こじらせエンパスさん
今日はまたまたエンパスについて深掘りしていきます。
まずはエンパスとは何かの復習まとめから。
エンパス=自他分離感が少ない
っていうのが特徴として大きい。
赤ちゃんの時は誰でもそうなんです。
でも、大抵自我が芽生える5,6歳ぐらいから、「わたし」と「みんな」は別々の存在、という感覚が強くなっていきます。
エンパスの人は、この「自我」という分離感覚が育つのが人よりだいぶ遅いのかな。
だから、他人の心と自分の心の境界線が少ない。
そうすると、他人の心がまるで自分の心の延長にあるように感じてしまいます。
アスペルガー氣質などの、「空気読めない発言」って、
実は、このエンパス氣質(自他分離感が少ない)からきていることがあるんじゃないかと思います。
あと、人の心の裏が読めてしまうのも、この自他分離感が少ないからです。
自他分離感がある相手は、そのエンパスさんの発言にびっくりしてしまうことがある。
なぜなら、自分の隠れた心の声を読まれてしまうから(本人隠している自覚もないけど)。
エンパス=周りと知能の高低差がある
これは、わたしの見解ですが、
たぶんあってる。
周りとの知能の高低差から、
みにくいアヒルの子状態になって、いじめや虐待、マウンティングのターゲットになる。
何もしてないのにいじめられたり、マウントされることが重なってくると、
自分の存在がおかしいんじゃないかと、誰でも錯覚を起こしてしまう。
また、マウンティングには基本「あなたはダメ、劣ってる」というメッセージが含まれてるから、それが呪いになる。
ダメ出しも同じ。
「あなたのためを思って言ってるのよ」は、本当は自分のためです。
言葉につい騙されて、
「この人は、わたしのために愛情から言ってくれているんだ」って思っちゃうんだけれど、
そこに本当に「愛」があるのか、よーく感じてみて(たぶん、怒りのエネルギーを感じるはず)。
ダメ出しやマウンティング受けやすい人、みーんな勘違いしてるけど、
本当に満たされてる人、
本当に成熟してる人、
本当に優れた人は、
ダメ出しやマウンティングは絶対しないから。
ダメ出しする人、
マウンティングする人、
コントローラー、
その影には必ず
隠れた劣等感、
隠れた不安、不満、
隠れた孤独感、
隠れた罪悪感があるのです。
そういう「隠れた〜」がある人は、
誰かをダメ出ししたり、マウンティングしたりせずにはいられない。
そのターゲットになりやすいのが、
エンパスさんであり、
宇宙的な知能を持っているあなたなのです。
じゃあ、エンパスさんはずっとそうやって人のダメ出しやマウンティングを受け続けたり、
受けないように避けながら生き続けたり、
ガチガチの鎧を被って生きていかないといけないかというと、
そんなことはなく、
まずこうやって本当は何が起きてるのかを理解することです。
間違っても、相手の言っている内容(批判、ダメ出し、求めてないアドバイスなど)をそのまま真に受け取らないこと。それがどんなにまっとうに聞こえても、そこに真の愛が感じられない限り、聞いちゃダメ。
それで、
相手から「ビビビ、、」と電流流れてきたら、相手と自分の間にマジックミラーを置くイメージしてください。
そのマジックミラーはあなたを守ってくれるだけでなく、それに反射して、ダメ出しする本人がそれ(自分の出したもの)をうけることになります。
それから、一日も早く、
自分が高度知的生命体だってことを思い出してください。
そんな、
傲慢なこと思って大丈夫⤴︎?
って怖くなっちゃうかもしれないけど、
事実は事実だから、
ありのままを受け入れるって大事なこと。
ただ、地球での生育過程で少し脳が壊れてしまった可能性はあるかも。
他人の感情や電流受けすぎて、
脳にダメージは負ってるはず。
仕事できない、
どんくさい、
優先順位つけられない、
片付けられない、
人が普通にできることができない、
算数障害(お金の管理できない)
生活能力が劣ってる、
行動力ない、
自分で決められない,
コミュ二ケーション障害
などが脳のダメージで起こること。
それが、
他人から見て「ダメな人」、
自分でも「ダメなヤツ」と感じてしまう要因かもしれません。
でもそれは後天的な損傷だから、
修復可能です。
腹側迷走神経(フロントスイッチ)を育てる=レジリエンスを高める、
というのが、
ダメージ修復の鍵です。
ありのままの自分を思い出し、
そこにエネルギーが一致してくること、
そして、
レジリエンスが高まってくれば、
ダメ出しやマウントされてもそこまで影響受けなくなります。
そうはいっても、、、
そうはいっても、
相手はなんか自分よりいろいろ知ってるし、
わかってるし、
地位や能力もあるし、
心眼開いてるし、
おまけにセンサーの感度も抜群だし、、
言ってること確かにあってるし、
だから、自分がおかしくて、
相手は正しい、
自分が言われるのは仕方がないと思う、、、
っていうパワーバランス、きっとありますよね。
そこで、見えない支配と服従の関係性が出来上がってしまっているというか。
そこから打破する方法があります。
相手の緊張を見抜け
これを発見するのは、最初はかなり難しいかもしれませんが、
マウントの発作が起きている時、
その人は、必ず身体のどこかが緊張しています。
目元だったり、口元だったり、
肩や胸だったり、、
どこかがこわばって見えるはず。
雰囲気は穏やかさ、リラックスを装ってるように見えても、
そういう緊張は隠せません。
その緊張は、
自分の中の怯えや劣等感、罪悪感を必死で隠していることから生まれてます。
やったりやられたり
自分がエンパスだから、いつもやられっぱなしかというと、
そんなことはありません。
エンパスの人も、マウントしたり、人をダメ出ししたり、バカにしたりという発作を起こします。
それは、子どものころからずーっと高共感者として生きてきたことで作った深い深い心の傷によるものです。
その傷があるから、
自分よりも周りと打ち解けている人、
自分よりも自由な人、
自分よりも楽しそうな人、
自分よりも甘え上手な人、
自分よりも世渡り上手な人、
自分よりもチヤホヤされている人、
なんかを見ると、
その傷が刺激され、イライラが止まりません。
それで、トラウマ関連パーツが起動し、
発作がはじまってしまいます。
心にもないことを言って相手を傷つけてしまったり、
脅したり、理不尽なことを要求したり、
自分は何も悪くないのだと自己弁護したり。
発作が収まって気づいたときにはあとの祭り、
なんて事態にもなりかねない。
人の何かにイライラするときって(嫌悪感とかも)、
相手の中の何かが自分をイラつかせているんだから、
イラつかせる相手が悪い、自分は悪くない、というマインドになるのが普通ですが、
心理学の「抑圧と投影」のしくみによると、
そのイライラは100%自分の問題(抑圧)なんだよ、ということになるんです。
これ、学んでしまうと、自分のイライラを相手のせいにしたり、正当化できなくなりますね。
でも、
自分の問題なんだとわかったら、
自分の中の何が、相手にイライラしているんだろう?
と内観することで、
隠れていた心の痛みが見つかります。
たとえば、
「ああ、人に甘えるのが上手でうらやましいと思ってたんだ」とか、
「みんなにチヤホヤされて、いいなあって思ってるんだ」とか、
そんな思いが潜在意識から顕在意識に上がってきたら、
解離→統合が進み、
現実が好転します。
メサイアコンプレックスは、エンパスのこじれバージョン
ここで、わたしが最近遭遇したケースをお話します。
エンパスの人で、こんなタイプの人がいます。
宇宙叡智を真剣に学び、
それを実践し、
エンパス氣質ゆえのサイキック能力にどんどん自信を持つようになり、
自分は他の人よりも宇宙とのつながりが強くて霊性が高いから、
多くの人を救うことができる、という錯覚を起こしている。
でも、実際は、解離(心の痛み、自分の中の幼児性を切り離す)が強く、
本当は自分が救われたいけれどそこに無自覚な状態。
心理学では、「メサイアコンプレックス」,
もしくは「自己愛性人格障害」という分類に当てはまりやすいかなと思います。
メサイアコンプレックス•••救世主妄想
このタイプの人がまとうオーラによって、実際に多くの人を救えるような雰囲気が醸し出されているし、
それに惹かれて、ファンや支持者も多かったりします。
もちろん、実際に困っている人を助けたいというやさしさもあり、そのやさしさが、「人を救う」という成功体験に結びつくことも少なくはないのです。
しかし、このタイプの問題は、
誰かを救いたいというやさしさが、攻撃性に変化しやすいということです。
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