【 もう一度、あなたに会いたい】
思い出す日なんてなかった
それは、忘れたことなんて1度だってなかったからだ。
自分の感情を抑え、背中を押したあの日
推し量ることが出来ない後悔という黒い塊が生まれた
逃げて逃げて、大事なものから逃げた結果に齎されたこの塊
処理の方法がわからなくて、自分も傷つけ、他人も傷つけた
塊は次第に侵食し始め…
声は心と反することを紡ぎ出した。
そう。
この自分になる前に私はきっと…。
それに気づくのは幾年かかったか
夜更けに歩き、月が綺麗なこの夜に出会ったのは…
人様の庭に咲く
【月下美人】
その蕾に惹かれてた。
月下美人の花言葉は…
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