がこのあたりを徹底して、感染対策をしてくれた賜物です。本当にありがとう、と感謝の気持ちでいっぱいです。


あと、私は普段はリモートワークをしているのですが、どうしても都内にでて不特定多数と会う用事も多くなってきています。
改めてワクチン接種についても検討をしようと思っています。


おそらくお住まいの自治体でも、ワクチン接種の案内などが出ていると思います。私も自分の住む市で、今年のワクチン接種の予定が出ていました。自分は接種してからだいぶ時間が経過しているので、家族の身を守るためにも、改めて接種を検討しようと思います。


住んでいる千葉県の情報を載せておきますね。


みなさまも、どうぞご自愛くださいませ!

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