『La La Land』のセカイ 前編-映画を見返してみた-

 2022年8月。『ラ・ラ・ランド・ライブ・in・コンサート』の初来日☆公演が開催されました!わずか4日間の開催でしたが、妻がチケットを取ってくれて、

「一緒に行こう!」

と誘ってくれたんですよね!せっかくなので

前編 映画を見返してみた
後編 コンサートに行ってきた

の、2本の記事にしていきたいと思ってます!
後に紹介しますが、大きな話題となった映画だけに、二次創作というか、you tubeでたくさんのクリエイターの作品(主に解説や演奏)が投稿されていて、ゼヒ、取り上げたい!と思ったんです♪


映画を見終えて


 でも私。ラ・ラ・ランドって

くるしい つらい かなしい

印象がつよい!!!んですけど!!だから、
「もう一回見たい!」とか
「サントラ買って聴きたい!」みたいな気持ちはナカナカ、、、

https://youtu.be/tlyqz57sHgM  いや〜やっぱり、見返しておいてよかった!! 「ハリウッド版 ラ•ラ•ランド ザ•ステージ」 のチケットを妻が取ってくれたので、映画を見返したんだけど、 たくさん、感情が動いて!!...

Posted by Yuichi Masuyama on Friday, August 19, 2022

だから今回、覚悟を決めて見てみたんですけど、かぁーやっぱり滅茶苦茶ロマンティックな前半でアガルけど、後半は急降下の連続。タワー・オブ・テラーですか?

素晴らしい映画!とは思うんです!でも、辛すぎません!?鋼の心が必要ですよ、、この映画。

映画で泣きたい!!って人は良いんでしょうけど、私が泣いてたら、
「汗、落とすな!」って、妻の目つぶしが飛んできますな。サンキュー妻よ!愛してる。

 何が辛いって、やっぱり、ラストシーン。「こんな人生があったのかも」「こんな幸せな日々」って幻想を見るシーン。何ですかコレ。アラエルの精神攻撃ですか?早くロンギヌスの槍をっ!!

でも、「あの時、こうしていたら」とか、「もう一歩踏み出せていたら」な~んて思う記憶。誰にでもありますよね?
そんな”もしも”に酔うのは、甘い毒をあおって、心弱く屈してしまうような事。
血の涙を流しながらも、”今”を大切にできなければ、何を選んだとしても、、、どうでしょう?



セブが叶えた夢 ミアが叶えた夢

※ネタバレを含みます。

 この物語では、"夢"がキーワードになっている。そう感じます。セブとミアの2人は、夢が叶っていない段階では、とても幸せな日々を過ごします。でも、夢に向けて。変化があった時、2人は乗り越えられませんでした。2人の夢というのは、

セブは本物のジャズを聴かせるお店を作りたい。
ミアは女優を目指す。

でした。2人とも映画のラストに夢が叶っていました!でも、2人は分かれ、別々の道を歩んでいて、
「夢を追い求めた結果か?」とか「そもそも、こうなることは最初から必定だったのだろうか?」な~んて悩んじゃいます。

わかりませんが、更に気になったのは、ミアには娘が生まれ、旦那(グレッグ?)と幸せそうな夫婦生活を送っているのに対し、セブは独り身で幕がおりたことです。
この違い。。。何でしょう?私はすっごく気になったんです。

思うに、セブには自分の夢を一つ叶えてくれた女性。だからじゃないでしょうか?ジャズの魅力を伝えることができた女性がミア。セブが有名になってからは、一人一人にこだわらなくてもジャズの魅力を伝えられた。ミアが別れた後にも心に大きすぎて独りだったのでは?

 ミアにとってもセブは特別だったと思うけど、あの夜。セブが突然帰って来たきた夜。あの夜に埋められない心の溝ができてしまったのかなぁ。と思っています。



@you tube クリエーターの作品

 

あっきのサブスク映画レビュー
まずは、解説の作品!です!とにかくスゴイ!映画を観ただけでは知ることのできない、他作品からのオマージュについてや、ミュージカル映画に精通した方ならではの解説に、30分近い動画でしたが唸ってばかりでした!
 個人的には、ラストシーンについての、「バッドエンドじゃない」「ハッピーエンドなんだ」と言われていたことが、動画を見ると頷けて印象的でした。

 いやぁ。作品って、観て、何を感じたかが大切だと思うけど、なかなか気が付けない、感じ取れないことが
本当にたくさんあるんだなぁ。と感じた動画でした。スゴイ!



岡田斗司夫さんの作品

 オタクキングこと、岡田さんの動画は、「私には絶対気が付けなかった!」そんな感受性や、すごい観察力をお持ちなので、よく拝見しております。
 ただ、「これはこういうことなんです!」と断定している部分は、オタクらしいというか、「オフィシャルな情報ではなく、岡田さんが思うに」という点があるので、注意して、
でもそれでも、「岡田さんがどう見たのか」を知りたくて動画を見るんですけどね!

 オープニングのミュージカルパート。私は、なぁ~んも感じず通り過ぎちゃいました・・・スゴ!

VOGUE JAPAN

 映画とは直接関係はありませんが、2018年(ラ・ラ・ランド公開の約2年後)に公開された、ラ・ラ・ランドで主演女優を演じたエマ・ストーンへのインタビューの動画を張っておきます。
 ストーンさんのチャーミングな様子が魅力!の動画で、あと、主演男優を演じた、ライアン・ゴズリングさんについての、驚きの印象も話されてました。あんまり、いいイメージじゃないのね、、、


最後まで、読んで下さってありがとうございました!


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