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「神への近い」section1
ピクっ
今日もまた
どこか面影がある
懐かしい笑顔似てるようで似てないのに…
なんでこんなにも懐かしさを感じて
引っ掻いたみたいに胸が苦しくなるんだろう
もういくつもの季節を巡回し
私も歳を重ねたのに
時間と共に慈しむように
想いや思い出を巡っているはずの
私の心は慌てふためく
それに伴い、一生の覚悟を確認する
私の世界は止まったままなのか?
あの時の事を
私は綺麗なアルバムに1個ずつ保存してある
誰にも知られない場所に
時々見返すのだ、
一生懸命生き急いだ「焦がれた」
あの時を
あの「抉る痛み」を
あと何十年もし生きていても
私はその痛みを慈しむんだろう
色褪せることの無い傷までも抱きしめ
たった1人
あの瞬間を一生愛すのだろうな
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